自閉症児の行動特徴「おもちゃを並べる」ことを関わり遊びに発展させよう

自閉症児の行動特徴「おもちゃを並べる」ことを関わり遊びに発展させよう

自閉症の子どもがおもちゃを並べる理由

自閉症の子が、おもちゃを一列に並べる遊びが好きなのは、規則的なことを好むからだと言われています。
(幼児期の子は定型発達(発達に遅れが無い)の子でもするので、並べるだけで自閉症なのではありません。)
自閉症の子どもがおもちゃを並べるのが好きな事も、「こだわり」の一種です。
変化を好まない自閉症の子どもは、同じことや規則性によって、安心して気持ちが安定します。

自閉症の子がおもちゃを並べることで困ること

自閉症の子どもがおもちゃを並べて遊ぶと、お母さんはお子さんが「一緒に遊べない」ことを不安に思いますよね。

並べる遊びは悪い事ではありませんが、遊びに発展が無いので、他の遊びに発展させると良いですね。

 

「おもちゃを並べる」ことを関わり遊びにしよう

人と関わって一緒にする遊びに発展させるには、このようにするとよいですよ。
一人で並べるのではなく、手渡す役、並べる役、と役割分担し、「頂戴」と手を差し出させてから「はい、どうぞ」と渡す方法です。
また、ドミノ倒しのように、並べて、「じゃあ、倒すよ、それ~」と言って倒すなどの遊びもできます。

 

おもちゃを並べるのが好きな子はパズルも好き

認知を高める遊びに移行するには、パズルを始めると良いでしょう。
パズルには規則的に置くという要素が、並べる要素と似ています。
パズルは形の認識や絵柄を意識する、全体と部分の関係を認識するという様々な脳のトレーニングになります。
特に、発達がゆっくりな子は部分に捕らわれて全体を見る力が弱い子もいます。パズルで鍛えると良いですね。

最初は木で出来ているような分厚くてしっかりしたピースが少ないものから始めましょう。
慣れてきたら、徐々にピースが多い、紙のパズルに移行していきましょう。

やれることが増えてくると、こだわりも徐々に減っていきますよ。

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