マッチングとは!?自閉症のABA行動分析のマッチングも生活の中の機会を利用

マッチングとは!?自閉症のABA行動分析のマッチングも生活の中の機会を利用

マッチングとは!?

マッチングとは、物と物が「同じ」だと教えるために、同じものを重ねたり、「同じ物はどれ?」と聞かれて指をさしたりします。
 

自閉症の療育でどうしてマッチングを行うのか 言葉の覚え方

自閉症の子は、本物と、写真を見たときに、同じものだという認識が持てなかったり、写真では分かっても、絵になると同じだと分からなかったりします
 
同じという概念を覚えて(マッチング)、同じを探す練習をすると、これらを少しずつ克服していきましょう。

マッチングが出来なくて困ること

同じという概念は、「実物と実物が同じ」「実物と写真が同じ」「実物と絵(イラスト)が同じ」、そして最後に、「実物と言葉で言っていることが同じ」というように認知の能力が上がっていきます。
だから、マッチングは、言葉を理解する力をつけているとも言えるんですね。

また、実際の生活上においては、スプーンと言ったときに自分が使っている赤色のスプーンしかスプーンではなく、保育園で使う銀色のスプーンをスプーンと思えない、自閉症の子もいます。

こんな違いも!子どもが言葉を覚える方法と自閉症の子の違いとマッチングの必要性

ママが赤いカバンを見て、「赤いね」、赤い折り紙を見て「赤いね」と言った時、定型発達の子は、2つの共通性を正しく認識し、ママは色のことを「赤」と言っていることに気付きます。
そうやって、子どもは言葉を覚えていきます。
 
一方、自閉症の子は、物を見る時に、独特の見方をします。
自閉症の子どもは、赤いカバンと赤い折り紙を見たときに、色ではなく、四角い形が色だと思う事があります。
 
これは、自閉症の子どもは、ものを見たときに全体が視界に入らず小さな部分だけを見てとらえてしまって、他の物と類似する特徴をとらえてそれに「言葉」で名前を付けること(この場合は「赤色」と名前を付けること) が苦手な事などが原因です。
 
マッチングを覚えて、生活の中の言葉を上手に覚えて行けるようにしていきましょう。
自閉症児は見え方が違う|澄川綾乃のカンタン家庭療育お椀のマッチング|澄川綾乃のカンタン家庭療育
お皿のマッチング|澄川綾乃のカンタン家庭療育
 

ABA行動分析の家庭療育で行うマッチング

ABA行動分析で通常行われるマッチングは、机に向かって、お椀はお椀の上に、お皿はお皿の上にのせる、ということからやっていきます。
その物の種類を増やして、教えていくんですが、長時間、机に向かっては、辛いですよね。子どもも、やらされている気持ちでいっぱいになってしまいます。うちの息子は出来ませんでした。
 

澄川綾乃のカンタン家庭療育で行うマッチングは機会を利用

澄川綾乃のカンタン家庭療育は、机に向かわせるコンプライアンス前提の療育ではなく、生活の中の機会を利用して行います。
マッチングでおわんを重ねることも、お勉強の時間にやるのではなく、食器のお片付けの時にやってもらいます。
そうすることで、お手伝いが出来る子になるんです!
お手伝いが出来る子に育てよう|澄川綾乃のカンタン家庭療育
 
また、イラストや写真のマッチングも、おもちゃのお片付けボックスに、それぞれの入れる物の写真を貼れば、イラストや写真(二次元)と実物(三次元)のマッチングもできます。
すると、お片付けが上手な子に育ちます。
そうやって、生活の中の機会を上手に利用して行けば、ホームセラピーに大幅な時間を取られる必要もありませんね。
澄川綾乃のカンタン家庭療育では、そんな無理なく楽しくできるパーソナルプログラムを作ってバックアップしています。