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言葉が遅い子が小学校の授業を理解できるために:教科書学習の準備って何?

ことばカンタン家庭療育の澄川綾乃です。

普段の声掛けを変えるだけで、
子どもの言葉の力を伸ばす方法をお伝えしています。

 

今日は、
無料メール講座の読者の方からの質問に
お答えしたいと思います。

 

こんなご質問がありました。

家庭療育プログラムのことばプログラムで、
日常会話のトレーニングの後にやる
教科書学習の準備って、何をするんですか?

 

今日は、教科書学習の準備について
お伝えしたいと思います。

 

 

言葉が遅い子が小学校の授業を理解できるために

教科書学習の準備ってなんで必要なの?

日常会話は、問題なく出来るようになった。

 

園や学校であったことを
詳しくお話ししてくれるようになって、
一緒に通っていないのに、
子どもの様子が言葉だけでだいたい分かるようになった。

 

何した、だけじゃなく、どんなふうにやったのか、
どこがうまくできて、何が難しかったか、
何がどう面白かったのか、話してくれるようになった。

 

ケンカの経緯やお友達とのトラブルを
時系列で説明してくれるので、
ママが言葉でアドバイスすると、
次の日からそうできるようになった。

 

日常会話はほぼ問題ない。

ちょっとまだ言葉がたどたどしいけれど、
ペースがゆっくりなだけ。
今の関わりを続けていけば、
スラスラ話せるようになりそう。

 

すると、学校でも、会話で通じ合えるので
コミュニケーションを取りながら、
困りごとはだんだん無くなっていきます。

 

 

ただ、授業となると・・・
日常会話だけでは難しいかもしれません。

 

日常会話は、あくまで自分の経験ベースの事。

 

でも、小学校の授業は、
本人の日常経験や興味の範囲だけではないからです。

 

それに、自分が言いたいことを言葉に並べる事と違って、

相手がいう事(この場合教科書の話)を理解する、というのは

興味がある無しに関わらず、その内容に向き合わないといけないのです。

 

国語の教科書のお話しは、
学校やお友達の話もありますが、
昔話から、ファンタジー、戦争の話、
植物や動物の生態・育て方・食べ方、加工方法、
乗り物の仕組みや役割、
社会のルール、など
幅広いです。

 

こういった幅広いお話しの絵本が大好きで、
読めば内容を分かって、
ママが「なんでこうなってるのかな?」
と聞けば答えられる状態なら、
国語の授業も安心です。

昔話でも、起承転結でお話しを説明できれば
安心です。

 

 

でも、日常会話が出来るようになっても、
絵本など、自分に関係ない話になると、
難しくなってしまう子が多いです。

 

全然聞けなかったり・・・

聞いてはくれるけれどよくわかっていなかったり・・・

分かっていても質問には答えられなかったり・・・

場面ごとに理解できても全体がつながっていなかったり・・・

 

 

すると、国語の授業が難しくなってしまいます。

 

 

でも、日常会話が分かるようになったんだから、
言葉が分かる!
言葉が分かるんだから、
それ、ちゃんと、改善できるんですよね。

 

なので、日常会話が支障なく出来る前提の上で、
お話しの内容を正しく把握して会話する練習をしていきます。

言葉が遅い子の日常会話の練習と小学校の授業のための教科書学習の準備

 

言葉が遅い子が小学校の授業を理解できるために

教科書学習の準備って何するの?

 

教科書学習の準備では、こんなことをやっていきます。

自分の経験ではない、
お話しの内容を想像して理解する

正しく把握する

それを言葉で会話して理解を深める

ということをやっていきます。

どんな分野のお話しでも理解して正しく会話できる。

 

 

国語・理科・社会と
算数の授業対策をします。

国語の教科書のお話しは、
物語文と説明文があります。

 

物語文では、
オチの理解、
起承転結でお話し全体の流れを理解、
そしてそれを言葉で説明出来る事、
などを目指します。

 

そうするなかで、
登場人物の気持ちの理解や、
5W1H(いつどこでだれがなにをどのようになんで)などに正しく答える
練習もできます。

 

説明文は、
植物や動物の生態・育て方・食べ方、加工方法、
乗り物の仕組みや役割、
社会のルール、などについて、
お話しを理解できるようにしていき、
言葉で説明できることを目指します。

説明文の内容は、理科や社会とも関係しますので
国語、理科、社会、の対策になります。

 

理科、社会って、丸暗記しても、

生活の中で使わなかったらすぐ忘れます。

そもそも、授業への興味も無くなってしまいます。

 

だけど、小学校の理科や社会は身近な内容ばかり。

あえて、学校で勉強、としなくても、家庭の会話で済むことは沢山あります。

だから、国語は嫌いでも、理科は好き、という子も多いです。

好きな教科が出来ると、勉強も楽しくなります。

 

 

算数では、
算数用語の理解や感覚をつけることをやっていきます。

足し算・引き算・繰り下がりの意味、など
丸暗記ではなく
生活の中のことと関連付けて理解し、
忘れずしっかり定着することを目指します。

 

 

国語・算数共通で、
問題文を自分で読んで答えることをやっていきます。

 

これらの教え方をママが一通り知っておけば、
それを応用して、
小学校の勉強でつまずかないように
宿題を見てあげながらフォローすることが出来ますので、
この先長く使える知識です。

言葉が遅い子の日常会話の練習と小学校の授業のための教科書学習の準備

 

言葉が遅い子が小学校の授業を理解できるために

教科書学習の準備をしているお子さんのご成長ぶり

このような教科書学習の準備をしているお子さんのご成長ぶりをご紹介します。

 

<成長事例1>年長になったお子さん
【言葉・国語】

絵本を読んで、
自分の家の動物と見比べて
観察することが出来るようになりました。

 

犬の本に足の出し方が書いてあって、
幼稚園でもらった本にうさぎの特集が少し出ていて、
後ろ足でジャンプ
(基本的に前足はバラバラに出す事あっても後ろ足は一緒)
っていうのを

実際に 我が家にいるうさぎさんの所まで見に行ったりと
比べていました。

肉球もない!と後ろ足見て興奮してました。

 

テレビで見た後、
アマゾンカワイルカは背びれが小さい、
ジュゴンは尻尾はイルカみたい、
マナティは扇形、フグは貝を食べるなど、
いろいろな事を少しずつですが
話しながらLaQやブロックで作っています。    

          

 

【勉強】

以前よりも筆圧も上がってマルなども上手に出来ています。

問題を読んで答えを書く事もできていたりしてビックリしました。

途中、嫌がって休憩したりもしていましたが、
最初に集中が切れるまで30分くらいは、きちんと座っていられました。

 

こちらのプログラムです。

家庭療育プログラム:ことばプログラム

 

言葉が遅い子が小学校の授業理:教科書学習の準備の前にやるべき事「日常会話の練習」

この教科書学習の準備は、
日常会話が支障なく出来るように
なったお子さんを対象にしています。

 

自分の話が出来ないのに
経験もない、興味もない自分以外の話を学ぶのは
難しいからです。

そして、必要性としてもまずは、 
自分のことが言える方が大事だからです。

 

ですから、まだ日常会話が
「今ひとつ」、とか、「もう少し」と思う方は
まずは日常会話のコースをご検討くださいね。

 

言葉が遅い子が小学校の授業理:教科書学習の準備

日常会話をまだ練習中でもいいの?

日常会話のプログラム6ケ月はもう受講しました。

現在やっています。

完璧にはこなせていないけれど、
だいぶ効果が出てきています。

という方は、もう早めに
教科書対策プログラムをやってほしいと思います。

 

なぜかというと、教科書対策(教科書学習の準備)は、
日常会話のネタにもなるからです。

 

 

もっと会話してあげたいけれど、
毎日の生活だけじゃ、あまりネタがない、
ということであれば、なおさら、
早く教科書対策もやってしまうと、
会話のネタになりますよ。

 

動物、植物、などについて詳しく会話したり
乗り物などについて仕組みや役割を会話する

今まで会話していなかったけれど、
普段の生活で目にするものの会話が膨らみますよ。

言葉が遅い子の日常会話の練習と小学校の授業のための教科書学習の準備

 

言葉が遅い子が小学校の授業理:教科書学習の準備の前に

日常会話プログラムのお子さんのご成長ぶり

普段の生活の中で、大人がなるべくまんべんなく

いろんな言葉を使うことを意識して、声掛けの言葉を変えてもらっています。

 

・同じ言葉ばかり使わず、語彙を増やす

・同じ内容ばかり話さず、いろんな内容の会話をする

・表面的な「・・・した」の会話だけでなく、具体的に「なにを・どうして・どうなった」のか、「なんでそうなったのか」などつっこんだ会話をする

 

具体的な会話の仕方をお伝えして取り組んでもらい、このように言葉が発達しています。

 

<成長事例2>

先生のプログラムを初めて4カ月ですが、
毎月新しい取り組みのメールが届いた時は、
かなり高いハードルの内容で、
どうやってやろう、1カ月で習得出来るのか、と
毎回不安に思っています。

 

ですが、
1ヶ月間でまずは私が内容を習得して使える様になって、
気付くと子どもも出来る様になっていって、
時間が経つほど成長を感じています。

 

どうやって? 作品の説明
最初はほとんど私が代弁して聞かせる、という形でしたが、
最近は何を伝えればいいのかパターンが分ってきた様で、
自分から持ち帰った作品を
「みてみて~、○○作ったよ」
「○○をはさみで切って、色を塗って・・・と
お話出来る様になってきました。

 

うちの息子もお菓子作りが好きなため、
一緒に型抜きクッキーなどよく作るのですが、
先日作った時は自分から
「まずは材料を用意して、次は分量をはかって・・・」と
言葉を付けて一緒に作り、
きっちりと言葉を習得出来ている、と感じて嬉しくなりました。

 

また、どうやって?の意味を理解してきている為、
子どもの方から
「これどうやって開けるの?」など使える様になってきました。

 

家で毎日関わりながら続けることの大切さを感じています。

 

 

最近、本などから持ってきたフレーズではなく、
自分で文章を組み立てて話そうとする事が増えてきていて、
とっても嬉しいです。

 

幼稚園の遠足の予定を楽しみにしていて、
それを祖父母に話したり、
会話の広がりを感じています。

 

まだ、話す順番がぐちゃぐちゃだったり、
助詞がまちがっていたり、
課題は一杯ありますが、
自分の言葉で話そうとしている所に成長を感じています。

 

今月もまずは私が習得するのに時間が掛かりそうですが、
基本に忠実にやっていきたいと思います。
                   

 

言葉が遅い子が小学校までに必要な「日常会話+教科書対策」

ある程度、二語文や三語文で自分の要求などを伝えられるお子さんは、
日常会話を6ケ月、
教科書対策(教科書学習の準備)を6ケ月を習得すれば、
小学校の授業を受けるための前準備が出来ます。

 

こちら>>家庭療育プログラム:ことばプログラム

言葉が遅い子の日常会話の練習と小学校の授業のための教科書学習の準備
まずは小学校までが一区切り。
この幼児期、頑張ってほしいと思います。

もう小学生になっちゃった、というお子さんも
あきらめないで!

小学生も、中学年まではまだまだ伸びますので、
ぜひご相談くださいね。

今の積み重ねが、将来のお子さんの姿を作りますよ。