3歳 なんで?どうやって?の会話もスムーズに!兄弟の言葉も!!パーソナル療育プログラム
2017年9月28日10:06 PM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声
言葉の遅れがある3歳のお子さんのパーソナル療育プログラムのご相談支援事例です。
日常会話がずいぶんと出来るようになってきました。
「妹ちゃん、なんで泣いてるの?」 「押した」「いじめた」
「なんで転んだの?」「引っかかった」などと、言えるようになりました。
何か作ると、どうやって作ったか、聞いてほしくて、持ってくるようになったそうです。
「ママこれ!折り紙、折ったね。のりペタペタしたね。」と話しかけてくるそうです。
言葉の発達において、定型発達のお子さんの場合は、次のように考えられています。
3歳頃、日常会話ができる。
小学校入学までに物語の理解が出来る。
そういう力が求められます。
通常、定型発達のお子さんが3歳で幼稚園や保育園に入園するとき、20人程度の幼児に生徒は1人のところが多いです。
(保育園は20人に2人で、1人の先生が加配になる場合が多いです。)
そして、一人ずつの個別の連絡帳はありません。
それは、園児が保護者に自分で言葉で伝えられるから、なんです。
そして、小学校入学までに、物語の理解が求められるのは、小学校の教科書の前準備だから。
小学校の国語の教科書は、2年生にもなれば「弓を引き絞り」「矢をはなちました。」「矢はうなりを立てて飛びました。」というような、むつかしい表現になります。
国語の授業では、それぞれの言葉の情景を思い浮かべ、表現力を豊かにしていきます。
ですから、物語自体の理解力がある前提で、1つ1つの言葉を解説していくんですね。
幼児期に基礎がしっかり出来ていないお子さんは、普通学級で行われる授業が理解できません。
それは、テストの点や授業態度になって現れます。
それで、普通学級から支援学級へ変わってくるお子さんが、何人かいらっしゃるんですね。
幼児期に、日常会話をマスターして、そして物語を理解していく。
自分でない絵本の登場人物が置かれている立場を理解し、気持ちを考えられる。
それが出来るようになっておくと安心ですね。
こちらのお子さんも、物語の理解の課題に取り組んでいらっしゃいます。
他の療育とは違う、澄川綾乃のカンタン家庭療育の特徴は、「日常会話」と「物語の理解」です。
今日は、お兄ちゃんのことをママからの聞き取りでご相談。
お兄ちゃんが園へ行っている間に、1歳の妹さんがママと来てくれました。
1歳の妹さんも、「こんにちは。」「これ?」「とって」「おしまい」「チョッキン」「ふうせん」など、たくさんの言葉が出ていました。
上の子に丁寧に言葉を教えていくと、それを聞いている下の子も、凄くしゃべれるようになります。
そんなお子さんの事例は、何人も見てきています。
やはり、子育ては、丁寧にわかりやすく、ですね。