幼児語とは?嫌いなママはご注意「子どもの言葉が遅れる原因」になることも

幼児語とは?例と、幼児語が嫌いなママはご注意「言葉が遅れる原因」になることも

幼児語とは?幼児語の定義と例

幼児語とは、大人同士の会話に使われず、赤ちゃんや幼児がわかりやすく発音しやすいように言われる言葉で、次のような言葉があります。

<幼児語の例・一覧>

ニャンニャン/ニャーニャ(ネコ)
モーモー (牛)
ワンワン(犬)
ブーブ(車)
ポッポ(鳩)
コッコ(鶏)
チッチ、シー(おしっこ)
ちゃちゃ(お茶)
まんま(ご飯)
おつむ(頭)
じいじ(おじいちゃん)
ばあば(おばあちゃん)
ママ(おかあさん)
パパ(おとうさん)
ああん(口を開ける)
あんよ(足、歩く)
たっち(立つ)
おも(お外)
うまうま(おいしい)
あっちっち(熱い)
ばっちい(汚い)

 

幼児語が嫌いなママはご注意「子どもの言葉が遅れる原因」の1つ
子育てに昔から使われている理由

子どもは、生まれもって言葉を知っているのではなく、大人が自分に語り掛けた言葉から、言葉を覚えていきます。
大人が聞き取りにくい、むつかしい言葉ばかり使っていると、子どもは何を言っているのか聞き取れません。言葉がわからない代わりに、ジェスチャーやクレーン現象に頼ってしまう子どももいます。

 

子どもがしゃべり始める言葉も、やはり、大人が語り掛けた言葉の中の、「言いやすい言葉」それが「幼児語」です。

 

言葉が遅い、と相談に来られる方の多くが、子どもに幼児語で話しかけていませんでした。
幼児語や効果音を言うことをするだけで、言葉が出てくるようになった子どももたくさんいらっしゃいます。

 

幼児語が昔から、幼児の子育てに使われるのは、ちゃんと理由があってのことです。
幼児語を使うなんてかっこ悪い、というのは大人の都合。

子どもの側からすれば、自分にわからない、むつかしい言葉ばかりかけられるより、理解しやすくて自分でもすぐに言えそうな言葉をかけてもらえた方が嬉しいに決まっていますね。子どもがコミュニケーションや会話をしやすいように、子ども目線で考えてあげたいですね。

関連記事
>>言葉の遅れってどんなもの?具体例とうまくおしゃべりできるための関わり方

 

幼児語と言葉と子どもの成長

幼児語から大人の言葉へ 言葉は変わっていくもの

幼児語を嫌う理由の中に、「言葉を教え直さなければいけない」「正しい日本語を教えるため」と思ってらっしゃる方がいますが、本来、言葉というものは、「年齢とともに変化するもの」です。

 

「ご飯」、という日本語だって、正しく言おうと思えば、「食事」「朝ご飯」、「昼ご飯」、「夕ご飯」、「夜ご飯」、「晩御飯」かもしれません。
でも、1歳の子どもに「食事だよ」という親はいませんよね。「ご飯」と教える親が多いと思います。
そして、朝、昼、夜、がわかるようになったら、「朝ご飯」、「昼ご飯」、「夜ご飯」、と教え直しますよね。
小学生にもなれば、「食事」「外食」「ご馳走」「およばれ」など、たくさんの言葉を使います。

 

このように、言葉は、年齢とともに変化するもので、幼児語で終わりではないんです。
そして、言葉は1つ覚えればそれで終わりではないんです。
よって、幼児語は、言葉の発達の1過程なんですね。

 

幼児語と言葉と子どもの成長

 

言葉は、たくさん覚えるべきもので、年齢とともに、言い方も変わるのが当たり前。
だから、幼児語だけ特別に嫌うことなく、子どもにわかりやすい言葉として、上手に使っていってほしいと思います。

 

幼児語や効果音を上手に使おう

幼児語を使っていなくても、子どもがすでに大人の言葉を上手に話せているなら、あえて使う必要はありません。
でも、もし、「うちの子、言葉が遅い?」と感じたら、声掛けを見直しましょう。
幼児語や効果音を沢山言うようにしたいですね。

 

1歳2歳の頃から、子どは、言いやすくて沢山聞いた言葉から、大人の言葉をまねしていきます。
ですから、「ママ」、「マンマ」、「おも(お外)」などの幼児語を沢山使っていくと良いですね。

 

もし「お母さん」「お父さん」で長い事教えてしまっている方は、「おとう」とか「おかあ」と呼ばせるのも呼びやすくて良いですよ。「お父さんだよ、おとう」とか「お母さんだよ、おかー」などと話しかけていると、喋るようになります。

 

また、滑り台を滑る「シュー」、ドアをノックする「コンコン」、インターホンを押す「ピンポン」、幼児語にもなっている車の音「ブーブ」なども、動作やオモチャで遊びながら、沢山声掛けしていくと良いですね。

ギッタンバッコン

幼児語や効果音を使おう

 

幼児語はいつまで使っていいの?

子どもが幼児語しか喋らない、と、いつまで使うのか、正しい言葉を使わせるにはどうしたら良いのか、と心配になりますよね。

いつまで使っていい、というのは親の判断ですが、3歳頃には、幼児語を卒業できると理想的かと思います。

 

幼児語ばかりつかっていると、話の内容がしっかり相手に伝わらないからです。

幼児語は、カンタンに喋るためのもの。

内容がある説明をしようと思うと、幼児語に頼った会話では、相手に通じません。

3歳になると、多くの子どもが、大人顔負けで喋るようになります。

ですから、2歳後半頃には、大人も意識して、幼児語ではない普通の言葉をかけてあげるようにすると良いですね。

 

小学校以降になると、いじめの対象になることも考えられますので、いつまでも幼児語、というわけにはいかないかな、と思います。

 

幼児語をいい加減卒業してほしい!幼児語はいつまで続くの?

子どもが幼児語を使い続ける理由は2つあります。

1つ目の理由は、発音がうまく出来ない場合です。

「わんわん」、なら言えるけれど、「犬」、という発音がうまくできない。

そのような場合は、「いーぬ!」とゆっくりおしえてあげると良いですよ。

 

でも、嫌がるのを無理に発音練習させたりするのは、おしゃべりすることの自信をなくしてしまったり、おしゃべりが嫌いになってしまうので、無理のない範囲で、楽しく会話していくと良いですね。

 

もう1つの理由は、幼児語を大人が使い続けている場合です。

よくあるのが、「幼児語を使う子どもの姿が可愛いから」と、幼児語以外を教えないパターンです。

でも、年齢相応、言いたいことも出てくるので、いつまでも、カンタンな幼児語では、相手に伝えたいことも、うまく伝えられないままです。

 

幼児語を話した時に、子どもの話を受け止めるとともに、「マンマって、何の事かな?そうだね、ご飯の事だね!よくわかったね。」などと、子どもが幼児語から正しい言葉を使えるように、優しく促していくと良いです。

「マンマじゃなくて、ご飯、って言った方がかっこいいんだよ」と、幼児語でない方がかっこいい事を教えてあげると良いですね。

幼児語卒業に向けて

 

 

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