自閉症の子どもの問題行動(癇癪(かんしゃく)・パニック・自傷行為)の種類と原因・理由
自閉症スペクトラム(発達障害)の子どもによくある行動で、自分の思うようにならずに、大声を出したり暴れたりすること。
自閉症スペクトラムの子どもによくある行動で、自分を傷つける行為で、床や壁に頭を何度も打ちつけたり、カッターなどで自分の腕に傷をつけたりする。
自閉症スペクトラムの子どもによくある行動で、状況がのみこめずに、混乱して大きく取り乱してしまう状態。
自閉症スペクトラムの子どもによくある行動で、人を叩いたり、蹴ったりすること。
自閉症スペクトラムの子どもは、つめかみを噛んだり、体を揺らしたりする。
こんなときの自閉症スペクトラムの子どもの状況はというと・・・
◆自分の感情がはっきり自覚できていない。
◆自分の感情が抑えられない。
◆自分の感情を適切に表現できない。
◆相手の言っていることや状況が分からないため意思疎通できない。
ということなんですね。
ですので、状況や言葉がわかり適切なふるまい(自分の気持ちを表現する言葉や行動)が身につくと、これらの問題行動も減ってきます。
そのために、状況や言葉を理解させること、適切なふるまいを身に付けることを目標に療育を行います。
具体的な療育方法については、次に説明しますので、引き続き読んでいってください。
また、問題行動を起こすときは、こんなときもあるんですよ。 ◆退屈して不機嫌 ◆何をする時間か分からず時間を持て余している ◆構ってほしい ということなんですね。
そんな時は、「たいくつ」、「あそんで」、「あそびにいきたい」などの適切な言葉をお母さんが言って、まねさせてください。 そして場所や気分を変えて、お子様と充分に触れ合ってほしいと思います。
<ご相談事例>
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