言葉が遅い年長6歳 遠足について事前にどんなことをするかママにおしゃべり 家庭療育の効果
2020年1月25日10:49 PM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声
2年前からパーソナルプログラムを続けている6歳(年長)のお子さんの家庭療育の効果をご紹介します。
<プログラム開始前>
問いかけに対して、気が向かないと答えない
3歳10ケ月になっても言葉が遅い
二語文程度の会話しかできない
<言葉>
話しかけても、なかなか聞いてくれないところはまだありますが、
質問の意味が分からない、ということはなくなりました。
紛らわしい質問「何で行くの?」と「どこへ行くの?」と勘違いすることもあるけれど
おおよそ、7割くらいは正解するようになりました。
園での遠足について、事前にどんなことをするのか聞くと、
答えてくれました。
子「ライオンさんは、しんどいから寝てる」
ママ「じゃあ、何を見に行くの?」
子「トラ見に行く」
ライオンは年寄りで、いつも寝ているから、よく動き回るトラを見に行くそうです。
そうやって文章で言うのはまだむつかしいけれど、
聞かれれば、答えることができるようになりました。
今度は、これを文章で説明できるように、
パーソナルプログラムで練習していきます。
<会話 子どもから質問する>
お子さんの方から質問できるようになりました。
子「なんだこれ?、母さん」
ママ「新しい服を買ったの。どお?」
子「かわいいね。」
こんな何気ない雑談ができるようになると、
毎日子どもと一緒に生活しているってすごく感じる会話ですね。
お兄ちゃんがいないと
「お兄ちゃんがいない。スイミングに行ってるの?」などと聞くようになったそうです。
<知育ワークについて 言葉で説明>
間違い探しをして、違っているところとその理由を言葉で説明できるようになりました。
「ここが違う。こっちはオレンジ、こっちは緑」
「ここが違う。こっちは星、こっちはハート」
会話でやりとりができるようになると、園の様子も分かるようになるし、
困りごとも伝えられるようになっていきます。
就学後、小学校の授業も理解できるようになります。
そのために、2つの家庭療育プログラムをお作りして、
言葉や発達が遅い子のママに、お子さんの成長を引き出すためのママの関わり方をお伝えしています。
入園前後のお子さん向け
言葉が出ない、要求しか言わない、質問の意味が分からずオウム返しが多い、やりとり遊びができない、
そんなお子さんのママには、まずは遊びや言葉・生活の力をつけて基礎作りのために、
パーソナルプログラムをお作りしています。
就学に向けたプログラム
言葉のやりとりはある程度できるけれど、単語や二語文ばかりで、うまく言葉で説明できない。
なんで?どうやって?などの質問に答えたり説明できない。
絵本のストーリーがあいまいでしっかり理解していない。
そんなお子さんに、言葉でしっかり説明できる、絵本の内容を理解して小学校の教科書が分かる準備をしていくためのプログラムです。
幼児期は短いです。あっという間に過ぎていきます。
そして、小学校の前の、人として考える・生きる基礎作りをする大事な時期。
この大事な時期を、有意義で思い出深いものにしていくためのサポートをしています。
家庭療育プログラムの無料オリエンテーションでお子さんにはどんなプログラムが必要か、お伝えしています。
言葉の遅れに悩む方は、ご相談ください。