言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?【保育士監修】

言葉の遅れの2つのタイプ:お子さんはどっち?

子どもの言葉の遅れのタイプを大きく2つに分けることができます。

 

ことばの遅れのをタイプ別、必要なかかわり方を知って、
お子さんのことばの遅れを取り戻していきましょう。

 

インプット段階のタイプ

インプット段階の子どもの様子

言われていることの意味が分からない。
場面や状況が変わると言葉が通じない。
ことばを何となく、でしか理解していないみたい。
オウム返しはするけど、言葉をはっきり覚えてないみたい。
質問するときょとんとして理解できない。
質問を語尾上がりでオウム返しする。

 

こういう場合は、
子どもが言葉を聞いても意味がはっきりと分からない、
あいまい、な状態です。
言葉がまだ、頭にしっかりと入っていなくて、
インプットがまだしっかりと出来ていません。
言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?
 

インプット出来ていない段階、ということは
「ママが声掛けをしっかりすると良い段階」です。

 

どんなインプットをしたらいいの?

今まで、お子さんの気持ちをたくさん代弁してきましたか?
これまで、お子さんに質問をしてきましたか?

 

「どうしたの?」ってきいてあげていますか?
「どこ行きたい」って聞いてあげていますか?
「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どのように」
の質問をしたり、話しかけたりしていますか?
子どもがわからないままにしておかないで、
話して聞かせて、教えて、理解させていますか?

 

実は、子どもが話せるようになってから会話するんじゃなくて、
子どもが答えられなくても聞くのが子育てなんです。

 

今の親はそれを知らないで、
子どもがしゃべれるようになるのを待っているので、
言葉を言えるようになっても質問に答えられない子がたくさんいます。
私もそうでした。

 

0歳の赤ちゃんが泣いているとき、
「なあに?おなかすいたの?」と親は聞きます。
そのときに、答えを求める親はいません。

 

子どもが答えられなくても、
問いかけ、教える、ということが大切ですね。

言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?

また、普段から、お子さんが興味を持ったことに共感して
声掛けしていますか?
「今、チンって音がしたね!レンジの音だね。」

 

食べてお風呂に入って寝るだけの生活では、
会話は決まった会話しかできません。
普段の何気ないことの中に、会話は山ほどあります。

 
言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?

 

0歳から聞いて、
1歳半で受け答えが出来るようになるのであれば、
語りかけを始めてから1年以上インプット期間が必要だということ。

 

そして、年齢が上がるにつれて、
話が分からない事になれて人の話を聞かなくなりますし、
自我が出て、出来ない事を避けるようになります。
また、言葉の習得には、年齢が上がる方がたくさんの期間必要になります。

 

普段の会話を見直して、早く声掛けを始めましょう。

言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?

 

アウトプット段階のタイプ

アウトプット段階の子どもの様子

言葉をほぼ理解している、
「いつ、どこで、だれが、なにを、どのように」の質問もを理解している。
指差しや、身振り・ジェスチャーで答えてくれる。

 

でも、
言葉が出ない、言葉をしゃべるけれど片言
うまく文章にならない。

 

こういう場合は、ことばをよく理解しているので、
ことばのインプットはよく出来ています。

 

でも、言えない、うまく言葉が出てこない、ということは
アウトプットがうまく出来ないということ。

 

インプットだけに力を入れるのではなく、
言葉をアウトプットする方へ力を入れていきたいですね。

 

どうやってアウトプットをしたらいいの?

あー、だだだ、ばぶだぶ、ぶぶぶ、などの喃語や音はたくさん出ていますか?
言葉の前に、まずは音を出しましょう。

 
まだ言葉が出ない子のママは、
お子さんと普段から生活の中の音を楽しんでいますか?
幼児語や効果音などの、子どもが言いやすい言葉を使っていますか?

 

大人の言葉で話しかけるのではなく、
まだ言葉がうまく言えない子どもに合わせて
子どもの成長や言葉の発達段階にあったことばを使ってあげると良いですね。
言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?

 

お子さんがうまくしゃべれない、片言の時、
ママが代弁して終わり、ではなく
「・・・ということ?」と聞き返したり、
選択肢を出して、子どもが自分で言える手助けをしていますか?

 

大人がいつも、すべて代弁だけしていると、
いつまでたっても、自分で文章が作れないままです。

言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?

 

また、うまくしゃべれない子の場合、
こういう関わりをしてしまっていることも多く見受けられます。

 

・いつも「やって」や「これ」「こうやって」などの便利語ばかり使う
・質問して答えてもらって終わりで、会話が一往復

 

便利語ばかり使っている場合、
名詞や動詞などの語彙が足りなくて、うまく説明できません。
語彙を増やしていく必要がありますね。
言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?
 

会話が一往復しかない場合、
「今日、幼稚園で何してきたの?」「これ作った。」
で終わってしまうと、そこから発展していかないですよね。

 

このような場合、ママも子どもに言わせて満足、
という印象も受けます。

 

会話は、そもそも、言わせることではなく、
共感しあうためのもの。
作ってきた作品の上手なところを褒めてあげるなど、
子どもともっと向き合っていくと良いですね。
その方が、ママも、子どもとの会話が楽しくなりますよ。

言葉の遅れの2つのタイプ あなたのお子さんはどっち?
 

言葉の遅れに合わせた足りない関わりを増やせば言葉は成長する

上記に、足りない関わり方をお書きしました。

 

足りない関わりのままでは、子どもはそこから成長していきません。
是非、見直して、お子さんの成長を引き出していきましょう。

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足りない関わり方を知って、
子どもとの毎日を楽しく会話して成長を引き出していってほしいと思います。