言葉が遅い・自閉症(発達障害)の息子の育児ブログ

子どもと楽しく会話するってどんな会話 言葉が遅い息子とおやつタウンに行ったことを例に

言葉が遅い子どもを育てていると、

子どもに話しかけているようでいて、いつも同じ事しか言っていないってこと、ありますよね。

 

私も、昔、療育の先生に、「お子さんが興味を持っていることを話してあげてください。」とか、「一緒に遊んでいることを言葉で話してあげてください。」

と言われましたが、

話しかけても聞いていない、理解していないみたい、興味がなさそう、など、

子どもの反応を見て、すぐにあきらめていました。

 

それで、息子が3歳や4歳の頃は、日常生活のルーティーン(ご飯、トイレ、お風呂)の指示しか話しかけていなかったように思います。

 

あの頃は、子どもとどんな会話をしたらいいか、イメージがわいていなかったんだと思います。

家庭療育プログラムでマンツーマンのサポートをしているときも、

「そんなに話す事ってあるんですね。全然喋ってなかった」とよく言われます。

 

子どもと楽しく会話する、っていうイメージが持てない方のために、

今日は、息子との会話をお伝えしたいと思います。

 

先日、自閉症で言葉が遅い息子と、娘をつれて、三重県にある「おやつタウン」に行ってきました。

 

2階・3階にある、高所のアスレチック遊具をしたり、おやつ作りをしました。

 

帰りの車の中で

「おやつタウンはどうだった?楽しかった?

ロープをして、高いところをあるくのは、こわかった?」と聞くと、

息子は「こわかった!こわ!!こわかった!!」と、さも怖そうに教えてくれました。

 

 

「最後まで出来た?途中まで出来た?」と聞くと、息子は

「途中まで出来た!」と教えてくれました。

 

とても怖いアスレチック遊具で、私もやりましたが、3つめで断念。

命綱のロープだけつけて、2階の手すりのない丸太の上を歩くことが出来ませんでした。

 

息子は、そのだいぶ先まで行っていましたが、

途中で「怖い!怖い!!」「あー!ぎゃー」というような声が聞こえていました。

 

 

「そうだね。怖かったから、最後まではいけなかったね。途中までだったね。

でも、楽しかったでしょう?」と聞くと

「楽しかった♪」とうれしそうに言ってくれました。

それを聞いて、私も、連れて行ってあげて良かったなあと思いました。

 

言葉が遅い子どもと楽しく会話するってどんな会話 息子を例に

 

それから、息子と、おやつタウンで作ったおやつのことも話しました。

マイベビースターで、好きな味のベビースターラーメンを作る体験について、

「白いベビースターにソースをかけて味付けしたね。何の味にした?ソースは何にしたの?」

「キャラメルソース」と教えてくれました。

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チョコクランキーで、ベビースターをチョコで固めた物を

「チョコレートをどうした?」「溶かした!」

「溶かして?型に入れたね。型は、どんな形だった?形は?」「ハート」

「うん、ハートと、他は?もう1つは?」「星」

「型に入れて、どうしたの?」「冷やした」

「冷やしたらどうなった?」「固まった」

とお喋りしました。

 

言葉が遅い子どもと楽しく会話するってどんな会話 息子を例に

息子と車の中で、今日を振り返って、あらためて、今日一日、すごく楽しかったなあって思いました。

楽しかった一日がよみがえって、思い出して幸せな気持ちになりました。

 

 

出来事を振り返る会話の意義って、これなんですよね。

だから、定型発達の子どもは、自分がして来たことを、聞いて聞いて!と

沢山話してきます。

 

自閉症の子どもも同じ。ただ、うまく言えないだけなんです。

 

息子がまだあまり喋れない頃は、どうせ話しても分からないって思っていました。

ある程度喋るようになってからは、聞き出さなきゃ、と、質問ばかりしていた時期もあったと思います。

でも、テストのように質問されても、子どもは、喋るのが楽しくなくなってしまう。

 

大事なのは、まずは、喋りたいと子どもが思うことだ!と、息子を育ててきて思います。

まずは、子どものうれしい気持ちになることをいっぱい喋って、聞かせてあげること。

 

現在の会話も、過去の会話も、こっちが話していることを理解出来るようになったら、

今度は子ども自身が上手に話せるように、

子どもの言葉を補って、大人が子どもの言葉を育ててあげることが大切なんだ。

 

私がこのことに気づいたのは、小学校に入ってから。

支援学級の先生の接し方を見て、分かりました。

 

息子は小学生からこのような会話をしてきましたが、

過去の振り返りの会話は、大人主導の部分もまだ残りますが、出来るようになりました。

だから、小学生だから言葉が伸びない、ということはありません。

あきらめないでほしいと思います。

 

ただ、幼児期の方がよく伸びます。

3歳や4歳前半の、自分の息子と同じくらいの会話力かな、という子が、

家庭療育プログラムに取り組んで頂いて、言葉の遅れを取り戻していく様子を見ていると、

やはり早いにこしたことはないなあと感じます。

 

今回、このお話を書こうと思ったのは、

「言葉の遅れを取り戻す」ということだけでなく、

子どもと会話が出来るようになったら、こんなに楽しい、ということをお伝えしたくてお書きしました。

私もうれしかったし、息子も共感してもらえてうれしそうでした。

 

かつての私のように、

何を喋ったらいいか分からない・日常のルーティーンしか話していない、

子どもに話させよう話させようとしてしまい子どもも嫌がって親も不機嫌になる、

そんな会話をしちゃっている方に、

子どもと楽しく会話をする方法をお伝えして、マンツーマンのサポートをしています。

 

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言葉は喋れるけれど、一方的に子どもが喋っているだけ、

親子で楽しく会話したい!という方も、是非、ご相談くださいね。

 

 

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