発達障害や言葉が遅い子の家庭療育方法

視力検査が出来るようにする

定型発達の娘も三歳児検診の時に視力検査が出来なかったので、自閉症の息子と一緒に練習しています。

カンタン家庭療育 視力検査が出来るようにする

こんな風に、沢山あったら、分かりにくいですよね。

まずは、1つだけで、両目で練習していきましょう

 

画用紙に大きく描いてあげてください。
カンタン家庭療育 視力検査が出来るようにする

まずは1つの方向を練習する

練習する時は、まず、同じ方向に穴を向けて、同じ方を指差しする練習から始めます。

違う方向を練習する

出来るようになったら、もう一つ、違う方向も練習します。

ランダムに問題を出す

出来るようになったら、最初に教えたものと、次に教えたものをランダムに問題を出します。

違う方向を増やす

そうやって、上下左右が出来るように、1つずつ丁寧にやっていくと良いですよ。

カンタン家庭療育 視力検査が出来るようにする

数を増やす

次に2つの丸でやってみる、出来るようになったら3つでやってみる、と数を増やしていきましょう。

そして、沢山丸がある、視力検査の一覧表で出来るようにしましょう。

片目を押さえて隠して、検査する練習中する

視力検査の一覧表で出来るようになったら、今度は片目で検査できるようにしていきましょう。

うちの息子、最初は全然違う方を指さしていましたが、毎日練習していくうちに、出来るようになりました。

ちなみに、息子は最初、モチベーションを上げるために、おやつのカールを使って穴を指さしてから食べました。

今では、沢山ある中の1つを指差して「穴はどっち」と聞くと、「あな」と言って、穴の開いている方を指させるようになりました。

何事も小さな段階に分けて教えれば出来る!

出来ないことも、こんな風に、少しずつ、お子さんのペースに合わせてあげると、出来るようになっていきます。

グレーゾーンだとか、障害がある無いだとかに関わらず、お子さんの出来ないことをお子さんのペースに合わせて1つずつ出来るように教えてあげることが、お子さんの将来の姿を作りますよ。

カンタン家庭療育

発達障害児のご家族の支援(ペアレントトレーニング)をしています。澄川綾乃のカンタン家庭療育~