奇声 自閉症や発達障害の子どもの行動と対処方法

奇声 自閉症や発達障害の子どもの行動と対処方法

奇声とは?自閉症・広汎性発達障害の子の奇声の原因

言葉が出ない乳児期の子どもは、声や態度で相手に伝えようとします。
発達障害自閉症スペクトラムの子どもだけでなく、言葉がゆっくりな子は、言葉でうまく伝えられないことを奇声を発して、伝えようとします。
他にも、ビックリした時に反射的に奇声を出してしまうなど、様々な状況による原因があります。
その原因と、対処方法をおつたえします。

自閉症や発達障害、言葉が遅い子どもの奇声の原因 言葉が出ないことへの対処方法

自閉症や発達障害、言葉が遅い子どもで奇声を発する子は、言葉が出てこないために奇声を発することがほとんどです。
嫌なことをされた時に、言葉で「イヤ」と言えるようになって、奇声が減る、ということがあります。
子どもの言葉にならない気持ちを代弁していくようにしましょう。
特定の場面で奇声がある場合は、理由があります。奇声の理由を表す言葉を教えましょう。

自閉症や発達障害、言葉が遅い子どもの奇声の原因 興奮した時の対処方法

自閉症や発達障害、言葉が遅い子どもは、興奮した時に、よく奇声が出る子は、極度の興奮状態を減らすと良いです。
光るオモチャなど、あまり刺激の強い物は控えると良いです。

自閉症や発達障害、言葉が遅い子どもの奇声の原因 退屈なときの対処方法

自閉症や発達障害、言葉が遅い子どもは、退屈なとき、相手にしてほしい時に奇声を出す場合は、もっと構ってほしいことの表れです。
それはママを呼んでいます
「あそぼ、だね」と言葉を代弁して、遊んであげるようにしましょう。

自閉症や発達障害、言葉が遅い子どもの奇声の原因 声の大きさをコントロールできないことへの対処方法

自閉症や発達障害、言葉が遅い子どもで、言葉がある程度出ているのに奇声が出る原因の一つは、声の大きさを、時と場に合わせてコントロールできていないことがあります。
・キーキー声
・大きい声
・小さい声
・聞こえないほどの小さい声
・色んな音

●まずは、奇声やいろんな声に名前を付けて、教えてあげると良いですね。
・怒鳴り声をあげていたら、「大きい声」
・聞こえない程の小さい声なら、「小さすぎて聞こえない」
・小さい声なら「小さい声」
自分の声が何にあたるのか認識することで、制御することが可能になります。
こんなお歌もあります。「大声出そう、”あー”、大声出そう”あー”1,2,3で”あー”」
遊びに取り入れると楽しく覚えられますね。

奇声ではなく、場に合った声を出そう
・お外では大きい声で遊ぶ
・お返事は大きい声で聞こえるように言う
・夜はみんなが寝ているから小さい声、静かに遊ぶ
・病院の待合室などでは静かに待つ
など教えていくと良いですね。

奇声を発するなど、声の音量を調節できない子には、声の大きさを数字で表して「1の声、2の声、・・・」と5段階程度に分けて教える事もあります。
本人に分かりやすい方法で教えていきたいですね。

 

また、どんな時に奇声をよく発しているのかも大事なポイントです。

多くの子が、暇な時や嫌な時、リラックスしたときに発しています。

病院の待合室などでの奇声は、静かにするように促し、何かすることを作ってあげるとよいですね。好きなおもちゃや絵本で時間をつぶすと良いですよ。

家でリラックスしているときの奇声は、禁止するのはかわいそうだし、禁止するとお子さんだってストレスが溜まってしまいますよね。

場に合わせて、対処方法や、そもそも対処をするのかどうかも考えててくと良いですね。

特に言葉が出ていないお子さんは、奇声は発声練習にもなります。そうやって見方を変えてみると、奇声自体が悪い、とは言い切れないですよね。

お子さんの良い面見えると、気持ちが楽になりますよ。