発達障害や言葉が遅い子の家庭療育方法

「ベビーサインを教えたことに後悔しています」言葉の遅れを取り戻せば後悔も良い想い出に

「ベビーサインを教えたことに後悔しています」言葉の遅れを取り戻せば後悔も良い想い出に

「ベビーサインで何でも伝えようとして言葉で話そうとしない」とママの後悔

「言葉が出る前から意思疎通が出来る」、「賢い子になる」、という事を耳にして、
ベビーサインを教える親さんも多いですよね。

 

もちろん、早くから人に伝えようとしたり、
頭で考えたり、手を動かしたりすることは良い事です。

ベビーサインで何でも伝えようとして、まるで手話のように、
細かいことまでサインで伝える子もいます。

 

でも、そうすると、言葉で伝える必要が無くなってしまうため、
言葉が遅れる原因になるとも言われています。

 

人は沢山喋って、綺麗な発音になるため、
あまり喋らないと、発音的にもうまく言えないために、
自信を無くして、ますます喋らなくなったりもします。

 

せっかく賢い子に育てようと、わざわざ手間暇かけてベビーサインを教えたのに、
サインによって言葉が遅れてしまったら、悲しい思いをされることと思います。
そうやって、後悔なさって、相談にいらっしゃる事例もあります。

 

でも、せっかく、手間暇かけて大切にお子さんを育ててこられたのだから、
言葉の遅れの方を対処して、後悔も良い想い出に変えてほしいと思います。

 

ベビーサインとは違う「伝える手段」以外の言葉の魅力を知ってもらおう

言葉とベビーサインとを、同じ「伝える手段」として考えると、
子どもにとっては、やり慣れた「ベビーサイン」を選びたくなるのは当然ですよね。

だから、言葉を教えたいのなら、言葉の別の魅力をアピールすればいいのです。

 

たとえば、言葉は、音あそびという面白さがあります。
小学校の国語の教科書で言う、オノマトペ、つまり効果音、鳴きまねなどです。
ねこがにゃあ、犬がワンワン、お水がジャー、こういった音の魅力は聞いていてとても楽しいです。

 

また、言葉は、口の形によって変わります。
口の形では、昔から、あっかんべー、あっぷっぷーなど
楽しい遊びが沢山あります。

 

そして、お歌も、言葉独特ですよね。
メロディーに言葉の歌詞をのせる面白さは、とても魅力的で、
言葉が出ない自閉症の子でも歌だけは喜んで覚える、という子もいるくらいです。

 

「言葉=伝える手段」という発想を一旦忘れて、
まずは、音や顔遊びの楽しさから伝えていくと、
子どもも無理なく「ベビーサインから言葉の世界へ」ステップアップ出来るようになりますよ。

 

ベビーサインで伝える力があるのだから

小さな頃から、ベビーサインで伝えることができるなんて、
素晴らしい能力です。

 

それを後悔と言うもので終わらせないで、
年齢に合わせて、「言葉の世界」へステップアップさせてほしいと思います。

 

子どもも、大人も、新しい世界へ飛び込むことは尻込みするものです。
ですが、子どもには、年齢とともに、幼稚園、小学校というステージが待っています。

だから、しまったと思ったときがチャンス!と思って、前向きに考えてほしいと思います。

本来、子育ては、年齢とともに変えていくもの。ベビーサインから言葉へステップアップしていくのは自然な流れですよ。後悔しないで大丈夫。

 

それに、言葉が遅いと私に相談くださる事例は、
2歳や3歳初期の頃はまだ喋れなかった子達ばかりです。だから、今からでも遅くないですよ。

 

それでも、家庭療育で言葉を1つずつ教えて引き出し、
日常会話がほぼ支障なく出来るようになっていったり、
小学校までに言葉の遅れが追いついた子もいます。

 

今、せっかく、言葉の遅れに気付いたのだから、
これから子どもの言葉を引き出す方法を学び、
早く言葉の遅れを取り戻していってほしいと思います。

 

 

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