発達障害(自閉症・知的障害)育児:小学校の夏休みの「できたよカレンダー」の教え方
2016年12月29日8:30 AM カテゴリー:言葉が遅い・自閉症やADHD(発達障害)・知的障害をもつ息子の育児ブログ
発達障害(自閉症・知的障害)の息子は最初はカレンダーの見方が理解出来なくて・・・
小学校の特別支援学級に通う、発達障害(自閉症)の息子。
知的障害があり、今年の夏休み、カレンダーの理解が出来ていなくて、毎日その日に出来たら色を塗る、という夏休みの「できたよカレンダー」に取り組めませんでした。
好きなところに好きなように塗ってしまうので。
悲しかったです。
カレンダーの教え方
まずは普通のカレンダーが分かるように
終わった日にバツをつけます。
そして、今日のところに、「きょう」の付箋を貼ります。
毎日、今日がどこかを指さして、確認するようにしましょう。
1日1マスずつ進んでいく事が理解できるようになると、
カレンダーが読めるようになりますよ。
出来たよカレンダー まずは1種類から始めよう
カレンダーが分かるようになったら、
出来たよカレンダーにも挑戦してみましょう。
小学校の出来たよカレンダーだと、「早寝早起き」「勉強」「お手伝い」「運動」などと、項目が沢山ありますよね。
まずは、1種類だけ、やった直後に塗るようにすると良いですよ。
たとえば、勉強をやった直後に塗るなどです。
後になると、すでに記憶から無くなってしまうことが多いです。すると、なんでも塗ればいい、と思ってしまうので、やった直後に塗るようにしましょう。
どこに塗ればよいかは、カレンダーを見て、数字を照らし合わせると良いですよ。
カレンダーの見方が分かるようになって・・・
それから、カレンダーの見方を教えて、分かるようになり、今日が何月何日かを理解出来るようになりました。
そこで、冬休みは、夏休みに出来なかった「できたよカレンダー」に取り組めるかも!
と早速やってみました。
こちら、はみがきカレンダー
ちゃんと今日の日付のところに色を塗れました!
理解して出来ていました。やった!
こちら、せいかつカレンダー
最初に、生活目標をきめて、書いてもらいました。
そして、毎日、生活目標を読んで、出来たかどうかを確認しています。
やっぱり理解できることって大切だな、と思いました。
理解できないことをやらせても、どうすれば良いか分からずに、混乱してパニックになってしまったりします。
1つずつ、できる事、分かることを増やして、それを日々の生活で使って、生活力もアップさせていきたいですね。
就学までに教えておきたいことを、言葉集中療育プログラムでお伝えしています。
就学準備をお考えの方、是非、ご相談くださいね。