身辺自立:くつひもを結ぶ
実は、靴ひもを結ぶのって、とっても難しいんです。
ひもってぐにゃぐにゃしていますよね。だから扱いにくいんです。
それに、結ぶには回したり、穴から引っ張ったりしなければいけない。
空間を認識する力や、立体的に考える力が必要なんですね。
だから、あわてることはありません。
小学校に入るまでに出来るようにすることを目標にしてみましょうね。
そのために、3,4歳のうちは、指先のトレーニングをしっかりしておきましょう。
日々の生活の中で、洗濯バサミなどで力を付けることが第一です。
ひもを結ぶ練習は、最初は1回結ぶカタ結びから練習すると良いですよ。
違う色のひもをテープで留めて、そこを机に貼ります。
そして、片方のひもは手前にひっぱっておき、もう片方のひもをそのひもに巻きつけるように結びましょう。
靴ひもを結ぶ練習では、靴ひもを靴の穴に入れる練習からスタートしましょう。
そして、靴ひもを結ぶ動作を何段階かに分けて、最後のことから出来るようにして行きましょう。
終わりをやらせてあげることで、出来たという自信がお子さんに生まれます。
無理なく段階的にできるようにしていきましょうね。
言葉が出ない、言葉が遅い、発達がゆっくり、発達障害や自閉症、グレーゾーンのお子さんを持つお母さんのアドバイザー
澄川綾乃のカンタン家庭療育(ピアレントトレーニングをしています)
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