ことばの遅れとおとなしいや無口との違いって何?ことばが遅れると何が困るの?

ことばの遅れとおとなしいや無口との違いって何?ことばが遅れると何が困るの?

●こんなことで悩んでいませんか?
・泣き止まなかったりグズグズすることが多くて、理由を聞いても答えてくれない
・よその子はママとおしゃべりしているのに、うちの子はあまり話してくれない
・話しかけても無視されることが多い
・いつも同じ言葉ばかりで半年くらい前から全然増えていかない
・1歳半検査や3歳児検診で言葉が遅いとひっかかった
・話しかけてあげてください、って言われたけど、話してるつもりなんだけど、何が違うか分からない
・話しかけるようにしたけれど、子どもの様子は変わらない

 

言葉が遅いと聞いても、話しかけたことが通じていると、
ただ無口ってことじゃないのかしら?
大人しい、無口、控えめ、個性でいいんじゃないの?
って思いますよね。

 

「大人しい」って言われないで、「言葉が遅い」って言われちゃうのはなんででしょうか?
個性とは何が違うんでしょう?
どういうふうだと遅いっていうの?
このままだと何に困るんだろう?

言葉が遅いと聞くと、そんな素朴な疑問が湧いてきますよね。
ことばの遅れとおとなしいや無口との違いって何?ことばが遅れると何が困るの?

言葉が遅いってどういうこと?無口や大人しいとの違いは?

実は、言葉が遅いというのは、無口や大人しいとは違うんです。
無口や大人しいというのは、相手の言っている言葉を理解して、
自分が言いたい言葉が頭に浮かんでいるのに、それを遠慮してしまっていること。

だから、ゆっくり、落ち着いて聞き出してあげれば、ことばで伝えることができます。

 

でも、「言葉が遅い」と指摘されるお子さんの場合、
相手に聞かれていることがわかっていなかったり、自分が言いたいことをうまく言葉に表せないことがある
んです。

よくある事例をご紹介します。

 

言葉が遅い子どものよくある困りごとの事例1

給食で大好きなお肉が出たけれど、煮物は好きだけど、からあげは苦手。いつもお肉を喜んで食べるので、先生は唐揚げが嫌いだと思わなかった。
食べられずに泣いてしまった。「焼いたお肉は好きだけど、唐揚げは嫌い」と言えなかった。

 

事例の裏にある 言葉の遅れについて

・「唐揚げが嫌い」と「自分の気持ちをうまく言い表せない」
・「焼いたお肉は・・唐揚げは・・」などと、「詳しく(細かく)相手にわかるように説明できない」

 

言葉でお話できるとなにがいいの?

言葉で上手にお話できると、自分の思いを細かく伝えることが出来ます。
3歳にもなると、好みも細かくなります。一言では、言い表せないことを、言葉を組み合わせて、「これはこう、これはこう」と細かく伝えられるようになると、自分の気持ちを詳しく相手に伝えることが出来るようになります。
ことばの遅れとおとなしいや無口との違いって何?きちんと自分の気持が言える

言葉が遅い子どものよくある困りごとの事例2

使っているおもちゃを取られて、お友達を叩いてしまった。お友達は、自分がおもちゃを取り上げたことを言わないで、「叩かれた」と先生に言いつけて、先生に怒られてしまった。

先生はお友達がおもちゃを取り上げたところを見ていなくて、「なんで叩いたの?」と聞かれても答えることができない。
いつも、叩いた子どものほうが一方的に怒られてしまう。
それで、子どもも素直に謝れずに、怒ってしまい、ますます反省がないと先生に怒られ、乱暴な子と決めつけられてしまっている。

 

事例の裏にある 言葉の遅れについて

・「なんで?」の「質問の意味が分からなかった」から、おもちゃを取られたことを言えなかったのかもしれない
・「取られた」という言葉が浮かばなかった、など、実は「語彙力がない、言葉がぱっと出てこなくて気持ちが伝えられない」のかもしれない
・先におもちゃを取り上げられたから叩いた、と「順を追って、相手にわかるように説明できない」のかもしれない。

 

言葉でお話できるとなにがいいの?

お友達とのケンカを、順をおって、先生に説明することが出来たら、「どっちがなにしたか」「なんで手を出したのか」ちゃんと説明が出来たら、ケンカの責任を自分だけに押し付けられることはなくなります。
ちゃんとお話できると、自分を守ることが出来ます。

 

たとえ、うまく順序立てて説明できなくても、「●●くん叩いた、ダメ」など、自分が知ってる言葉をつないで言うことができれば、相手に、お友達の言い分だけでなく、子どもの言い分も聞いてもらうことが出来ます。

ことばの遅れとおとなしいや無口との違いって何?説明できる

言葉が遅い子どものよくある困りごとの事例3

「昨日の遠足の絵を描こうね。何が楽しかったかな?」と言われたときに、「昨日」とか「遠足」という言葉の意味が分からず、
友達がバスを描くのをみて、乗り物の絵を描くと思って、大好きな消防車の絵を描いてしまった。
「昨日、消防車なんて見てないよ」とお友達に笑われてしまった。遠足の絵が張り出されて、みんなに見るたびに笑われてしまった。

園で、一人だけ違うことをしてしまう、先生の指示がきけないのは、わがままなのではなく、先生の指示がわからないのかもしれません。

 

事例の裏にある 言葉の遅れについて

・カンタンな日常会話は理解できても、「遠足」などの「普段使わない言葉が分からないから先生の言葉が理解できない」ことがある
・言われている大筋、「絵を描こう」などはわかっても、どんな絵を描くのかなどの「細かい指示が理解できていない」ことがある

 

言葉でわかるとなにがいいの?

幼稚園に行き始めると、40人の1クラスに先生が一人っきりしかいません。言葉が遅いと、先生の指示がよく分からない、ということが出てきます。

 

言葉をよく理解できるようになると、先生の話を聞いて、理解ができます。
何をやるべき時間かがしっかりわかり、先生がいいと言ったことの中で、自由に楽しく、出来て、園で成長して、自信も付きます
ことばの遅れとおとなしいや無口との違いって何?きちんと説明できる

 

言葉で言えるようにするために どうすればいいの?

 

こんな風に、自分の言いたいことが言えずに、もどかしい思いをしないために、
普段から、子どもの話をよく聞いてあげることが大切です。

 

子どもがうまくいえないことは、大人が代弁し、子どもが理解し、
同じことがあったときは、次は言える、という状態を作ってあげることが大切です。

 

~トイレトレーニングを思い出してください。~
トイレの事後報告が出来るようになると、
トイレに行きたいと、事前に言えるようになっていきますよね。

でも、事後報告も出来ないのに、事前に言えるということはないんです。
だからこそ、言えなかったことは、後からでいいから、
振り返って言えるように、練習
していくことが大切ですね。

それを日々、心がけてもらえば、ちゃんと上手に話せるようになっていきますよ。

ことばの遅れとおとなしいや無口との違いって何?事後報告で練習しちゃんと言えるようにしよう
●そして、言葉の遅れには、話すことだけでなく、聞く力も大切です。

園での先生の指示を理解して、集団行動がスムーズにできるために、知っている言葉を増やすこと
先生やお友達の言葉をちゃんと理解できること
もとても大切です。

普段、絵本を読んだり、おもちゃの使い方をしっかりことばで説明して、ことばで理解させていくことが大切です。
そして、分からないことばが出てきたら、わかるように、説明してあげてくださいね。

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・今うれしいことや楽しいこと、困ったことを「ふたこと~みこと」でも 相手にわかるように伝える力

・人から聞かれていることにちゃんと答えられること

・相手の話や絵本の内容をちゃんと理解できること

この3つを軸に、5回にわたり、下記の内容でお届けします。

<各回の内容>

<各回の内容>

第1回 トラブル回避!「嫌なことが相手にわかるように伝えよう」

第2回 お友達と会話出来るように 「二言三言で 相手に分かるように 楽しくお話しよう」

第3回 聞かれたことにちゃんと答えられるようにしよう

第4回 幼稚園の先生の指示が分かるようにしておこう

第5回 幼稚園で絵本の読み聞かせが楽しめるように 絵本の読み聞かせをしよう

 

続編 お話しの力をつけるためのこと、療育情報などを引き続きお送りいたします。

 
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