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歯医者さん:障害者歯科診療所は自閉症の子どもに丁寧に治療の説明

6歳の自閉症の息子も、とうとう、歯が抜け始めました。

 

よく、保育園のお友達が歯が抜けそうなのをグラグラさせてみせていたので、
自分の歯がグラグラなときも、抜けたときも、嬉しそうでした。

 

そして、下の歯が1本抜けて、大人の歯が生えはじめました。
でも、よく見ると、ちょっと斜めになってます!
カンタン家庭療育 自閉症の息子、大人の歯へ

きっと、歯のスペースが無いんだろうな。
顎が発達していないどころか、
うちの息子は、頭のサイズも凄く小さく、いまだに、1歳の頃に買った帽子がかぶれてしまうくらい、顔が小さいんです(泣)

 

小学校の通学用の黄帽子も、ブカブカで危ないので、後ろを縫い縮めたくらいです。

 

頭自体が小さいんだから、顎だけ大きくなるはずもない。仕方ないな、って思います。
一応、下の歯の隙間は出来ていたんですけどね。
大人の歯がまっすぐ入るほどのスペースは厳しいのかな。
そして、上の歯は、まだ全く隙間が無い!大丈夫かな・・・(>m<)

 

ちなみに、この写真の頃は1本でしたが、最近また2本目が抜けました。
何日か血が出ていて、歯磨きを嫌がっていましたが、今は血も止まりました。

 

息子は、5歳の頃までは、小児歯科に通っていましたが、手のかかる息子は午前中の診療。
小学校が始まって午前中は厳しいため、新しく、こちらへ行ってきました。
障害者歯科診療所
障害者歯科診療所
土日のみ営業している障害者専門の歯医者さんです。
嫌がって、暴れて泣き叫んでいました(汗)

 

息子のように、恐怖心が強いタイプは、3ケ月に1度は定期的に、歯のお掃除をしてもらって慣れた方が良さそうなので、通おうと思います。
歯の器具をいきなり使用するのではなく、空気をかける道具は手に空気をかけて怖くないことを説明してくれたり、電動で動くものも手に当ててもらえたり、自分で口の中に入れたりして、自閉症の子も納得してお掃除を勧められます。

 

今後、歯の矯正が必要になるのか経過を観察しながら、大人の歯が虫歯にならないように、シーラント(虫歯になる前に、なりやすい奥歯の凸凹しているところにかぶせるもの)をしていく予定です。

 

シーラントをすると、虫歯でなくても処置歯扱いになる可能性があるようで、ほんとかどうかわかりませんが、小学校などの虫歯ゼロの表彰がされないという話もあります。
小児歯科はよくシーラントを勧めますが、普通の大人が言っているような歯医者に行くと、そのような理由でお勧めされません。

 

ちなみに、息子は、これまでも小児歯科で、2歳の頃から、子どもの歯の奥歯のシーラントをしてきました。
シーラントをすると、歯がデコボコでなくなるので、おやつを食べた後でも、歯に詰まりにくいです。
歯磨きしてすぐに汚れが落ちるので、とっても楽ちんですよ。