小学校の体育が楽しめる!鉄棒、平均台、前周りが出来るように
2015年1月8日8:00 AM カテゴリー:言葉が遅い・自閉症やADHD(発達障害)・知的障害をもつ息子の育児ブログ
先日、市の療育の幼児支援教室(旧:言葉の教室)の親子体操に参加してきました。
3歳以上が対象の教室なだけあって、赤ちゃん体操ではなく、本格的な体操です。
体操の先生とモデルになって、それ~っ!
こんな姿勢から始まりました。
息子は先生とこんなお手本を見せました。
くるっと回るときは怖がると思った先生でしたが、息子はきゃっきゃ喜び、先生は拍子抜け。
多動傾向の息子は、スリルのある遊びもへっちゃら。
(のちのち、医者に多動の薬を勧められ、移動支援も利用することとなります。)
このようなちょっと怖いような身体を使う遊びは、息子の保育園の担任の先生も得意で、自閉症の息子の心を開くためにしょっちゅうやってくれていました。
また、家で毎日練習した鉄棒のお陰もあり、身体が宙に浮いたり、空中で回ることは楽しくて仕方のない息子。
鉄棒が無くてもできる逆上がりも教えてもらいました。
息子は、一時期、毎日のように、布団の上に設置した布団干しで前周りや逆上がりの練習をしていたので、上手に出来ました。
うまく出来ない時は、お母さんの足でこのように補助してあげて、お母さんの脇を広げてお子さんの足を抜いてあげると良いですよ。
無事着地。
体操の先生は、最後にこんな話をされました。
「鉄棒や平均台、前周りが出来ないと、小学校の体育はつまらなくなってしまいます。
是非、日頃から、身体を動かす遊びを取り入れて、できれば1日5分、最低でも1週間で10分はやってほしいです。」
そして、こんなことも。
「難しい高校に合格したお子さんについて、高校に自転車で通わせたいから教えてあげてほしい、という相談が沢山あります。
塾で頑張って勉強して、勉強はできる、でも自転車に乗れない。それでは悲しい。
この幼児の時期に、しっかり練習してほしい。」
私もそう思います。
そして私は、発達障害・自閉症のお子さんが、将来に向けて力を付けていくためには、言葉だけではなく、認知、社会性、運動・指先、身辺自立の全分野をまんべんなく、練習することが大切だと考え、バックアップしています。
全て、一日にしては出来るようになりません。運動も同じです。
2歳の頃は、フラフラ歩いたりぶつかったりしていました。つま先歩きもしていたし、身体の動きもぎこちない動き方だなあと思ったこともありました。体幹が弱かったし、身体の使い方も下手だったんです。
自転車だって、乗れるようになるまでは、次のような順を追います。
押す車 → 足でこぐ車 → 三輪車 → 補助綸付き自転車 → 自転車
だから、計画的に教えてあげることが大切なんです。
感覚統合の発達が遅れていて、同時操作や全身運動が苦手な子も、1つ1つの動作に分けて練習していくと、出来るようになっていきますよ。
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