言葉が遅い子の保育園 選び方と利用できる制度・療育

言葉が遅い子の保育園 選び方と利用できる制度・療育

言葉が遅い子の保育園の入園で問題になること

働きたいからそろそろ保育園に入れたい。
 
でも、言葉も発達も遅いし、大丈夫かな。
みんなと一緒に活動に参加できるかな。
偏食が激しいけれど、給食は食べられるかな。
先生の一斉指示は分からないだろうな。
そんな不安がいっぱいありますよね。
 
でも、集団に入るから、集団生活が出来るようになり、お友達を見て、頑張るようになる子も沢山います。だから、新しい集団生活のよい環境を探してあげたいですね。
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言葉が遅い子には幼稚園より保育園がお勧め

言葉が遅い子は、幼稚園より保育園がお勧めです。
その理由は、次のようなことがあります。
 
◆先生1人が持つ幼児の数が、幼稚園より少ない
◆この次に書いた加配の制度がある
>>加配制度とは?どうして必要なの?
◆教育(お勉強)よりも保育(生活)重視なところ
幼稚園では年長で、小学校の前どりの「かけ算」を習うところもあるようです。
◆幼稚園が3歳で自立してから入園するところであるのに対して、保育園は0歳から保育される場であるため、自分でまだ上手に出来ない子に丁寧に教え、関わって下さる。
 
というようなメリットがあります。
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言葉が遅い子も安心の加配の療育制度

言葉が遅いこのために、保育園では、国の制度で言葉や発達が遅い子の3人に1人、先生を追加する「加配」という療育制度があります。
従来から私立のお寺の保育園などでは利用できないところもあるようですが、公立保育園や、近年民営化された保育園では加配制度が使えます。
 
加配制度を使うためには、市によって違いますが、岐阜市の場合は岐阜市の「判定会議」にかけてもらって、必要かどうかを判断することになります。
 
実際は先生を1人増やすというより、先生1人に言葉が遅れている子を3人まで受け入れる、という風に運営されているようです。
 
この加配の制度ですが「集団生活になじむ程度の障害」とされています。
というのは、保育園は、障害や発達の遅れの専門機関ではないためです。
 
また、お子さん自身の成長を考えたときに、加配の先生が居てくだされば、みんなと一緒に集団生活を送ることができそうなら、保育園で成長していくことが見込めますね。
 
でも、誰かがそばにいても、一人で好きな事をやって一日過ごしてしまう場合は、児童発達支援施設でしっかりと自分の身の回りの事(着替え、食事、トイレなど)が身につくように、手厚い療育を受ける方がお子さんのためになることもあります。
 
どちらが向いているのかは、お子さんによって違いますね。
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言葉が遅い子も安心の保育所等訪問支援事業という療育制度

言葉が遅い子のための制度として、保育所等訪問支援事業という療育制度で、療育の専門家である訪問支援員が保育園や幼稚園に行って、保育士にお子さんへの関わり方をアドバイスしてくれる制度があります。
 
 

お子さんに合う保育園を探そう

言葉が遅い子でも利用しやすい療育制度が沢山ある保育園。
上手に利用しましょう。
そのためには、お子さんを連れて見学に行かれたり、園長先生や主任先生とお子さんの事をよく話し合われてから入園されると良いですよ。
 
うちの息子も、保育園の先生方に温かく見守られ、大切にされて育ちました。
こちらの、私の発達障害(自閉症)育児 保育園の先生方への感謝の記事にも書いていますが、良い保育園との出会いは、子どもを成長させるとともに、親の大きな支えになります。
 

保育園に通っている子が利用できる療育の制度はこちら

保育園に通いながら、一時的に保育園を抜けて、市町村の療育や、病院で行っている言語療法作業療法などの療育サービスを受けている子もたくさんいらっしゃいます。
 
制度を上手に利用すると良いですね。以下に詳しく書いています。
>>療育とは・発達障害や自閉症の子の日本の療育の種類と選び方
>>言語療法(ST)とは?発達障害の幼児の言葉の療育について
>>作業療法(OT)とは?自閉症スペクトラムの療育の意味は?
>>療育で効果がない・意味がないと感じる理由と絶大な効果の家庭療育とは?