感覚統合にバトミントン 自閉症・多動の息子は元気いっぱい
2018年5月16日9:43 AM カテゴリー:言葉が遅い・自閉症やADHD(発達障害)・知的障害をもつ息子の育児ブログ
冬に落ち着いていた息子の多動が、春になって、そわそわし始めました。
家の中では、ミニカーを乗り回し、トランポリンも良く飛ぶようになりました。
そこで、なるべく、家の外で、スポーツをすることにしました。
多動の子は、身体を動かす時間を作って発散させることで、
勉強するような落ち着くことが必要な時とのメリハリをつけることができます。
スポーツも、上手に出来るようになるまでに、他の子より時間がかかることも多いです。
それでも、毎日コツコツと継続すると、上手になります。
自閉症の子は、こだわりがありますよね。
そのため、息子は、気に入ると、何度も何度も練習します。
定型発達の娘よりも、過集中なので、好きなことは、上達していきます。
最近は、私と娘がバトミントンをしているため、息子も興味を持ちました。
上手に打っていましたよ。
バトミントンは、一人ですることもできますが、人と打ち合うため、人に合わせることが大切。
自閉症の子は、集団でのスポーツは苦手だったりしますが、
バトミントンは大人数ではなく2人でできるので、始めやすいですね。
バトミントンは、試合になればルールも出てきます。
興味が出てくれば、ルールを覚えて出来ることも目指していきたいです。
バトミントンは、左手で羽を持って、そこへ右手で持ったラケットで打ちます。
目で見て距離を把握して、ラケットで打つ。
飛んできた羽の位置にラケットを持って行き、打つ。
こういう、見たことに合わせて、左右の手をそれぞれ動かして、1つの動きをするのが感覚統合です。
バトミントンは、ラケットを当てるため、難しい。
出来ない子は、まず、お手玉のように、上に投げて受けることから練習するとよいですね。
落ちてきたお手玉をキャッチする。
まずは1つのお手玉から。慣れてきたら2つに増やすと良いです。
1つは上へ投げる、もう1つは左右の手で持ち替える、これが難しいです。
難しいことはスモールステップで取り組んでいくと良いですよ。
そして、一時期、補助輪ありの自転車に戻ってしまっていた息子も、補助輪無しの自転車に復活。
乗らない時期があると、身体の感覚を忘れてしまうようです。
最近、補助輪無しのバランス感覚を思い出したようで、ふらふらすることもすくなくなりました。
自転車は、手でハンドルを操作し、足で漕ぐので、こちらも感覚統合の訓練になります。
こちらは、布団で跳び箱をしているところ。
雨の日や夜は、家でできる運動が良いですよね。
跳び箱も、手をかける位置、跳ぶ位置を考えながら、手をついて足で飛ぶ、という、
別々の動きを含んだ1つの運動なので、感覚統合の訓練になります。
空いた時間をうまくつかって、楽しくストレス発散していきたいです。