会話が続かないのはなぜ?どうしたらいい?子どもの言葉の遅れについて
こんなお悩みはありませんか?
「何してるの?」と聞けば、「・・・してる」と答えてくれる。
「園で何した?」と聞けば、言えることも増えてきた。
自分発信の言葉もどんどん増えてきている。
でも、会話が続かない。なんでだろう。
って思う事はありませんか。
軽度な言葉の遅れの相談で、こういう相談、よくあります。
なんで、会話が続かないか、お書きしたいと思います。
お子さんと、どんな会話がしたいですか?
今、お子さんが「・・・してる」「・・・した」と言った後、
どんなふうに、もっとお話ししてほしいんでしょうか。
子どもは、大人が話すことをまねして、話せるようになります。
生まれ持って、話す言葉をもって生まれては来ません。
だから、お子さんがまだ会話が続かないうちは、
お子さんとしたい会話を、ママが話してあげる必要があります。
でも、それをママ自身が思い浮かべれていなければ、
話してあげられないですよね。
沢山のママの支援をしてきて思うのは、
ママ自身 続く会話をイメージできていないということです。
私もそうだったのでよくわかります(;^ω^)
なので、子どもとの会話を、
しっかりイメージできるようになってほしいと思います。
何してる?というのは、していることを一言で話すこと。
そういう会話だと、一言で終わってしまいますよね。
そういう会話をいくら続けていても、
それ以上、うまく話せるようにはなりません。
それは、具体的な内容の会話をしていないからなんです。
続く会話というのは、
やっている事ややった事について「どうやってやっているのか」という
英語で言う「HOW」の部分を具体的に会話することです。
園の出来事であれば、
お面作った、という報告だけではなく、
どんなお面を作ったのか、それをどうするのか?
お面を節分の日にみんなでつける、など。
というのが、具体的な会話です。
こういう内容を話すと、会話が続きますよね。
でも、園の出来事などは、一緒に経験していないので、
具体的なことまでは、なかなかわからないですよね。
そうすると、子どもから聞き出せたとしても、一言で終わってしまい、会話が続きません。
だから、「聞き出す」ことではなく「話して聞かせてあげる」ことが今はとても大切です。
一緒に経験していることから、お話ししてあげてくださいね。
子どもは、大人が話している言葉を聞いて、どんな風に話すのか、覚えていきます。
子どもから聞き出そうとしないで、
まずは、目の前で一緒にしていることを、
具体的に話して聞かせてあげるようにすると良いですよ。
子どもと話すのが苦手、具体的にってどう話せばいいの?
という方をサポートしています。
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