発達障害や自閉症の子どもの行動:身体を擦り付ける
あまり知られていないかもしれませんが、発達障害や自閉症スペクトラムの子どもの中には、身体を擦り付けることを好む子がいます。
これは、身体の感覚に敏感で、その感覚が気持ちいいからだと思われます。
身体の感覚は、神経を通して脳に伝達されます。
沢山の感覚を身体で感じられるように、くすぐり遊びやお布団の上でコロコロ転がって一緒に遊ぶと良いですね。
発達がゆっくりな子は、特定の感覚に過敏だったり、鈍感だったりするようです。
息子は、保育園の手洗い場の下に敷かれた人工芝のマットに乗りたがらない時期がありました。
しかし、集団生活で克服し、いつの間にやら普通に乗れるようになりました。
感覚過敏は少しずつ慣らしていくと良いですね。
色んな手触りや肌触りの物を意識的に触らせてあげてください。
ザラザラ、ツルツル、ふわふわ、などの言葉を一緒に教えていくと良いですね。
本人の関心があるときに教えると早く習得します。
また、逆に鈍感な部分もあります。
トイレトレーニングが遅れる理由の一つに、自分のおしっこの感覚に鈍感な子が多いということです。
身体を触られる感覚や、痛みの感覚が鈍いことがあります。
日頃から、身体の色んな部分を優しく撫でてあげましょう。
くすぐり遊びなど、親子で楽しむのも良いですね。
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