こだわりが強い子の「出来ることの増やし方」3歳の子のパーソナルプログラムの事例
2019年8月26日11:12 AM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声
こだわりが強い子の「出来ることの増やし方」3歳の子のパーソナルプログラムの事例
言葉が出ない3歳の年少のお子さんのパーソナルプログラムの支援事例です。
こだわりは知らないだけ
こだわりが強く、自分の思うようにやらないと癇癪を起こすこと、減ってきたけれど、まだまだあります。
そうすると、大人の方も、子どもの起源に振り回されて疲れてしまったり、
教えてあげたくても教えられない、ということ、ありますよね。
でも、じつは、子どもはただ、知らないだけなんです。
そのやり方にこだわっているのは、そのやり方しか知らないだけ。
他のやり方が嫌、というわけでもないんです。
それは、定型発達の子も一緒で、それより時間がかかっているだけなんです。
もっと楽しく出来る方法がある、もっと上手に出来る方法がある、ということを
長い時間かけて、理解していきます。
こだわりに任せてしまうと困ること
だから、子どものやり方に任せっきりにしていると、
絵本もめくるだけ、おもちゃも自分の好きなように触るだけ、
身について行きません。
こだわり対策1:手取り足取り
少しずつでも、それぞれにふさわしい道具の使い方、遊び方を、手取り足取りしてあげると良いです。
手を持たれるのが嫌な場合こちらのお子さんは、手を持つと振り払ってしまうので、
手首を持って動かしてあげるとうまくいきました。
また、手を持って動かすと、ママの手で自分の手を持つというこだわりが出てしまう子もいます。
そういう場合は、お子さんの背後から、二人羽織のように、手を添えてあげると良いですよ。
特定のこだわりのおもちゃでしか遊べない・並べて遊ぶなどのこだわり
おもちゃが沢山あると、沢山の物が目に入りすぎて、それが目や心に刺激になってしまい、
落ち着いて遊べないということがよくあります。
おもちゃは棚に片づけて、扉をしめたりカーテンをして見えないようにして、
1種類ずつ、遊ぶ分だけ出すと良いですよ。
また、1種類で出す量も、沢山ではなく、少なめから出しましょう。
そして、それを楽しそうに、お子さんが気に入りそうな遊び方で、
やって見せてあげると良いですよ。
そのためには、大人も遊び方を知っていないと、子どもも退屈してしまいますので、
それぞれのおもちゃの遊び方を、説明書を読んだり、ネットで調べるとよいです。
おもちゃを与えるのではなく、一緒に楽しく遊んであげることが大切です。
私も、遊び方がわからず、沢山失敗し、よく勉強させてもらいました。
どんな発達段階でどんなおもちゃが好きなのか、どうやって遊ぶのか、など、
どんな性格の子は、どういう接し方なら乗ってくるか、
子どもの出来ることを増やすための方法を研究してきました。
うまく遊べない子のママ、ご相談ください。
それから、おもちゃが常に出ていると、子どもは大人におもちゃを出すように頼む必要が無いので、
言葉も出にくくなります。
便利で人に頼む必要が無い環境は言葉を遅らせるのです。
言葉は、人に伝えるための手段。
子どもが伝えたくなる環境を作ってあげることが大切ですね。
言葉が出ない・遅い子のママにマンツーマンで手厚いサポートをしています。
パーソナルプログラムでお手伝いしています。
遠方の方も、Lineのビデオ通話やお電話で受講いただけますよ。