発達障害・自閉症・知的障害の子の就学準備「平仮名を読めるようにする」
2015年4月7日7:00 AM カテゴリー:家庭療育方法,言葉が遅い・自閉症(発達障害)の息子の育児ブログ
うちの自閉症、中度知的障害の息子も、4月で年長さんになりました。
そろそろ、文字を読めるようになってほしいので、平仮名を普段から読むように、環境を作りました。
こんな風に、ひらながを貼りました。
こちらは、オモチャの車や飛行機を片づける箱です。
「のりもの」というのは、グループ名ですよね。このように書くことで、単語だけではなく、分類・グループ名も覚えることができます。
こちらの「おにんぎょう」もそうです。「りす」や「うさぎ」など、色んな動物のお人形が入っています。
このように、何かを教える時には、生活の中に取り込んで教えていくと良いですよ。
平仮名も、あいうえお表や、「あいうえお」カードだけで教えても、記号の暗記だと、覚えずらいので、日々目にする形にして、環境を整えてあげたいですね。
お片付けするときに、毎回、その平仮名を指差して一緒に声を出して読むと良いですよ。
グループ・分類の考え方も、同じです。
「グループって何?」と聞かれても、言葉ではなかなか説明しずらいですよね。
このように、お子さんが普段の経験の中でイメージをもっていけるような環境を作ってあげると、自然に分かるようになっていきますよ。
これで、就学準備も万全ですね。
お子さんが分かるようになる、出来るようになる環境づくりが、お子さんの力になりますね。それが家庭療育です。