言葉や発達の遅れがある子には絶対に怒ってはいけないの!?

自閉症発達障害)、子どもの発達言葉の発達の遅れ
がある子は、怒られると、怖いという気持ちが先に来ることがあります。
そうすると、どうして怒られているかではなく、怒られたという気持ちだけが残ります。
怒られた理由が理解できなければ、怒ることは逆効果で、自信を喪失するだけになってしまいます。

 

怒るより、ダメな理由を説明する、正しい行動に置き換えてやり直しすることが大切です。
そして、予測が出来る場合は、ダメな行動をする前にとめて、正しい行動をさせます。
正しい行動を習慣化させるのです。

 

まだ何が正しいかが分からないうちはそのようにします。

 

子どもはだんだん成長していきますから、徐々に、自分の行動が良いのか悪いのか分かってきます。
そうなってきたら、怒ってやめさせることもできるようになりますよね。

 

自分の行動の良し悪しが分かり、人目を気にするようになると、人目を伺いながらいたずらをするようになります。お子さんの様子から、成長が分かりますね。

 

怒って育てるのは、良い事ではありません。
しかし、だからといって、全然怒らないのもどうかな、と思います。

小学校、中学校、高校、社会に出て・・・先を考えれば、怒られるという経験は必ずするはずです。
怒られるのが生まれて初めてということになると、その時にパニックを起こさずに正しく怒られた理由を考えることができないのではないか、と心配ですよね。

 

出来るだけ、将来手助けが無くても生活していけるように、普通のことは普通にできるように、手助けはだんだん減らしていくのが理想ですね。

言葉が出ない、言葉が遅い、発達がゆっくり、発達障害や自閉症、グレーゾーンのお子さんを持つお母さんのアドバイザー
澄川綾乃のカンタン家庭療育(ピアレントトレーニングをしています)