療育における問題 下の子の育児で仕事をやめる場合、発達がゆっくりな上の子の保育園は退園?

言葉発達がゆっくりなお子さんを保育園に入所させている。
2人目が生まれる時に仕事を辞める、育児休業に入るの時、上の子の保育園はどうなるの?
という問題があります。

これまでの保育園の入園条件である、「保育に欠ける」の条件では、親が家に居て下の子の面倒を見ている場合には、保育に欠けるとはみなされず、上の子も親が家で育てるのが通常でした。

 

これが、制度改定によって、次のように変わりました。

H27年4月からの新制度「保育に欠ける」条件の改定により、育児休業取得中に、既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要であることが追加されました。
よって、下の子の出産により、育児休業で下の子を見ていたり、仕事をやめて下の子のお世話をしている場合にも、保育園の継続利用が認められるようになりました。

発達がゆっくりな子は、環境が変わるのが苦手。
継続して保育園を利用させてあげたいですね。

 

ただ、こちらは、認められる条件の1つであるために、特に、待機児童問題のある市町村では、条件に当てはまる子どもが全員保育園に入園できるわけではありません

詳しくは、保育園にお尋ねくださいね。

発達障害の子の入園(幼稚園・保育園)

言葉が遅い、発達がゆっくり、発達障害自閉症、グレーゾーンのお子さんを持つお母さんのアドバイザー
澄川綾乃のカンタン家庭療育(ピアレントトレーニングをしています)