家庭療育方法

自閉症の子の遊び方の特徴は?オモチャで遊ばない・遊具で遊ばない どうしたらいいの?

自閉症の子の遊び方の特徴は?オモチャで遊ばない・遊具で遊ばない どうしたらいいの?

言葉が遅い子や自閉症の子は、オモチャで遊ばない、遊具で遊ばない、不適切なことをして遊ぶ、

そうすると、育てている親さんも、どうしたらいいか分からなくて、

一緒に過ごす時間も苦痛になってしまい、家事ばかりして子どもと過ごす時間が減ってしまった、ということをよくお聞きします。

 

子どもと一緒に居る時間が楽しくなるように、そして、子どもがもっと成長していくように、

言葉が遅い子や自閉症の子とうまく遊ぶ方法についてまとめました。

 

公園に連れて行っても遊具で遊ばないで走り回る

<他の子と同じ遊び方をするまでに時間がかかる>

自閉症の子が1歳から3歳くらいまでは、
遊具で遊べなくて、公園の中を走り回るということがよくあります。
私の息子も、2歳前後の頃、遊具で遊べずに、公園の敷地内をぐるぐる走り回っていました。

 

息子が遊具で遊べるようになったのは、
2歳過ぎてから保育園の園庭開放に行き始め2歳半で保育園に入ってからです。

毎日保育園で、お友達が滑り台を滑ったり、ブランコをしたり、
ジャングルジムに登ったりしている姿を見て、少しずつ出来るようになっていきました。

 

自閉症の子は、お友達の遊び方を見る機会があっても、
自分でチャレンジするまでに、時間がかかることもあります。

気長に機会を作っていき、楽しい遊び方を見せてあげると良いです。

 

<滑り台で腹ばいになって滑る・ブランコを怖がって一人で乗れない>

自閉症の子は、滑り台を滑る時、座って滑らないで、
スーパーマンのように寝転んで腹ばいになって滑ることもよくあります。

ブランコは、背もたれのあるブランコしか乗れないために、
もう身体が入りきらない小さい子用のブランコに乗りたがることもあります。

 

このような場合、滑り台もブランコも、ママのお膝(または股の間)で
一緒に滑り台をすべったり、ブランコに乗ったりすることから始めると良いです。

 

一人で不安定な姿勢を怖がってしまうのは、
恐怖心が強いという自閉症の特性もあります。

 

他には、自閉症の子の「全身の発達がゆっくり」だから、
身体の筋肉が発達途中のため、体幹が弱くて、
座って動くのは安定しないためでもあります。

 

そのために、自閉症の子は園や学校の授業で椅子に長い時間座れない事もあるため、
遊具で遊ぶ時間を毎日積極的に作ることがお勧めです。

公園が近くに無い場合は、家庭用の屋内用ジャングルジムなどもありますので、
子どもが身体を鍛える環境を整えてあげると良いですよ。

 

<遊具で並べない>

自閉症の子は、ブランコや滑り台の楽しさを知って遊び始めると、
やりたい気持ちを押さえられずに、
順番に並べない、待てない、我慢が出来ない、ということがよくあります。

 

滑り台は、列に並ぶのが分かりやすいですが、
ブランコは、揺れるところに子どもが入らないように仕切りがされ、並んで待つことが無いため
順番自体が分かりずらいです。

 

ブランコの順番待ちについては、
以下の「気持ちの切り替えが苦手な子ども、なんで?理由と対処方法」の記事でも詳しく書いていますが、
保育園では、順番待ちの歌、があり、歌をうたって待つという風に教えている園が多いです。

順番を待てないのは自閉症の子だけでなく、定型発達の子も同じです。
だからこそ、子どもに寄り添って、なだめて、順番を待つ練習が必要です。

 

 

 

 

オモチャを並べる・オモチャ本来の遊び方をしない

自閉症の子が小さい頃は、オモチャを並べたがります
綺麗に1列に並べて、それを眺めて遊びことが多いです。

そういう遊びをするのは、ほかの遊び方が分からないからです。
並べて遊ぶことから自分で遊び方を広げていくことが出来なければ、
遊び方を教えてあげると良いです。

 

自閉症の子は、クレヨンも、絵を描くためではなく、並べてあそんだり、
クレヨンの皮をむいて遊んだりすることがよくあります。

園での制作活動には必ずお絵描きがあります。
お絵描きが出来ないと、園の授業に参加しないばかりか
教室から出ていってしまうこともあります。

 

お絵描きしてほしい場合は、
クレヨンを箱ごと渡すのではなく、1本だけ渡してあげると良いです。

このように、本来と違う遊び方をする場合、
接し方を変えるだけでも、子どもの様子は変わってきますよ。

 

お絵描きの教え方、ステップアップの方法は
以下に詳しくまとめていますので参考にしてくださいね。

 

 

ツバ吐きなど不適切なことをして遊ぶ

自閉症の子は、自分で独特の遊び方を見つけて、
親がしてほしくないと思うような不適切な遊び方をすることがあります。

ツバを吐いて、それを床に広げる遊び、などをする子もいます。

 

これらの遊びをやめさせたい場合、単純にダメ、とするとうまく行かない事が多いです。

子どもがなぜこの遊びをしたがるのか、を考えると、解決策が見えてきます。
「ダメ」では通じなくて、本人が楽しめる遊び方を教えてあげると良いです。

 

自閉症の子が唾で遊ぶのは、水が好きだという特性からです。
日中もお風呂で洗面器に水を入れて遊ぶ、
お部屋でレジャーシートを敷いて少量の水で遊ぶなど、してあげると良いです。

また、「水で書ける習字紙」というものがあり、手に水をつけて手形遊びするにも最適です。

 

 

オモチャで遊ばない・小さいものを握って持ち歩くだけ

自閉症の子は、小さい頃は想像力が乏しく、自分で遊び方を工夫出来ない事が多いため、市販のオモチャで遊びのが難しいです。

小さいものを持って歩くだけで、何かで遊ぼうとしない、という事もあります。

そういう場合は、生活に根差したオモチャや、規則性のあるオモチャで遊ぶと、
分かりやすく、本人も安心します。

沢山遊ぶことで、想像力や発想力もついて、手先も鍛えられますよ。

 

 

<生活に根差したオモチャが分かりやすい>

自閉症の子には、男の子も女の子もおままごとのおもちゃがお勧めです。

自閉症の子で、まだ見立て遊びが得意でない場合には、生活に根差したおもちゃが分かりやすいからです。
・お鍋やフライパン、包丁、フライ返し、食器、果物や野菜など100円均一にもあります。
・お人形やお洋服

 

<規則性のあるオモチャを好む>

・プットインのおもちゃ(出し入れするおもちゃ)
・ペットボトルに短いストローを落とす遊び(ストロー等の飲み込み注意)

・型はめ
・パズル

・くみくみスロープやプラレール
・マグフォーマーやマグトイなどのマグネットのオモチャ

 

 

 

数字や文字に興味がある・絵本の数字ばかり見て読み聞かせを聞かない

数字に興味があり、チャンネルを変えるのが好き、
ボタンを押すのが好き、ということがあります。

 

自閉症の子には、数字は分かりやすいため、早くから読めるようになる子も多いです。

しかし、せっかく字が読めるのに、生活の中でうまく活用できていない事も多いです。
せっかく数字が読めるなら、
時計やカレンダーを教えてあげると生活に役立ちますし、
会話も増えますよ。

 

自閉症の子は、絵本を読んであげても、
ページの数字だけ見て、読み聞かせを聞いていないこともあります

絵本が聞けない場合、本人の発達レベルに合っていないことがあります。
こちらで、自閉症の子に合った絵本の選び方をご紹介していますので、
参考にしてくださいね。

 

おもちゃで遊べない、園の制作活動に参加できない、
文字や数字が好きでもそれを生活に役立てられない、
そういうときはご相談ください。

 

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