発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声

言葉が遅い年長5歳の子の成長事例 会話は支障なく出来るようになり絵本の内容もよく理解できるようになりました

言葉が遅い年長5歳の子の成長事例 言葉の遅れを改善し会話は支障なく出来るようになり絵本の内容もよく理解できるようになりました

今日は、家庭療育プログラムのご成長事例をお伝えしますね。

1年程前に、「会話に広がりがない、うまく説明できない」とお問合せいただいたお子さんの事例です。

もうすぐ年長という、2月から家庭療育プログラムの「ことばプログラム」の動画プログラムによるサポートを開始しました。

 

家庭療育プログラム「ことばプログラム」5歳の子の事例

開始前の「言葉の遅れ」の状態

今日の出来事を聞けば、一言なら答えられる。

一往復の会話なら出来る。

 

「給食は何を食べた?」「お肉を食べた」
「誰と遊んだ?」「・・・と遊んだ」
「誰が」、「何を」、「どこへ」と聞き出していけば、単語でこたられるものもあるけれど、何往復化の会話になる。

だけど、聞かれたことに答えていくだけで、自分から細かく説明する事が難しい。

 

単語や一言で答える会話なので、会話からは詳しい様子や状況は分からない。

 

会話で、
・自分で文が作れない
・会話を広げていけない
・語彙が少ない たとえば形容詞は自分の要求を言うときにしか出てこない

という状況でした。

 

1年で言葉による会話は支障なく出来るようになりました

家庭療育プログラムのことばプログラムでは、

最初の半年間でママが子どもに話を合わせなくてもなんでも支障なく会話出来、説明できることを目指しました。

後半では、「初めての人との会話・コミュニケーション」という課題を出しています。

 

プログラムの実施状況をママからお聞きすると、こんな風だったそうです。

病院などに行く機会が多かった為、
少し離れて見守ってみました。

 

自分の言いたい事を話す所があるため、
「〜は嫌だからね」など積極的に伝えていました。

先生の質問にも
考えながら答えられるようになってきました。

 

以前にくらべ、
自分の気持ちなどを言葉で伝えられるようになってきました。

 

まだ大人の先生などが好きで
先生がいるといつも先生に話しかけていますが、
子ども同士の会話も少しできるようになり、
相手からの言葉はほぼ理解していて、少し返事が出来る様になってきました

 

本人の中で言葉で言えば相手につたわるという自信が付いてきたように感じています。

その分感情を出すようになり、嫌なことを言葉で相手に伝えるようになってきました

 

まだまだコミュニケーションがここからなので、
自分本意な考え方や相手の気持ちを考えていなかったりなど問題は沢山出てきましたが、
やっと人とのコミュニケーションの土台に立てたような気がしています。

 

これから小学校に行き、色んな友達と関わる事で
楽しい経験も嫌な経験も沢山していくだろうと感じていますが、
言葉でのやりとり・会話の中で色んなことを学んで行って欲しいと思っています。

 

言葉の遅れがある子に 小学校の教科書を理解する前準備としての絵本の理解をさせるために

家庭療育プログラムのことばプログラム後半の6ケ月で、

小学校の授業に向けて、絵本の内容を理解することを重点的に取り組んでいただきました。

 

以下、ママからの実施状況の報告です。

 

全体のストーリーを理解するというのが苦手な事が分かりました。

場面場面は理解していても、
最初から最後までの大まかなストーリーを把握するという意識があまりなかった為、

プログラムの内容が最初は出来なかったので、一緒にやりながらお話を説明していきました。

 

一度覚えると出来る様になりましたが、
新しいお話になるとまた難しい為、一冊一冊理解をしながら新しい本に取り組んでいます。

 

やりだすと慣れてきて、桃太郎などはわかりやすいストーリーなので、
本人もすぐ理解出来る様になりました。

大人が読み方の工夫をして理解させていくことがとっても大事なのだと気付きました。

 

だんだんと、登場人物の表情なども気になるようになり、
なんで泣いてるの?なんで怒ってるの?など疑問を持つようになってきました。

 

小学校の国語も、前もって先に本を一緒に読んで理解しておいてから授業を受けると、
きっと理解する力が全然違うと思いますので、予習をしっかりしていきたいと思っています。

 

家庭療育プログラム「ことばプログラム」を受講し言葉の遅れを改善した感想

澄川先生のプログラムを始めてからの1年間、
とんでもない成長をして本当に嬉しく思っています。

 

毎月のプログラムはハードルが高く、毎月必死でしたが、
やればやるほどみるみる子どもは吸収し成長して出来る様になり、
質問にも答えられるようになり、言葉での説明も出来るようになりました

 

この1年間で2年分くらいの言葉の遅れを取り戻したように感じています。

 

まだまだ受け身が苦手だったり、順を追って説明したり等、これからやっていく事も沢山ありますが、
相手の話が理解出来るようになった事や、
自分の意見を言葉で言えるようになった事など本当に成長をしました。

 

祖父母や友達のお母さんなど、この1年の成長にびっくりしています。

 

先生のプログラムを受講して
本当に出来ることが増えて、感謝しかありません。

 

どうやって教えたらいいのか分からなかったのが、教え方を教えていただき、
こんなに具体的で的確な療育は他にはないと思っています。

本当にありがとうございました。

 

プログラムを引き続き復習していきたいと思っています。

 

言葉や会話・コミュニケーションも工夫して教えるから分かるようになる

澄川綾乃のことばカンタン家庭療育の家庭療育プログラムでは、

どうして子どもが理解できないのか、

出来るようにならないのかをしっかり分析しています。

 

 

そして、ちょっとした工夫をすることで、

子どもが理解して出来る、聞ける、喋れる、ように導いていきます。

 

 

言葉が増える、出来る事が増える、分かることが増えるのはそんなに大変なことではありません。

 

 

今回のご成長事例は、年中の終わり頃、会話がうまく出来ないというご相談で、

日常会話が出来るところから始めて、小学校の授業が分かるところまで一気に進めたので、

教える内容が多くて大変だったかもしれません。

 

 

年少や年中の頃から始めてゆっくりやっていけば、そんなに大変ではないと思います。

 

絵本の内容も理解して、登場人物の気持ちが分かるようになって来たということだったので、

きっと実生活の中でも、お友達の気持ちを考えて会話・コミュニケーションや行動が出来る子になっていくと思います。

 

 

子どもの言葉の遅れを「まあ仕方ない」ではなく「本気で取り戻したい」と思ったら、

もちろん、遅れてから相談していただいても大丈夫ですが、

大きく遅れる前に、早めにご相談いただければ、ママもそんなに苦労することもなく、

子どもの言葉の力を付けていく事が出来ると思います。

 

 

ある程度、言葉を喋れるのであれば、生まれ持った言語能力はあるはずです。

でも、毎日生活している中で、言葉が苦手な子はあまりしゃべりません。

練習の機会が少なすぎるだけなんです。

 

毎日の会話で、無理なく言葉の力を付けて行きたい方は

ぜひ、ご相談くださいね。

今年の1月で7年半、450組以上の親子をサポートしてきた
実績のある家庭療育プログラムでサポートしています

 

▼子どもらしい遊びや言葉・生活の力をつける(トイレや着替えが自分で出来ない子はこちら)
ベーシックプログラム(トイレや着替えがまだの子はこちら)

▼子どもと話せるって楽しい!就学準備にも!
ことばプログラム
今回の成長事例はこちらのプログラムです。

 

▼小学生のお子さんには 会話と授業の理解!

小学生向けプログラム

 

澄川綾乃のことばカンタン家庭療育では、出来ないことを出来るようにするために、
何をすればいいか、具体的な方法をお伝えしていますよ。

日常会話が出来るようになると、子どもとの会話が楽しくなります。

今の積み重ねが、お子さんの将来の姿を作りますよ。

 

 

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澄川綾乃のことばカンタン家庭療育

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