浴衣を着られる余裕も出てきました
2019年8月20日6:25 PM カテゴリー:言葉が遅い・自閉症(発達障害)の息子の育児ブログ
お盆に、子ども達と花火を見に行ってきました。
岐阜の花火は、来場者数が27万人という事で、見失ったら最後、
見つけることは不可能ではないかというくらいの人込みです。
だから、しっかり手をつなぎます。
でも、花火は夜という事もあり、夜は一人で歩くのは息子は怖いようで、
一人で走り去ることはないため、その点は助かります。
また、花火はじっと見るものという認識が息子にもあるため、
多動傾向の息子も、じっと花火を見て、楽しんでくれています。
それで、数年前から落ち着いて見ることが出来ています。
そこで、何年振りか、私も浴衣を着ました(*^▽^*)
浴衣を着て、下駄をはきました。
浴衣って、息子を追いまわしていた頃には、着ることが出来ませんでした。
息子が小さい頃は、お化粧すらする余裕がなく、
ノーメークで、服も動きやすい服でした。
ずっと、自分の事は後回しにしてきたので、
やっと浴衣を着る余裕が出来たことが、とてもうれしかったです。
子どもは年々、成長します。
言葉が遅くても、発達がゆっくりでも、自閉症でも、多動でも、
その子なりのペースで成長します。
その成長を楽しんでほしいと思います。
3万発も上がる花火は、数だけでなく、珍しい形の花火も多く、
それはそれはきれいです。
(スマホの写真では綺麗に取れないため、ここに綺麗な写真が載せれなくて残念です。)
ここまでなら、とてもいい気分で一日を終えることが出来たのですが、
この後にオチがありまして・・・
この写真の草むらの下、黄色に光る1列の光、ありますよね。
これ、実は屋台なんです。
それを見てなのか、息子が「チョコバナナ・・・」と言い出したのですが、人ごみの中、買いに行くのをしぶり、「お家で作ろう」と提案し、その場、収まったかと思えたのですが、帰りの車の中で息子は娘に八つ当たりして、2回も叩いてしまいました。
幼児期なら、なんでも買って、
言葉で伝える気持ちを育てようとか、言葉の力を伸ばそうとも思うのですが、
小学校4年生にもなると、「いいかげん、すこしぐらい我慢しなさい!」と思いますよね (-“-)
叩いたことも叱り、「なんでも買ってもらえるわけじゃないんだよ」と我慢するよう、言いました。
息子も、以前のような30分もの癇癪ではなく、10分ほど怒っていましたが、
その後はけろっとして、家でチョコバナナを作った後は、娘に謝っていました。
癇癪が起きないようにすることも大切だけど、
いつも思い通りでは、我慢の気持ちもつかないので、
どっちを優先するか、なのかと思います。
だから、癇癪対応って難しいですが、あまり、これが正しい、ばかりでもないので、
その時その時で、対応していけばいいと、私は思っています。
そして、言葉が分からないと思わず、しっかり理由を話してあげると、
相手の気持ちも考えられるようになっていきますよ。