私の発達障害(自閉症)育児 縄跳びの練習方法 感覚統合の問題
2014年9月27日8:00 AM カテゴリー:言葉が遅い・自閉症やADHD(発達障害)・知的障害をもつ息子の育児ブログ
こんにちは。
発達障害・自閉症のお子さんをもつお母さんのアドバイザーの澄川綾乃です。
保育園の先生から、息子は縄跳びができない、と聞いていました。
多動傾向でよくうごきまわる子でしたが、縄跳びは好きではなかったようです。むつかしいからでしょうね。
(のちのち、医者に多動の薬を勧められ、移動支援を利用することとなります。)
縄跳びの難しさ
縄跳びって難しいですよね。
縄を回すのが難しい上に、飛ばないといけない。
それを両方、タイミングを合わせてやらないといけない。
このような同時操作は、感覚統合が苦手な子どもには、とても難しいんです。
こういう難しいことは、どちらか片方だけをまず練習すると良いですね。
縄跳びの飛ぶ練習
だから、まずは飛ぶことから始めていました。
回して飛ぶイメージを先に付けたかったので、フラフープを使って縄跳びの練習をしていました。
このように横に回すのではなく、縄跳びの練習では、縦に回します。
すっかり慣れたので、縄跳びを買ってきて、本物を渡しました。
そうしたら、縄跳びを回して飛ぶことができました(*^o^*)
まだまだ回し方がぎこちなくて、縄もヘナヘナですが、毎日練習して、スムーズに回せるようにしようと思います。
実は、毎日練習するためには、なんでもお家の中でやると便利です。
どうしてかというと、お家の外となると、夜はなかなか難しいですよね。
雨が降ったらできないし。
子どもが外にいると、自分も外で見てないといけないし。
でもお家の中だったら、時間も場所も選ばないんです。
家の中で練習していたら、お母さんの家事も進みますね。
だから、うちは鉄棒の練習も縄跳びの練習も全てお家の中で練習しています。
お子さんの出来ないことを出来るようにしてあげるためには、学べる環境を整えてあげること、教え方を工夫することが大切です。
縄跳びの縄を回す練習
フラフープが回せるようになったら、縄を回す練習をしましょう。
縄跳びを半分にして、両方の持ち手を片手に持って、まずは片手だけ回す練習を、左右行いましょう。
縄跳びを回して飛ぶ練習
縄跳びを片手ずつ上手に回せるようになったら、片手で回した状態で、ジャンプも一緒に行いましょう。
左右のどちらの手で回してもスムーズに飛べるようになったら、実際に縄をまたいで飛ぶようにすると良いですね。
このように、1つの事も小さなスモールステップに分けて教えていくと、上手に出来るようになりますよ。
スモールステップでの教え方はこちら
>>家庭療育方法一覧
>> 発達障害や自閉症の子の行動:同時に2つの動きをすることが苦手なことについての対応方法
>> 感覚統合とは?発達順の問題点と家庭での改善方法
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