効果とお客様の声,言葉が遅い・自閉症(発達障害)の息子の育児ブログ

言葉が遅くて園での一斉指示や説明が聞けない子に 家庭で何を話せばいいの

言葉が遅くて園での一斉指示や説明が聞けない子に 家庭で何を話せばいいの

今日は、よくあるご質問
「子どもにどんなことを話したらいいの」について
我が家の最近の出来事をご紹介したいと思います。

 

言葉が遅い子に何を話していいか分からないという親の悩み

言葉の遅い子のご家族を支援していると、よく、こういうご相談があります。

子どもが自分の要求を言えるようになった。
だけど、そこから言葉があまり増えない。
もうかれこれ半年以上もこの状態が続いている。

 

そういう場合は、親が子どもの要求以外についてあまり話していないことが多いです。
私もそうでした。

 

子どもの言葉が遅い理由は、子ども自身の吸収する能力の遅さにあるのですが、

子どもの言葉が長い間増えない場合、親もいつも同じ事しか話していない場合も多いのです。

 

「ご飯食べようね」、「保育園に行くよ」、「お風呂入るよ」、などの毎日の日課の話や、「だっこしてほしい?」「イヤだね。」などの子どもの要求を言葉にするだけでは、言葉の種類がとても少ないです。

 

そうなると、定型発達の子の親が話すような話をほとんど何も話していないので、
子どもは話す力以前に、聞く力も育っていないのです。

 

どうしてそういう話しかしないのかお客様に聞いてみると、

子どもが喋らないから親も何を喋っていいかわからない、という理由が多いです。

 

私もそうだったのでよく分かります。

そこで、「言葉が遅い子にどんなことを話したらいいの」について、
最近、我が家で話した事例をお伝えします。

 

 

言葉が遅い子に話してあげてほしい

幼児に必要な聞く力 日常のルーティーンとは違う「説明」とは

我が家では、コロナの陽性者が周りに出て、
子どもが濃厚接触者になってしまい、
子ども二人とも、学校をお休みしました。

 

お兄ちゃん(息子)には、このように話しています。

<会話例1>
「お友達がお熱になっちゃったからね。
 お兄ちゃんもお熱うつっているといけないから、
 金曜日までは、学校お休みしようね。
 来週の月曜日からは学校に行けるからね。

 

 妹ちゃんは、オンライン授業だから、静かにしてね。
 お兄ちゃんも、お部屋で勉強するよ。

 

 お母さんは12時まで仕事するから、
 その間に、日記を2ページ書いておいてね。

 

 12時になったら一緒にお昼ご飯食べるから、
 それまでは、自分の部屋に居てね。」

こういう話が理解できるようになったので、
子どもが居ても、在宅で仕事が出来るようになりました。
言葉の力をつけると、子育てもラクになります。

先日は、コロナの予防接種がありました。

<会話例2>
「12歳以上の子は、大人のお医者さんで注射するからね。
 お兄ちゃんは12歳だから、お母さんと一緒に注射してもらうよ。
 6時半から注射だよ。

 妹ちゃんは、まだ10歳だから、4時から注射だよ。」

 

「妹ちゃん、これから注射だからね。
 お母さんもついて行くから、
 お兄ちゃんは、ここで一人で待っていてね。」

 

以前はこういう話が通じませんでした。
それで、妹(私の娘)がピアノのテストを受ける会場に自分も入ろうとして、
自分の前で扉を閉められて
お兄ちゃん(息子)が怒って叫んでしまったこともありました。

 

<会話例3>
「昨日、予防接種したからね。
 予防接種の後は、お熱が出やすいから、
 今日はゆっくりするよ。
 走り回らないで、じっとしようね。」
 

これらの会話って、
幼稚園や保育園でもよく使われます。

 

言葉が遅い子にも話してほしい「振り返りや予定の会話」

「今日、歯の検査をしたので、
 お家の人に、検査結果の紙を渡しましょう。」

「今度の水曜日にちょっと遠い公園まで行きます。
 お弁当を持ってきてください。」

 

予定の会話や振り返りの会話は、
毎日の設定活動にも使われます。
「今日はここまで作ったので、明日は続きをやりましょう。」など。

言葉が遅い子にも話してほしい「属性や所属の会話」

年齢のような「属性や所属の会話」もよく使われます。
「5月生まれの子は前に出てください」
「●組さんは、教室に戻ります。」
「男の子は立ってください。
 女の子はそのまま座っていてください。」

自分の所属が何なのか分かっていて、
どの所属の人がどうするのかを聞いて理解する必要があります。

 

家庭で会話の種類や量を増やしていくことで、
園での会話を聞く力も育つことが分かりますね。

 

多くのお客様が言葉が遅い子にこのような会話をして来なかった理由

どうしてこういう話をしないのかお客様に聞いてみると、
子どもが喋らないから親も何を喋っていいかわからない、という理由が多いです。
私もそうだったのでよく分かります。

 

また、先ほどのような大事な話を子どもに説明しても聞いてくれないし
理解もしていないから話すのをやめてしまったという事例も多いです。

そういう場合は、もっと簡単なことからお話ししてあげる必要があります。

 

言葉が遅い子にも分かることから話してあげて

未来が分からないのなら、現在のことから
「一人で待っててね。」ではなく
「出来たね。一人で作ったね。」などです。

 

「オンライン授業だから静かにして」ではなく
「妹ちゃん、タブレット見てるね。何を見てるのかな。
 見てごらん、先生が写ってるでしょう。
 オンライン授業って言うんだよ。」

 

分からない事をそのままにしないで、
分かりそうなことから話してあげる事が大切です。

 

毎日の声掛けの積み重ねで、
親の説明を聞いて理解出来るようになっていき、
幼稚園や保育園での一斉指示も分かるようになり、
本人も真似をして、だんだん話せるようになっていっていますよ。

 

お客様の成長事例をご紹介します。

 

お客様の成長事例 この春幼稚園の年少になったお子さん

【開始前】半年前のお問合せ時の子どもの様子

答えられるのは、
何?誰?誰と?どっち?どこ行く?何してる?、
単語返答になることも多いですが、
だいたい答えられるようになりました。

 

どうしたの?なんで?は、
ほぼ答えることは出来ません。
いつに関しましても、今日や、昨日、明日が混同しているようです。

 

話している最中に、得意な話にすりかえるのは、
以前はしていたように思います。
最近は、簡単な質問でもとんちんかんな回答か、
「分からない。難しい」などと言って質問に答えようとしないことが多いです。

 

自分から今日の出来事を話してくれることはほとんどありません。
たまに、印象に残ったことを
唐突に「〇〇した!」などということはあります。
そして、こちらが聞きだすと「〇〇した」というだけです。

 

それも、こちらが「〇〇した?」と聞いている内容を
復唱しているだけのように感じます。

【プログラム受講後】6ケ月コースを終了した現在のご様子

4月から幼稚園もはじまり、
はじめは少し行き渋りがあった息子ですが、
最近は療育より幼稚園に行きたいというぐらい
幼稚園が大好きなようで、とりあえず一安心しております。

 

最近は療育の先生にもびっくりされるぐらい
会話のやりとりが上手になってきてとても嬉しい気持ちです。

 

澄川先生のおかげです。ありがとうございます。

例えば、療育でいつも色塗りをした後、
その作品をみんなに見せながらどこを頑張ったか発表するそうなのですが、

以前は「カブトムシぬりました。」や、
「黄色と青と紫で塗りました」などという決まり文句の発表でしたが、

お友達の発表をみて「赤と青と紫が混ざっていてかっこいい」などと言えたそうです。

 

幼稚園終わりに公園で遊んでいると、
簡単なやりとりでしたら、お友達に合わせた会話ができるようになりました

 

後、お友達が間違ったことをしていると、最近よく注意していることがあります。
「人のことはいいんだよ」と、だけ伝えています。

 

家庭へは、目の前のことの報告はとても上手になってきており、
弟が個包装のふりかけを散らかした際も、
お風呂掃除をしている私のところまできて
「ママー!〇〇(弟)が、ふりかけ散らかしてるよー!」など、
上手に報告してくれるようになりました。

そのあと「じゃあ、〇〇(お兄ちゃん)が片付けて」というと
「いやだ」と言って去ってしまいました。

まだまだのところは、たくさんありますがやりとりが上手になってきたこと、
大変嬉しく思っております。

 

幼稚園であったこと、療育であったことは、まだほとんど報告してくれませんが、

こちらが、具体的に質問して
「今日、粘土したの?」などと聞くと、
「水族館のたこ作った」など答えてくれます。
こちらが、ヒントを出すことでポツポツと話してくれる感じです。

自分が印象的だった場面のことを急に言ってくることがあります。

 

先日は寝る前に
「お友達が、白いのやつとったから先生に怒られたの。
 そのあと、〇〇くんにボール渡してあげたの」というような内容で、
詳細がわかるようでわからない内容でした。

「白いのやつってなに?車?ブロック?」と聞くと「ブロック」と答えてくれました。
ですが、合っているかはわかりません。

いつか、息子から幼稚園での様子がわかるように話せるようになれるよう
これからも頑張りたいとおもいます。

 

後は、今日と明日、昨日の区別がだんだんついてきたように思います。

ある朝は「今日、療育あるの?」と聞かれました。
それも、とても嬉しい出来事でした。

 

その後の会話は「あるよ。なんで?」とこちらが聞くと
「療育いきたくなーい」と言いました。
療育に行きたくないということが珍しくびっくりしました。
今はまた、楽しんで通っています。

普段の親子の会話が子どもの言葉を育てる

私の支援している家庭療育では、

目の前のこと」を詳しく話せるようにしていき、
「過去の振り返りの会話」で親子で思い出を話せるように、

そして、それが出来るようになったら、
「未来の予定の会話」という様に進めていきます。

そうすることで、親子での会話を親も子も楽しめるようになります。

 

また、子どもも、過去の出来事が話せるようになると、
自然と園での出来事を教えてくれるようになり、
お友達との喧嘩や困り事も、親子で話し合って解決することが出来ます。

だからこそ、家庭で親が言葉をおしえる家庭療育を
私は支援しているんです。

支援実績7年11ケ月、480組の親子をサポートしてきた
実績のある家庭療育プログラムでサポートしています

▼子どもらしい遊びや言葉・生活の力をつける
ベーシックプログラム(トイレや着替えがまだの子はこちら)

▼子どもと話せるって楽しい!就学準備にも!
 ことばプログラム

 

▼園を卒業し小学校・支援学校に入学したお子さん向け

 小学生向けプログラム

子どもが会話できるようになるためには、
大人が喋り方の見本を見せていく事が大切です。
それは、定型発達の子どもも実は同じ。

生活の中で無理なく子どもの言葉を育てていく方法をお伝えしています。

「子どもの言葉を親の自分が育てていきたい!」という方はぜひご相談くださいね。

日常会話が支障なく出来るようになると、子どもとの会話が楽しくなります。

ダメなことも無理なことも理由を理解して、言葉でお約束出来るようになれば、
子育てはとてもラクになりますよ。

 

【お願い 最新の状態で開くために】

それぞれのサービスページを見ていただく際、
クリックして開いた後、
再読み込みボタンを押していただくと、
最新の状態で開けます。

再読み込みボタンは、
ブラウザの矢印がぐるっと一周回っているボタンです。
スマホやアイフォンなどは、

上から下に指でスクロールすると再読み込みします。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

★☆ 理  念 ☆★

ことばや発達の遅れ、自閉症特有の育てにくさを改善し、
「お子さんが持って生まれた力を最大限に引き出す」
「ママも育児に自信が持てる」
そんなお手伝いをしています。

 

★☆言葉と親子関係を大切にした家庭療育☆★

言葉が遅い子どもを育てていると、
子どもは親のいう事を理解できず、
親も子どもの気持ちが分からずに苦労します。
私がそうでした。

会話できるようになれば、
何事も子どもと話し合って解決することが出来ます。

そして、園や学校の授業も理解出来、
お友達とも言葉のコミュニケーションによって関係を築いていけます。

言葉は、集団生活のための大切な手段。
そして親子が気持ちを伝えあうための手段。
言葉の力は家庭での毎日の声掛けにより養われます。

必要な言葉を、子どもが理解して使えるように
「子どもの言葉の育て方」をお伝えしています。

 

<関連記事はこちら>