3歳入園前の子の家庭療育の事例と効果「単語がいくつか出て要求の言葉も!」
2020年1月28日12:09 PM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声
ほとんど言葉が出ていなかった入園前の3歳のお子さんの家庭療育プログラム「パーソナルプログラム」の事例と効果をご紹介します。
<プログラム開始前の言葉>
んしょ、いたーいなど特定の言葉は出るけれど、喃語が多い。
<プログラムを3ヶ月継続後 教室でのご様子>
まだはっきりしない言葉もありますが、いろんな言葉を言ってくれました。
あか
んご
みかん
もっと
もう1回
いたい
あり
ジャンプのじゃん
ピョンピョン
ちょうだいのだい
あけて
キャッチボールなどのボールをつかったやりとり遊びが大好きで、
「もう1回」や「パパ」などの言葉もよく出ていました。
座っての活動は、
大好きなパズルでは座って数ピース出来るようになりましたが、
途中で離席してしまいます。
座って落ち着いて活動するということが苦手なので、練習中です。
こちらは、お絵かきをしているところ。
好きなことだけではなく、今やりたくないことや、得意ではないことも、
ある程度の時間、できることを目指しています。
幼稚園に入園すると、通常は、
お絵かきや塗り絵、粘土、折り紙、工作、絵本の読み聞かせなどの時間が毎日のようにあります。
自分の好きなことだけしかしない、つまらないとやらない、という場合、
幼稚園での活動から離席したり、部屋から出て行ってしまったりします。
そうならないように、出来る作業を増やすこと、落ち着いて座れる時間を増やすことを、
取り組んで言っています。
こちらのお子さんが取り組まれているのは、家庭療育プログラム「パーソナルプログラム」です。
入園前のお子さんで、落ち着いて座っていられない、絵本が聞けない、言葉が出ない、相手に伝えられない、などのお子さんはご相談ください。
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