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言葉の発達に必要なこと「言葉が増える」より大事な「会話の質を高める」ために

言葉の発達に必要なこと「言葉が増える」より大事な「会話の質を高める」ために

 

今日は、言葉の発達について、
言葉が増えるよりも大事な「会話の質を高める」ために、どうしたらいいかをお伝えしますね。

 

言葉が増えるだけじゃダメなの? 

子どもの言葉が増えていくとすごく嬉しいですよね。

 

うちの息子も自分の要求が話せるようになってから
最初は自分が欲しいものの名前ばかりだったけれども
だんだん「公園行きたい」「お風呂入る」「トイレ行く」「パズルする」とか
いろんな内容を話してくれるようになって、言葉がぐっと増えて、
普段の生活の中ではあまり困らなくなったと思っていました。

 

それなのに、
発達検査では言語の点数がどんどん落ちていく
ということがありますよね。

どうしてなのでしょうか。

 

せっかく増えてきたのだから、
言葉としても発達していってほしいですよね。
増えた言葉をさらに発達させていく方法をお伝えしますね。

 

言葉の発達に必要な「会話の質を高める」とは 

実は言葉の発達に大切だったのは
言葉が増えるだけではなく、「会話の質を高めること」だったのです。

 

「会話の質を高める」とは、同じ内容ばかり話さず、分かることを増やして、
言葉だけでなくいろんな「概念」を増やしていく事です。

 

例えばうちの息子の場合は、
自分の要求の範囲だけで、会話ができる内容が偏っていたのです。

 

 

言葉の発達に必要な「会話の質を高める」ために必要な会話例 

言葉の発達ということで、中学英語に例えるととても分かりやすいです。

言葉や概念を身に着けていくために、子どもの会話がどのように発達していくのかを理解しましょう。

 

子どもの言葉の発達と身についていく概念「物の名前」

【中学英語にたとえると 1年生のはじめ】

1年生に 自己紹介や、
目の前のことを「これは〇〇です」と言うことを学びます。

 

子どもの言葉の発達に置き換えると、

物の名前をたくさん覚えていく発達段階ですね。

言葉の発達「乗り物などの物の名前」を覚える発達段階

 

子どもの言葉の発達と身についていく概念「していること」

【中学英語にたとえると 1年生の中頃】
 
1年生の中頃には現在進行形を学びます。

 

子どもの言葉の発達に置き換えると
テレビを見てテレビの中の登場人物がしていることを
「・・・してるね」「・・・してる」と話すのは
この発達段階になります。

テレビを見て「・・してる」という言葉の発達段階

 

子どもの言葉の発達と身についていく概念「疑問詞の区別」

【中学英語にたとえると 1年生の中頃】

1年生の中頃には、疑問詞の使い分けも勉強します。

 

疑問詞 what, who, when, where, which, whose, why, how

 

子どもの言葉の発達に置き換えると、
まず、「何?」「誰?」「誰の?」「誰と?」「どこ?」
次に、「どうしたの?」「どんな?」「なんで?」
という順で言葉は発達していきます。

 

物に名前があることを知ると、「これ何?」と聞きまくる。
これが定型発達の子の1歳から2歳の言葉の発達段階

 

物事に理由があることが分かると
「なんで?」「なんで?」と聞いて親を困らせる。
定型発達の子どもが3歳くらいによくある。
「なぜなぜ期」というのがこの言葉の発達段階ですね。

 

発達がゆっくりな子は、
自分から聞いてくることは少ないかもしれませんが、
答えられることや、聞いて意味が分かることは必要です。

 

答えられないと、発達検査でも点につながりません。

私の息子も小さい頃そうでしたが、
発達検査の言語の年齢が1歳や2歳と出て、実年齢と比較してショックを受けることがあります。

 

定型発達の子は3歳では、疑問詞をほぼ理解して回答でき、
日常会話はおおよそ支障なくできる。
それで、そのあたりがまだ出来ていないと発達年齢としては、1歳や2歳という結果が出てしまいます。

 

子どもの言葉の発達と身についていく概念「過去・未来」

【中学英語にたとえると 1年生の終わり頃】

1年生の終わりには過去形や未来を勉強します。

 

子どもの言葉の発達に置き換えると、
今日の出来事について今日遊んだお友達の名前や、
やったこと「滑り台した」などのやったことを話すのは、
過去形を話し始めた発達段階です。

今日の出来事を話す発達段階

今日の予定を確認したがるなどは、
この未来形を話し始めた発達段階です。

最初は、過去や未来も、こういう、今に近い直近過去、直近未来から始まります。

 

保育園や幼稚園、小学校でも、先生が毎日のように、今日の振り返りと明日以降の予定や連絡事項をお話ししますよね。

こういうお話しが分かるようになると、先生のお話しも聞けるようになっていきます。

直近未来の会話の発達段階

 

子どもの言葉の発達と身についていく概念「将来」「受け身」

【中学英語にたとえると 2年生の頃】
 
2年生になると未来の会話を本格的にやり、将来の話などもします。

2年生の後半には受け身を勉強します。

 

子どもの言葉の発達に置き換えると、
大きくなったら何になりたいですか
などが理解できるのはこの未来形の会話の発達段階です。

幼稚園や保育園、小学校の授業でも、そういう話をしますね。

将来・未来の会話の言葉の発達段階

 

受け身というのは、子どもの言葉の発達に置き換えると、
もらったとあげるの区別がつくようになる発達段階です。

お友達にもらったとか、おばあちゃんにもらった、などと言うようになります。

 

物の受け渡しについて、主客の区別がついてくると、
してもらったしてあげる、など、動詞にくっついた形でも言葉は発達していきます。

「パパに歯磨きしてもらった」などと言います。

 

子どもの言葉の発達と身についていく概念「仮定」

【中学英語にたとえると 3年生の頃】

3年生になると仮定法を勉強します。

「もし・・・だったら、どうする?」というのが仮定法です。

 

子どもの言葉の発達に置き換えると、
「もしこうだったら・・・」という現在にないことを想像して会話するという言葉の発達段階です。

 

「もし地震が起きたらどうする?」などです。

小学校や幼稚園の防災訓練などでも毎年、防災訓練を行いますよね。

子どもが園や学校で授業を受ける時、今、その場に無いことを想像する力は必須です。

 

だから、発達検査でも、今起きていないことを、「雨が降ったらどうする?」などと聞かれます。

言葉の発達 仮定の理解 もし地震があったら

 

子どもの言葉の発達と身についていく概念について まとめると

この英語文法のように、子どもの言葉の発達も、語彙が増えるばかりではなく、
会話の内容自体の変化で「会話の質を高める事」が必要です。 

 

今目の前のことが言えるようになり、
過去や未来のことが言えるようになり、
遠い将来のことが言えるようになり、
もし何々だったらという、
仮定が言えるようになるというように発達していきます。

 

子どもの言葉の発達 最初は言えなくて当たり前 聞く力から

同じ所の言葉ばかりしか使わないということは、
中学英語で言うなら、次の学期や次の学年の学習に入れなくて、
そこから言葉の発達が進んでいないということになります。

 

でも大丈夫。

次の発達段階に行くには、子どもがみずから「話す力」からではなく「聞く力」からです。
だから、お母さんが、次の発達段階の事を話して聞かせてあげれば良いのです。

そうすればだんだん理解できるようになり、自分でも話すようになります。

 

できれば物(予定の会話ならカレンダー)や、必要に応じて絵本などを見せながら、
子どもが理解できる状況で話してあげてくださいね。
無理なく習得していくことができます。

 

これは発達が遅い子に限ったことではありません。
そもそも定型発達の子どもがあっても
親が言葉を教えないということはありません。

 

子どもは言葉を持っては生まれてこないので
定型発達の子であっても
親がいろんな話をするから色々喋れるようになるのです。

 

人間の子どもが言葉を獲得し言葉を発達させていくとき、
周りの言葉の模倣をして言葉を習得していきます。

模倣とはまねのことです
真似するような言葉を周りが喋って行かなければ
言葉を覚えて発達させていくことはできないのです。

 

子どもの言葉の発達には、本人の生まれ持った能力だけでなく
周りの関わり方がとても大切なのです。

 

それから、中学英語を学ぶ時と、子どもの母国語の習得との大きな違いは、
子どもはその概念すらないという事です。

 

中学英語の場合、日本語として喋れることを
英語でも言えるようにするということなので、
物事には理由があることも、過去、未来、仮定の概念も
分かって、ただ言葉の言い表し方だけ覚えていきます。

 

でも、幼児の場合、聞いて分からない場合はその概念もありません
なので、習得までには時間がかかりますし、
概念が分かるように話してあげる工夫が必要です。

 

◆家庭療育プログラムのお客様の声◆

「プログラムの動画を繰り返し拝見し、
わたしも息子も日常の生活で練習をしております。
まだできないことは、がんばって継続して行ってます。

 

継続するとできるようになるんですね。

先生のアドバイスのおかげでだいぶできること増え、
言葉も3往復くらいですが「会話が続く」ようになりました。

 

保育園の先生とも会話ができるようになってきました。

 

食育でカレーを作ったりしたこと、
お散歩で誰と手をつないだかということ、
どうやって工作をつくったのか
という本人が経験したお話を、まだ単語や動詞のみが多いですがやりとりしてます。

ありがとうございました。

家庭の療育の大切さを痛感しています。

 

この記事を読んで、今まで全然話しかけてあげてなかったなぁと思う方は
もしかしたら、
どう話しかけていいのかが分からないんじゃないかなと思います。

 

お客様とお話をしていると、
「何を話しかけていいかわからないから、
子どもから聞き出そうとばかりした」と言われます。

でも、喋れないのに聞き出そうとされれば、
子どもはますます会話を嫌いになってしまいます。

 

話しかけ方がわからない方や、

子どもの言葉が思うように進まない方はぜひご相談ください。

 

今年の1月で7年半、450組以上の親子をサポートしてきた
実績のある家庭療育プログラムでサポートしています。

 

▼子どもらしい遊びや言葉・生活の力をつける
 ベーシックプログラム(トイレや着替えがまだの子はこちら)

 

▼子どもと話せるって楽しい!就学準備にも!
 ことばプログラム

 

 

▼小学生のお子さんはこちら

小学生のお子さん向けプログラム

 

澄川綾乃のことばカンタン家庭療育では、出来ないことを出来るようにするために、
何をすればいいか、具体的な方法をお伝えしていますよ。

 

 

日常会話が出来るようになると、子どもとの会話が楽しくなります。

 

今の積み重ねが、お子さんの将来の姿を作りますよ。

 

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