認知:次や前を教える

「次」や「前」という言葉は生活の中で教えると良いですね。
こんな言葉の教え方は、以下のように教えていきます。

◆前、後ろを教える。
・席に座っているとき、立っているときに、「前」と言って手を添えて体を前へ押します。
・後ろも同様に後ろに押して教えます。
食事の時など、「席をもっと前」などと、繰り返すと良いですね。

・お洋服を上向きに床に広げて、首の襟のところをなぞり、「こっちが前」と教えます。

◆次を教える。
・ブランコを交代するときや滑り台のときも「今お友達の番だよ。次は○○くんね」と教えましょう。
・本をめくるときも「次」と言ってめくりましょう。慣れてきたら「次のページ」「次は何が出てくるかな」と言いましょう。
・おやつを配るときに「最初は○○ちゃんね、次は○○くん(本人)ね」と言ってから配ります。
・おもちゃで遊ぶときに「最初は○○ちゃんね、次は○○くん(本人)ね」と言ってその順に遊ばせます。
・慣れてきたら。順番を反対にして、最初を本人にしてみましょう。

 
 
言葉が出ない、言葉が遅い、発達がゆっくり、発達障害や自閉症、グレーゾーンのお子さんを持つお母さんのアドバイザー
澄川綾乃のカンタン家庭療育(ピアレントトレーニングをしています)