発達障害や言葉が遅い子の家庭療育方法

【身辺自立】:ちょうちょ結び・紐結びの教え方・練習方法

ちょうちょ結び・紐結びの教え方・練習方法

お子さんは、ちょうちょ結びが出来ますか。
ちょうちょ結びって、難しい割に、使う機会は多いですよね。
靴ひもが結べるために、是非練習しておきたいものです。

 

ちょうちょ結びって、紐を回したり、穴から引っ張り出したり、ひももクネクネしてとても教えずらいですよね。
どうやって教えようか、と迷われる方も多いかと思います。

 

教え方・練習の仕方のコツは、写真を見ながら一緒に取り組むことです。

感覚統合が苦手で不器用な子も、一つ一つの動作をゆっくり覚えていきましょう。

このページを印刷して、リボンをこの紙の上に置いて練習すると良いですよ。
視覚支援で教える事が出来ます。

手順1:最初はカタ結びから

まずは、紐の真ん中にセロハンテープで貼り、机に固定します。

そして、1回カタ結びをします。
カンタン家庭療育 ちょうちょ結びの教え方1

カタ結びが出来ない方は、まず、こちらから練習してくださいね。
ひも結びが出来るようにする

手順2:片方の輪っかを作る

次に、片方の輪っかを作ります。

こんな風です。

右部分を左側へ持ってきて輪にしました。
カンタン家庭療育 ちょうちょ結びの教え方2

手順3:反対の紐を下におろす

次に、左の紐を下へおろします。

こんな風です。
カンタン家庭療育 ちょうちょ結びの教え方3

おろした時に、真ん中に少し空間を残し、穴を作っておきます。

手順4 穴から紐を引っ張り、もう片方の輪を作る

次に、手順3でおろした紐を手順3で残した穴に、入れて、もう片方の輪を作ります。

輪にするので、紐は先端から入れず、紐の上の方から入れます。
カンタン家庭療育 ちょうちょ結びの教え方4

出来上がり

カンタン家庭療育 ちょうちょ結びの教え方

こんな風に、1つ1つの段階を、お子さんによく見てらって、形や動作を覚えていってもらいましょう。

忘れないように毎日練習すれば、早く覚えられますよ。

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