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話し方を教えてあげると、子どもの話したいことが文章として整ってくる実感

小学校1年生のお子さんの、ことばプログラムのご相談支援事例です。

こっちの指示はよく分かってる。
国語の教科書持ってきて。
宿題見せて、と言えば、持ってくる。

でも、言葉を分かっていても、
子どもは喋れない。

だから、喋れないと大人も思ってしまい、
子どもに分かる言葉で話しかけていました。

物の名前のような、
簡単なことしか話しかけていなかったって思います。

 

物の名前だけじゃ無くて、
いろんなことを言葉で言う言い方を教えていかないと、
子供の言葉(文章)が整っていかないんだと分かりました。

話し方を教えてあげると、話したいことが文章として整ってくる実感が持てました。

澄川先生の家庭療育プログラムを始めて、子どもがすごく喋るようになりました。
会話が出来るようになってきました。

 

こちらから話しかけたことは、一通り、言葉で返ってくる。通じている。
分からない質問でも、ヒントや選択肢があれば答えられて、会話になる。

言葉が分かるようになって、
大人の会話も聞いて口を挟んでくるようになりました。

言葉って、 待ってるだけじゃ、ダメなんですね。

そうなんです。言葉は、成長を待っているだけじゃダメなんです。
もっと正確に言えば、「沢山話しかけた上で、待っている」のであれば、良いのですが、
多くのママが、子どもへの話しかけ方が量も種類も足りなかったり、
話しかけ方を知らなかったりします。
私もそうだったので、とてもよく分かります。

 

どの親も、たいてい、いつも同じ言葉を使って、生活しています。
辞書にある言葉をまんべんなく子どもに教えようと、話しかけている親はほぼいないんです。

まずは、大人の言葉を見直してみませんか?
子どもは、大人の言葉から言葉を覚えていきます。

 

子どもの言葉を引き出すための話しかけ方を学びたい方はこちら
2つの家庭療育プログラムで、ご家族をサポートしています。

◆子どもらしい 生活や遊び、言葉の力をつける

パーソナルプログラム

 

◆就学に向けた言葉の力をつける

ことばプログラム

 

普段の会話でどんどん言葉が増えていくのは、とてもうれしいですよ。