身辺自立:衣服の着脱
お子さんが自分で洋服を着られるようになったら、お母さんも楽ですよね。
発達がゆっくりな子には、特に分かりやすく教えて、早く自分で着られるようにしてしまいましょう。
衣服の着脱のポイントは以下の2つです。
1つは首や手を正しい位置にいれること。
もう一つは、裏表です。
これらを間違いなくできるように、まず床にTシャツを表向きに広げます。
このとき、子どもから見て上下が正しくなるように広げます。
そして、「上が首」と言ってTシャツの首の部分を指さし触ります。
お子様の手を取ってやると良いでしょう。
次にTシャツの真ん中を手のひら全体で触り「表」と言います。
これもお子様の手をとってやりましょう。
そして、裏返し、「裏」も同様に手のひら全体で触ります。
それからTシャツに顔を入れさせます。
服の形や模様を分かりやすく見せて、意識させることで、理解します。
毎日続けるうちに、自分で着られるようになりますよ。
言葉が出ない、言葉が遅い、発達がゆっくり、発達障害や自閉症、グレーゾーンのお子さんを持つお母さんのアドバイザー
澄川綾乃のカンタン家庭療育(ピアレントトレーニングをしています)
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