発達障害や言葉が遅い子の家庭療育方法

就学までに身に付けたい 文字を書く基礎

お子さんは、お絵かきが得意ですか。
実は、お絵かきは、文字を書くための基礎になるんです。

だから、絵を上手に描けることも大切ですが、線を上手にひけることも大切なんです。

こんな風に、横線や縦線を練習すると良いですよ。
最初はまっすぐに長く引くことから練習しましょう。
カンタン家庭療育 就学までに身に付けたい文字を書く基礎

最初は、お母さんが手を添えて「たて、たて、たて、・・・」と言いながら、言葉と一緒に縦線を教えてあげましょう。

次に「よこ、よこ、よこ、・・・」と教えてあげましょう。
両方書いたら、「チェック」と教えてあげてください。

この練習に慣れてきたら、「長く、長く、長く」「まっすぐ、まっすぐ、まっすぐ」などの声掛けもしていきましょう。

こうやって、その場で何度も何度も言って言葉を聞かせること、目の前の事の名前を教えることで、言葉が遅いお子さんも、言葉を覚えていきます。

上手にまっすぐに引けるようになったら、自分の書きたい長さで書く練習もしてみましょう。
数字の「1」なんかを練習してみると良いですね。