言葉が遅い・自閉症やADHD(発達障害)・知的障害をもつ息子の育児ブログ

「これは!?あの紫のお花!」

週末、とても暖かかったですね。
家族で、山の中を散策してきました。

こんなきれいなお花が沢山咲いていて、子ども達と「紫のお花だね」「綺麗だね」と鑑賞しながらお散歩。
ショウジョウバカマという名前だそう。
カンタン家庭療育 言葉やお絵かきを教える意味づけ

散策の後の工作で、カスタネットづくりをしました。
そして息子はこんな絵を描いてくれました。
カンタン家庭療育 言葉やお絵かきを教える意味づけ

「これは!?」と私は気が付いたわけです。そうです。あの紫のお花です。
「紫のお花だね!綺麗だね!」「同じだね」と、お写真を見せたら、嬉しそうでした。

 

 

子どもは、大人が思っている以上に、色んな力をすでに持っています。でも、本人の中では曖昧だったりします。お絵かきもそう。
この絵も、どこまで本人が意識して描いたのかは正直分かりません。
ただ紫の印象が強かっただけなのか、頭に残ったものを描いたのか、お花だと思って描いたのか・・・
「お花」と自分で言葉に出来ていないので、本人すら、自分がお花を描いているんだということにはっきり気が付いていないのかもしれない。もしかしたら、ただの偶然に描いた絵なのかもしれない。

けれど、だからこそ、「あなたはお花の絵が描けたんだよ。そうやって描くのがお花の絵なんだよ。」ということを教えてあげたいですね。

 

 

言葉にしないとわからない。

だから、言葉が遅い子どものできることに親が気づいてあげられないことも多い。

気づいて言葉にしてあげることが、言葉の発達にも大切ですね。