視力検査が出来るようにする
2015年5月23日7:00 AM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育方法
定型発達の娘も三歳児検診の時に視力検査が出来なかったので、自閉症の息子と一緒に練習しています。
こんな風に、沢山あったら、分かりにくいですよね。
まずは、1つだけで、両目で練習していきましょう
まずは1つの方向を練習する
練習する時は、まず、同じ方向に穴を向けて、同じ方を指差しする練習から始めます。
違う方向を練習する
出来るようになったら、もう一つ、違う方向も練習します。
ランダムに問題を出す
出来るようになったら、最初に教えたものと、次に教えたものをランダムに問題を出します。
違う方向を増やす
そうやって、上下左右が出来るように、1つずつ丁寧にやっていくと良いですよ。
数を増やす
次に2つの丸でやってみる、出来るようになったら3つでやってみる、と数を増やしていきましょう。
そして、沢山丸がある、視力検査の一覧表で出来るようにしましょう。
片目を押さえて隠して、検査する練習中する
視力検査の一覧表で出来るようになったら、今度は片目で検査できるようにしていきましょう。
うちの息子、最初は全然違う方を指さしていましたが、毎日練習していくうちに、出来るようになりました。
ちなみに、息子は最初、モチベーションを上げるために、おやつのカールを使って穴を指さしてから食べました。
今では、沢山ある中の1つを指差して「穴はどっち」と聞くと、「あな」と言って、穴の開いている方を指させるようになりました。
何事も小さな段階に分けて教えれば出来る!
出来ないことも、こんな風に、少しずつ、お子さんのペースに合わせてあげると、出来るようになっていきます。
グレーゾーンだとか、障害がある無いだとかに関わらず、お子さんの出来ないことをお子さんのペースに合わせて1つずつ出来るように教えてあげることが、お子さんの将来の姿を作りますよ。
~発達障害児のご家族の支援(ペアレントトレーニング)をしています。澄川綾乃のカンタン家庭療育~