話し方を教えてあげると、子どもの話したいことが文章として整ってくる実感
2019年6月26日12:50 PM カテゴリー:記事
小学校1年生のお子さんの、ことばプログラムのご相談支援事例です。
こっちの指示はよく分かってる。
国語の教科書持ってきて。
宿題見せて、と言えば、持ってくる。
でも、言葉を分かっていても、
子どもは喋れない。
だから、喋れないと大人も思ってしまい、
子どもに分かる言葉で話しかけていました。
物の名前のような、
簡単なことしか話しかけていなかったって思います。
物の名前だけじゃ無くて、
いろんなことを言葉で言う言い方を教えていかないと、
子供の言葉(文章)が整っていかないんだと分かりました。
話し方を教えてあげると、話したいことが文章として整ってくる実感が持てました。
澄川先生の家庭療育プログラムを始めて、子どもがすごく喋るようになりました。
会話が出来るようになってきました。
こちらから話しかけたことは、一通り、言葉で返ってくる。通じている。
分からない質問でも、ヒントや選択肢があれば答えられて、会話になる。
言葉が分かるようになって、
大人の会話も聞いて口を挟んでくるようになりました。
言葉って、 待ってるだけじゃ、ダメなんですね。
そうなんです。言葉は、成長を待っているだけじゃダメなんです。
もっと正確に言えば、「沢山話しかけた上で、待っている」のであれば、良いのですが、
多くのママが、子どもへの話しかけ方が量も種類も足りなかったり、
話しかけ方を知らなかったりします。
私もそうだったので、とてもよく分かります。
どの親も、たいてい、いつも同じ言葉を使って、生活しています。
辞書にある言葉をまんべんなく子どもに教えようと、話しかけている親はほぼいないんです。
まずは、大人の言葉を見直してみませんか?
子どもは、大人の言葉から言葉を覚えていきます。
子どもの言葉を引き出すための話しかけ方を学びたい方はこちら
2つの家庭療育プログラムで、ご家族をサポートしています。
◆子どもらしい 生活や遊び、言葉の力をつける
◆就学に向けた言葉の力をつける
普段の会話でどんどん言葉が増えていくのは、とてもうれしいですよ。