自閉症スペクトラムの息子が1歳の頃の特徴
自閉症スペクトラム障害と診断された息子。1歳の頃は、こんな特徴を持った子どもでした。
自閉症スペクトラム障害と診断された息子は、生後7ケ月の頃に、英語のDVDを見ながら、青い色を「ブルー」と言ったことがありました。でもそれは一度っきりの言葉でした。
そのように、1歳前後で、一度言ったっきりの言葉を数えると10くらいありました。
でも、意味のある使える言葉として毎回言う、という事は、1歳の頃も2歳の頃も無く、1歳半健診で言葉の遅れを指摘され、3歳半で家庭療育を始めるまで、言葉で要求することはありませんでした。
1歳半 英語のアルファベットを指差しすることができていました。
右手に持っているタオルは、息子の0歳の頃からの精神安定剤のようなもので、いつも持っていました。
自閉症スペクトラムの息子が1歳の頃は、目が合わないと思う事はあまり無かったように思います。
1歳の頃は、私の靴を玄関で履いて、(ママのを履いたよ!)と嬉しそうな顔をしていたので、人の物と自分の物の区別や、人の真似をする、人の反応を見るということは出来ていたように思います。
息子が1歳半の頃に娘が生まれても、息子は赤ちゃん返りすることはありませんでした。
でも、娘に対する興味や、お兄ちゃんとして関わることについての理解はあったようで、撫でたりして可愛がっていました。
私が、いつも二人を連れて児童館などに行っていたため、息子も娘をよく意識していました。
立つ事や歩くことが少し遅かった息子。
1歳になった頃は、まだハイハイもよくしていました。
1歳になってようやく、つかまり立ちをし、伝い歩きをするようになり、1歳3ケ月に一人で歩けるようになりました。
自閉症スペクトラムの息子の1歳の頃は、こんな風に、お庭の石で遊ばせたり、保育園の園庭解放に参加して、砂遊びをさせていました。
自閉症スペクトラムの息子の1歳の頃は、お部屋で遊びときは、こんな風に積み木を積んで、自分で倒したりして遊んでいました。
自閉症スペクトラムの息子の1歳の頃は、一人で遊ぶことが多く、一緒に遊ぼうというような、何かしてほしいと求めてくることは少なかったように思います。
私自身も、息子が初めての子どもで、息子以外の子どもをよく知りませんでした。
0歳の娘も生まれたばかりだったため、一人で遊んでいる息子が育てやすい子だと思っていました。
自閉症スペクトラムの息子は、0歳の頃から自分でスプーンやフォークを持って食べることが好きで、1歳の頃も上手に自分でスプーンやフォークを持って食べることが出来ました。
こちらが出した物はなんでも食べる子どもだったので、私も安心して、手の込んだものは作る余裕もなかったので、代わり映えのしない食事だったと思います。
娘の出産前後、自閉症スペクトラムの1歳半の息子を、2ケ月程、保育園へ入園させました。
保育園に入園してすぐの頃でも、自閉症スペクトラムの息子は、私と離れて明日預けられる時に泣くということは無かったように思います。
それでも、やはり寂しかったようで、いつもタオルをチュッチュと口に持っていって吸っていました。息子には、タオルが精神安定剤のようなものでした。
寂しいからと言って、保育士に抱っこを求める、というような事は有りませんでした。
こちらの写真は、キャリヤに乗って、みんなとお散歩に出かけるところ。
乗るのを嫌がるようなことは無かったようで、みんなと集団行動も出来ていました。
みんなを見て、まねして活動も出来ました。
自閉症スペクトラムの1歳半の息子が、保育園の他の子どもと違ったのは、言葉の指示が分からない事、言葉が喋れない事、一人で行ってしまう事がある事、一人遊びが多い事、活動に参加できないことがあること、遊具にあまり興味が無くて、公園を走り回る事、でした。
自閉症スペクトラムの1歳の頃の息子は、言葉が言えなかったために、癇癪がおおく、何か気に入らないと、立った姿勢からいきなり後ろへひっくり返って頭を打ち付ける、という行動をしました。
次第にエスカレートして、床に自分の頭を何度も打ちつける自傷行為が始まり、それによって、大人に自分の気持ちをアピールしました。
これが一日に10回以上あったと思います。これには、本当に悩まされました。
また、多動傾向でよくうごきまわる息子の体力を使うためでもあります。
(のちのち、医者に多動の薬を勧められることとなり、移動支援も利用することになります。)
こちらに、これまでの息子を育ててきた記録を書いています。
良かったら参考にしてくださいね。
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