発達障害や自閉症の子どもの行動:物を投げて困る

発達障害自閉症の子どもは、物を放り投げてしまうことがいつまでも続くことがあります。
解決していくために、まずはそのときの状況を思い出しましょう。

 

どんな時に良く起きるのか、物を投げる理由を考える

どんなことに対処するときもそうですが、いつ、どんな時に起きるのかによって、対処方法は変わります。
いつでも投げるのか、気に入らないことがあると投げるのか、退屈だと投げるのか、それによって対処法は変わりますので、まず、状況から理由を考えましょう。

 

物を投げるときの理由別の対処方法

それぞれの理由に合わせて対処しましょう。

気に入らないことがあると物を投げる

気に入らないことを言葉で言えない、感情的になってしまう、そんな発達障害や自閉症の子には、「嫌だったんだね。」などと気持ちを代弁して言葉を言えるように教えましょう。
お子さんが、物を投げるのではなく、「いや」「だめ」と言えるようになると、物を投げる事がおさまります。

 

退屈になると物を投げる

退屈で物を投げる子には、そろそろ退屈して来たかな、と思ったら、外に連れ出してあげたり、楽しい遊びに誘うようにしましょう。また「遊ぼう」という言葉を教えると良いですよ。
「遊ぼう」と言えるようになると、物を投げる事がおさまります。

 

いつも投げる

いつも物を投げる子は、物に投げていい物といけない物の区別が出来ていません。
分かってやっている子も、投げてダメなものと良い物を使い分けられるように練習しましょう。

お子さんが物を投げそうになった時に手を止めて、
「そ~っと 置く」といって娘の手をもってそっと置かせます。

また、普段から何かにつけて、「そ~っと 置く」と言って物を置く練習をします。

そうするとだんだん理解していきます。

やってから、ダメと言っても効果は薄いです。
特に発達がゆっくりな子は、何をダメと言われたか分からなかったり、ダメだと分かっても癖になってしまっている(こだわり行動)こともあります。

間違った方法をする前に、正しい行動に置き換えて、正しい習慣を身に付けさせましょう。

投げていい物を渡す・一緒に遊ぶ

また、禁止するばかりではなく、投げてよいボールなどを渡して、投げることもさせてあげると良いですね。
特に、癇癪(かんしゃく)がひどい子の場合は、なるべく本人の要求を叶えてあげて、癇癪を減らしてあげる事も大切です。

投げていい物を渡す・一緒に遊ぶ

言葉が遅い、発達がゆっくり、発達障害や自閉症、グレーゾーンのお子さんを持つお母さんのアドバイザー
澄川綾乃のカンタン家庭療育(ピアレントトレーニングをしています)