言葉が遅い・自閉症(発達障害)の息子の育児ブログ

自閉症の息子初の宝石探しから 自閉症の子の理解ってこんな風に限定的

自閉症の息子初の宝石探しから 自閉症の子の理解ってこんな風に限定的

自閉症の息子と初めて宝石探しをしました。

その出来事を例に、
自閉症や言葉が遅い子の理解ってこんな風に限定的だから
理解しているようでしていないことが沢山あるということをお伝えします。

この記事を読んで、
お子さんのことをもっと理解して関われるようにと願ってまとめました。

自閉症で多動傾向の息子と出かけるときに気を配っていること

 

紅葉の綺麗なこのシーズン、

週末、子ども達と、蜜を避けながら、県内でも・・・

どこへお出かけしようかな、と検索していて見つけたのが、

岐阜県中津川市にある博石館です。

 

よく動き回る息子が好きそうな洞窟の迷路があって、

広場があって、いろいろ見て回れそう。

ここなら、息子だけじゃなく、私も娘も楽しめそう。

そう思って、行ってみることにしました。

療育手帳での割引もありました。)

 

「博石館」というのは読んで字のごとく「石の博物館」です。

「石」といえば、娘は「宝石探し」をやりたい、

息子は興味がないだろう。でも参加できるかもしれない。

もし息子が途中リタイヤなら、娘一人で置いておけばいいか。

娘は小学校3年生、もう一人で参加できる年齢だし。

 

息子に事前に「宝石探し」について説明すると、

そもそも宝石に興味が無いだろうから、かえって嫌がるかも、

ともかく今回は、事前説明無しで、様子を見よう、と思いました。

 

動き回るのが好きな息子と出かけるときは、まず、服装。

迷子防止に、遠くからでも目立つ派手な服を着せるようにしています。

 

そして、息子の好きなことに充分つきあって、動き回って、

息子の体力を沢山使って、疲れてきた頃に、

じっとしていないといけない事に誘うようにしています。

 

なので、博石館についてからは、

まずは歩いて見て回ったり、

洞窟の迷路を何往復かしました。

 

多動傾向の息子は、ゆっくり止まって見てくれないので、

私も娘も通り過ぎてチラ見する程度、

何往復かすることで、私と娘もよく見ることが出来ました。

何往復かすれば、息子も疲れてきます。

お勧めですよ。ちなみに走るのはダメとしています。

 

そうやって、息子が歩き回って満足した頃、いよいよ宝石探しへ!

「妹ちゃんが、宝石探しやりたいから、一緒にやってくれる?」

「一人でどこか行かないでね。一緒に居てね。」と息子にお願いしました。

 

受付へ行くと、整理券をもらいました。

「15分後に再度来てください。」とのこと。

 

以前の息子なら、意味が分からず

すぐに入れないことに怒ったり、

待っている間に気が変わったりして、

こういう待ち時間は困りものでしたが、

時計が分かる、整理券の意味が分かるようになり、

問題なく、時間に再度来ることが出来ました。

 

宝石探しの入り口に、宝石の見本が置いてありました。

そこで、息子にもそれを見せて、

「こういう大きいピカピカの綺麗な宝石を探すんだよ。」

と、話しておきました。

 

宝石探し開始、会場に入ります。

広いところに、ある程度の人数が入り、探し始めたため、

息子も流れに乗って入って、探し始めました。

 

博石館の宝石探しの良かったのは、よそと違って、

石だけの中から探すのではなく、

石の入っているところに、水も入っていたことです。

息子は、水遊び感覚で楽しめたんじゃないかと思います。

 

同じイベントでも、雰囲気や材料などによって、

まずその場所に居られるかどうかが変わってきます。

こういう環境的な要素ってとっても大事です。

 

息子と娘が二人で宝石を探し始めたので、

私は少し離れたところで見守りながら、私も宝石探しをしました。

自閉症の息子初の宝石探し

途中、息子が一人になりましたが、砂を掘って自分なりにやっていたので、

変に声をかけるとやる気を失うかとも思い、

そのまま一人にしておきました。

他の人がやる様子を見ながらやっていました。

 

もともと興味のない宝石探しを

自分なりに参加できただけでいっか、と思っていました(#^^#)

今日は、宝石探し20分間、一緒に頑張れれば充分かと。

娘がやりたいから、息子もついて来てもらっているだけ。

息子は一緒に居てくれればいいやと思っていました。

 

それが、意外にも、

息子は、なんと2個!自分一人で探せました

こちらです!!もう1個は、娘が教えてあげたそう。

 

自閉症の子どもはちょっと出来ただけでもすごく頑張ってる

ちなみに、こちらが娘の見つけた宝石。

 

こちらが私の見つけた宝石、5個・・・

私、娘に大負けしています(;^ω^)

(手のひらサイズの小さな宝石箱に入れたところ。見栄えだけでも 笑)

 

娘は大人の私と比べても、こんなにも出来る。

娘は過去に何回か友達とやっているのですが、

そういう中で、自分なりに、どうしたらいっぱい取れるのか考えている。

そして、お兄ちゃんの面倒も見て、すごいと思っています。

 

娘と比較したら、一見、

息子が自分で見つけた2個なんて、大した事ないように見えますよね。

 

でも、私からすると、この2個の価値ってすごいんですよね。

私にとっても宝物なんです。

 

息子の2個は、娘とは全く意味が違う、価値の全く違う、貴重な2個なんです!

だって、一人で見つけるのは無理だと思っていたのに、

初めての宝石探しなのに、自分で見つけることが出来た2個だから。

 

娘のすごさと、息子の頑張りって別物なんですよね。

比較にならないものです。

どっちも、私にとっては凄いことなんです。

 

よその子どもや兄弟と比較はしても、愛情を失わないのは、

そういうことなんじゃないかな、と思います。

 

個数や結果だけを見て、つらく思えたときには、

その結果を出すまでの苦労を思い出して

その裏にある「本当の意味や価値」を考えてみてくださいね。

そうすれば、きっと、わが子がもっと愛しく、可愛く思えますよ

 

もっと言うならば、今回の宝石探し、

私は5個、息子は2個。約半分。

大人の半分なら、すごいですよね。

子ども同士と比べがちですが、

意外と大人がやってみると難しものです。

 

息子に家庭療育をして、何でも一緒にやってみるようになって、

何かをやるのって、結構難しいんだなあと気づきました。

私が家庭療育でサポートしているママからも、

「子どもも絵が苦手だけど、私も絵が苦手。」なんてよく聞きます。

 

自分にとって難しいと思うことは、

子どもの息子にとっては、そりゃあ難しいに決まってるよね、と思えました。

 

息子が出来ない事は、意外と大人でも難しいことなんだ

そう早い段階で気づけたから、出来ない息子を責めないで

一緒に頑張ってこれたんだと思います。

 

ちなみに、私は、息子が小学校に入ってから

家庭学習で一緒にやったプリントを

小学校3年生くらいまでは、捨てられずにいました。

息子と一緒に頑張った日々を思うと、捨てられなくて・・・

 

一緒に頑張ってきた時間自体が宝物であり、大切な思い出なんですよね。

だから、息子が手がかかることに悩みはするけれど、

手がかかったからこそ、得られた喜びや思い出があると思っています。

 

自閉症の子どもの発達や出来る出来ないは環境次第!

話を戻しまして・・・

こうやって、お出かけ前にはいつも、息子の行動を1つずつ予測しています。

 

まず、出かける前に、息子の行動パターンを予想して、ちゃんと計画します。

何が起きるか、無事過ごせそうか、とか、

娘の行動も予想して、

娘と息子の意見が違うときはどうしようか、とか・・・

 

それから、息子の行動を、事前の予測と比べて、

成長したとか、思ったより苦手な事があったとか・・・

 

あとは、息子の行動を分析して、息子の理解力がどうなのか、とか。

 

こうやって、ちゃんと、子どもの行動を予測や分析を繰り返していけば、

自分の子どもの考え方や行動パターンが分かります。

 

どういうところなら落ち着いて行動できるのかが分かれば、

お出かけする前も、そういうところかどうかをネットで調べればいいし、

子どもの理解力が分かれば、何をどう教えていけばいいかが

自然と分かってきます。

 

その子が出来る環境をうまく作ってあげて育てていくことで、

お出かけ時のトラブルも減ってラクになるし、

自閉症や言葉が遅い子も、どんどん出来ることが増えて、成長していきますよ。

 

自閉症の子の理解ってこんな風に限定的

そして、もう一度、この、息子が取った宝石を見てください。

この3つのうち、右の2つの宝石は息子が一人で見つけたもの。

左の1個は、娘が教えたものだそうです。

何か気づきませんか?

 

右の2個は、無色透明なんです。

つまり、うちの息子にも、無色透明の石は宝石だと分かる。

色が付いていると、普通の石との区別が難しいのかもしれない、ということです。

 

宝石をすべて理解しているのではなく、

一部だけ限定的に理解しているんです。

 

息子の宝石の理解力は、現段階では、そうなんですよね。

家に帰って、娘の宝石を見せながら、いろんな宝石があるね、と話をしました。

色がついているものも、宝石だと分かるようになるといいな。と思います。

 

興味がありそうだったので、また来ようと思います。

息子は繰り返しやらないとうまくならないタイプなので、

娘もまたやりたいと言っているし、

何度もやって、上手になったらいいな、と思います。

 

このように、自閉症の子どもは、

一見すると理解しているように見えるのに、

話していくと理解していないことが分かることがあります。

こういう限定的に理解していることも、

経験を増やすことで理解が深まりますよ。

 

自閉症や言葉が遅い子の「言葉の理解」もこんな風に限定的

息子には、「綺麗な石」「キラキラしたもの」「宝石」が

今回、「無色透明のものが宝石」として認識されました。

 

これから経験が増えていけば、ちゃんとみんなと同じように、

いろんな宝石があることを理解していけるはずです。

 

「言葉の理解」も同じです。

自閉症の子どもや言葉が遅い子どもの場合、

「かぶる」という言葉が「ぼうしをかぶる」だけに限定的に認識されて、

はじめて見る「かんむり」を誕生会に渡され「かぶって」と言われても理解できない、

そういうことなんですよね。

 

いつもやっている「袖を通して」が分かっても、工作の時の「紐を通して」が分からない。

「パンをちぎる」が分かっても、「折り紙をちぎる」になると分からない。

だから園の先生の一斉指示も通らない。という事にもなるんですね。

 

でも、教えてあげれば、

ちゃんと分かるようになるんです。

 

分かっているはずなのに、なんで理解できないんだろう。

それには、理由があるんです。

それは言葉の発達段階によって違います。

 

他にも、

・短い文なら分かるけれど、長い文になると分からない。

・今現在の事なら分かるけれど、過去の話になると分からない、

・聞くのは得意で昔話も理解できるけれど、話すとうまく言葉にならない、

など、言葉の発達段階によって違いますが、

それぞれの同じ発達段階にいるお子さんであれば必要なことは同じです。

 

今、出来ない事、課題になっていることを見つけて、アプローチしていくことで、

言葉の遅れを改善していくことができます。

 

それは、勉強のように机に向かって教え込むようなことじゃなくて、

日々の生活の中で、楽しく教えていけること。

 

今回の私の宝石探しのように、これまでもずっと、

私は、子どもと毎日楽しみながら、

子どもの言葉や理解力をつけてきました。

 

同じように、遊びや生活の中で、

子どもに言葉や知識を教えて、

もっと子どもとの生活を楽しみたい、子育てを楽しみたい方は

是非、ご相談くださいね。

 

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