発達障害や言葉が遅い子の家庭療育方法

言葉が遅い子の関わり方 自分の要求しか言わない発達段階の子に必要な声掛けとは

言葉が遅い子の関わり方 自分の要求しか言わない発達段階の子に必要な声掛けとは

今年も、言葉が遅い子への関わり方の疑問にお答えし、
具体的なノウハウをお伝えしていきたいと思います。

 

 

今日は
「自分の要求しか言わない発達段階の子に必要な声掛け」
についてご説明したいと思います。

今まで言葉で話してくれなかった子が、
自分の要求を言葉で言ってくれるようになると、
親はとてもうれしいですよね。

 

喋り出したんだから、
これから普通に喋れるようになるはず!

 

息子が小さい頃、私はそう信じていました。

 

でものちに、気づくことになります。
息子は言葉を喋る以前に、
特定の言葉しか知らないのだと。

 

 

知らないものは喋りようがない。
でも、親は、子どもが言葉を知らないことに
気付いていないことが多いです。

 

言葉が遅い子だけでなく

周りの大人も同じ言葉ばかり使っていませんか

 

私の息子が小さい頃、
毎日普通に生活していて、
「こうしてね」と言えばやってくれる。

 

だから、息子が言葉を知らない、とは
思っていませんでした。

 

 

後で思うことですが、
息子は私の言う指示はよく理解していました。

 

それで私は満足してしまっていたように思います。

 

 

「オムツ替えるよ。」「トイレ行こうね。」
という風に、指示は声をかけますが、
なんでトイレに行くのか、
子どもの状態は今どんな状態なのか、など
話してあげていなかったのです。

 

 

そして、指示が通じるから、
親の私は困らないので、
現状に問題を感じていなかったんです。

 

 

ちゃんと「おしっこ出たね」
「気持ち悪いね。」「かゆくなっちゃうね。」などと
話しかけてあげるべきだったと反省しました。

 

言葉が遅い子に必要なことを話して聞かせて分かるようにしよう

言葉が遅いから「どうせ分からない・どうせ聞いていない」と
周りの大人が思い込んでいませんか

 

息子が小さい頃、私がそうやって、
子どもに話しかけられなかったのは、
どうせ話しても分からない、
どうせ聞いていない、と思い込んでいたからだと思います。

 

 

だから、分かる言葉だけ、
必要最小限にしか
話しかけていませんでした。

 

 

でも、「どうせ分からないから話しかけない」
ということは、
「話しかけないから、分からないまま」
という事になってしまいます。

 

 

私と同じ失敗をしてほしくありません。

 

 

子どもは、親が毎日言う声掛けは理解していきます。
そうやって、大人の指示が分かるようになったから、
指示が通じたんです。

 

だから、指示以外の事だって、
話しかけてあげれば分かるようになっていくのです。

 

指示する言葉だけでなく、
今目の前で起きていることを、
話して聞かせてあげてくださいね。

 

言葉が遅い子の生活経験もつけちゃんと説明する

言葉が遅い・説明が分からないとなんで困るの?

 

 

家庭で生活していると、
言葉が分からなくても、意外と困ることはありません。
だから親は、問題意識が薄れてしまいます。

 

 

でも、ひとたび幼稚園、小学校となると、
言葉が通じないと困ります。

 

園の先生の一斉指示やお話しが理解できない、
集団活動に参加できない、
お友達と言葉で関係を築いていけない。

 

小学校の授業が分からない。

 

 

今は、保育園では加配制度も充実し、
先生方の理解も深まったので、
フォローしてもらって過ごしています。

 

だから、言葉が遅くて、
先生の指示が分からなくても、
お友達と会話出来なくても、
過ごせるようなフォローがあります。
それで、ますます、問題意識が薄れてしまいます。

 

 

園の参観日や、発表会で、
他の子との大きな違いを感じましたね。

言葉が遅い・説明が分からないとなんで困るのか 幼稚園では説明が分からない

 

どんな言葉で先生は話をするの?

~どういう言葉の力が必要なのか~

 

 

幼稚園や保育園では
本人がしなければいけないことを先生が説明します。

 

 

お絵描きするから、
「クレヨンを準備してね。
 男の子はロッカーから取って来ましょう。
 次は女の子がロッカーから取って来ましょう」とか、

 

「先生が紙を渡すから
 1枚取ったら後ろの子にまわしてね」
とか、
「お当番さん、一人に一枚ずつ配ってね」
など、
今すべきことをまず先生は話しますよね。

 

 

そういう会話を家でもしていく必要があるのです。 

 

例えば、
「ご飯の時間だよ
食器棚からお皿を人数分取ってきて
みんなに1枚ずつ配ってね。」
などです。

 

 

 

ただ単に言葉だけ発達させることはできず、
必ず経験と言葉はセットで発達していきます。

 

きちんと幼児らしいお手伝いや
自分のこともできるようにしていかないと
会話のネタ自体がないということになってしまいます。

 

 

ですから、子どもらしい遊びや生活経験を増やしながら、
それを言葉で言い表すことを教えていく必要があります。

 

 

そうすれば、説明を聞く力も、
自分で話す力もついていきますよ。

 

 

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日常会話が出来るようになると、子どもとの会話が楽しくなります。

今の積み重ねが、お子さんの将来の姿を作りますよ。

 

 

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最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

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