言葉の発達段階の順番(幼児期)と出てこない時の引き出し方

言葉の発達段階の順番(幼児期)と出てこない時の引き出し方

子ども・幼児の言葉の発達のおおよその順番
目安の年齢と言葉

幼児期の子どもの言葉の発達の順番には、おおよそ決まっています。


順番を飛ばして焦って先に進もうとしても、基礎である前段階を習得していないと、次の段階へ進むのは難しい事も多いです。
このステップは、ママが子どもの言葉や発達を引き出す家庭療育の順番でもあります。
お子さんの状況を把握し、言葉の発達の順番にできるようにしていくと良いですね。

幼児期の言葉は、次の順番に発達していきます。
言葉の発達段階の順番
 

1歳前後の幼児期の言葉の発達

◆喃語を言う

1歳前のお子さんの言葉の発達は、ばぶばぶ、のような喃語を言います。


喃語が少ない、音の種類が少ないお子さんにはこちらの方法 喃語とは?言葉が出ない子から最初に引き出す言葉はで言葉の発達を促しましょう。

言葉の発達は0歳の喃語から
 

◆音を発する

1歳前のお子さんの言葉の発達は、動物の鳴きまね、サイレンやインターホンなど音のまねを言うと喜んだり、まねをしたりします。
滑り台を滑る音「シュー」/車の音「ブーブ―」 ・・・など。
1歳前後の言葉の発達段階:音を発する
 

◆初語、幼児語

ママ、パパ、まんま・・・など。
1歳前後の言葉の発達段階:初語マンマ
 

この時期には、口形模倣・口角模倣をできるようにする
音声模倣・まねをできるようにするも行いましょう。

 

1歳前の言葉の発達は、初語と言う初めての言葉が出たり、幼児独特の幼児語が出ます。


知らないママも多い!幼児語とは?例と、幼児語が嫌いなママはご注意「言葉の発達が遅れる原因」になることも・・・こちら、幼児語を使ってこなかったママ必見です。

言葉の発達段階:幼児語あんよ、など

1歳から2歳前後の幼児期の言葉の発達

◆一語文(1つの単語から成る文)の名詞や要求語

1歳から2歳前後の言葉の発達は、単語一語で要求するようになります。
ジュース/バナナ/みかん/ちょうだい/とって  ・・・など。
単語で要求出来ない子には、こちらの 言葉の発達を促し、要求語を言えるようにするにはで、まずは一語文から引き出しましょう。
言葉の発達段階:単語
 

言葉が発達していない子どもは、大人の手を引いて要求するクレーン現象がよくあります。言葉に発達させるために、こちらの、クレーン現象とは・種類と対処方法を参考にしてください。

 

言葉が発達していない子どもは、奇声をよく出します。こちらの、奇声とは?種類と原因と対処方法を参考にしてください。
言葉の発達段階:クレーン現象
 

また、言葉が遅い子は、発音が悪い子も多いです。発音が悪いから聞き取れない、言葉を話しているのに周囲が気付かないことがあります。発音については、こちらの、発音が悪いのは直した方がいい!?直し方は?「発音矯正の問題」にお答えます、を参考にしてください。

 

言葉を理解していなさそう、呼んでも振り向かない、など耳の聞こえが心配な方は、こちらの、聴力検査・耳の聞こえの検査とは?言葉が遅い幼児期の子どもの場合、を参考にしてください。
言葉の発達段階と耳の聞こえの検査について
 

◆語彙を増やす、形容詞や動詞も増やす

2歳の頃の言葉の発達は、語彙が爆発的に増えていき、色の名前や大小を表す形容詞も使えるようになります。
語彙が増えて行かない子には、日常の中だけでなく、絵本やカードも用いて教えていきましょう。
語彙が少ない子には、こちら言葉が遅い子の語彙を増やすにはを試してみてくださいね。

 

◆この頃の言葉の発達は、オウム返しをする子もいます

1歳から2歳前後の言葉の発達は、大人の言葉を真似して言おうとする姿が見られます。
まねの仕方が不自然だったり、オウム返ししか言わない、と残念がるママがいらっしゃいますが、実は、オウム返しをうまく利用して言葉を教え、発達させる事ができます。
こちらの、オウム返し・エコラリアがあるけれど発達障害や自閉症なの?オウム返しを利用した言葉の教え方を参考に、オウム返しから言葉へ変えていきましょう。
言葉の発達段階:オウム返し

 

1歳6カ月~2歳6カ月頃の幼児期の言葉の発達

◆二語文(目的語と述語などの2つの単語から成る文)での要求

1歳6ケ月から2歳6ケ月の頃の言葉の発達は、単語二語を繋いだ簡単な二語文を言うようになります。
みかん とって/りんご ちょうだい/ジュース のむ/パン たべる ・・・など。
二語文がまだ言えない子から引き出すために、こちらの言葉が遅い子が二語文を言えるようにするにはを試してみましょう。
また、二語文が少ない原因はこちら、言葉が遅い子の「動詞が少ない」「やって」しか言わない理由と教えたい言葉を参考に、使える日本語を増やしていきましょう。

 

2歳頃からの幼児期の言葉の発達

◆三語文(主語と目的語と述語などの3つの単語から成る文)での要求

2歳を過ぎる頃の言葉の発達は、三語文も出始めます。
ママ ジュース ちょうだい/●●くん ジュース のむ/●●くん バナナ ほしい ・・・など。
三語文が少ない子のママ必見、こちら言葉が遅い子が三語文を言えるようにするにはで、引き出していきましょう。

 

2歳6ケ月頃からの幼児期の言葉の発達

◆多語文(4語以上含まれている文)

2歳6ケ月頃の言葉の発達は、三語文にさらに単語が含まれた四語、五語、というような多語文が出るようになります。
三語文より単語の多い文は、四語文などとは言わずに、多語文と言います。
言葉の発達段階:多語文

 

◆シンプルな事実や、因果関係のある2つの文

2歳の終わりころには、多語文が更につながって、文章らしくなっていきます。
ママ お風呂 入る/ぼく お風呂 入る/
かきごおり おいしい、もっと たべる/
ぼく のど かわいた、ぎゅうにゅう のむ ・・・など。
言葉が遅い子が長くお話できるようにするには:多語文・三語文を繋ぐ方法で三語文以降の言葉の発達を促していきましょう。

 

◆未来、過去、仮定、条件、受け身の入った文を使う

3歳頃の言葉の発達は、未来、過去、仮定、条件、受け身などの入った文も使えるようになります。
あした はれたら こうえんに いきたい/
もし あめだったら こうえんに いかない/
友達に たたかれた、おやつをもらった・・・など。

 

◆助詞や物の単位など 日本語を正しく使えるようになる

3歳頃の言葉の発達は、助詞や物の単位を使えるようになっていきます。
おやつがほしい、ぼくも行く、など、助詞が正しく使えるようになります。
1個、3本、5枚など、物を数える時に正しく単位が使えるようになります。

 

2歳から5歳の幼児期の言葉の発達 質問にこたえること

◆質問に答える

2歳から5歳頃の言葉の発達は、上記のそれぞれの会話について、質問にもこたえられるようになっていきます。

 

2歳前後の言葉の発達は、2択の質問に「うん」「ううん」「いや」「こっち」など、言葉や指さしで答えたり、「何?」や「誰?」と聞かれて、単語でこたえることができます。


2歳頃からは、「どこ行く?」に「公園」、「何してる?」に「積み木」などの単語で答えられるようになります。

 

3歳の言葉の発達は、毎日繰り返し自分がすることについての質問には、一通り答えられるようになります。


3歳から4歳頃の言葉の発達は、簡単な質問から、徐々に長文をつなげて説明することができるようになっていきます。

 

まだ会話が出来ない子には、こちらの方法幼児期に言葉が遅い子は質問に答える練習をするで、質問にこたえる練習から始めましょう。

 

ここまで、言葉を引き出す関わり方について、詳しく書いてきました。
読んでいただいて分かるように、幼児期の言葉の遅れは、ママの日々の声掛けによって、大きく取り戻すことが出来ます。
こちらに、2歳や3歳の幼児期の言葉(遅れや出ないなど)で見直したい関わり方ご家庭でできる家庭療育方法
について詳しく書いていますので、参考になさってくださいね。

 

幼児期の子どもの言葉発達を促すママの関わり方:家庭療育方法お伝えしています。

 

一人で心細い方には言葉集中療育プログラムこちらのプログラムでバックアップしています。