発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声

言葉の出始めはこんな感じ!2歳になる子2ケ月で言葉や指差しが出てきました

言葉の出始めってどんな感じ?言葉が出ない子へのアプローチ

2ケ月で言葉や指差しが出てきました!

もうすぐ2歳になるお子さんの事例です。

 

言葉が出ないご相談:プログラム開始前の状態

名詞は一つも言えません。
指差しがすごく少ないです。
○○は?の応答の指差しも全く出来ません。

 

名前の返事は出来ますが、
呼び掛けても無反応なのがすごく気になります。

 

単語、理解が増えて欲しいと願って
言葉がけやカードや絵本などを使って指さしをしていますが、
興味がないのか無視されている感じです。

 

自閉症のような特徴もあります。

 

言葉を引き出すために家庭療育プログラムで取り組んだこと

パーソナルプログラムの6ケ月コースに取り組んでいただいております。

 

【ことば】
・音を出すと楽しいことを経験してもらう
・出る音から言葉に変えていく
・だあれ?などの簡単な質問の受け答えを覚えてもらうこと

 

【遊び・指先】
・おもちゃの本来の遊び方を理解すること
・習うより慣れろで経験すること
・その中で手や指先を器用にしていくこと

 

【関わり】
・楽しい遊びの中で言葉を覚えたり質問に答えること
・目を合わせる事
・楽しい遊びの中で一緒に遊ぶ気持ちや共感する気持ちを育てる事

 

【身の回りの事】
・着替え

 

1ケ月後のご成長ぶり 音から要求の言葉に変わって言葉が出始めました

【言葉】
開けてほしいときに、「あけー」や「てぃー」のような声を自分から出すときもあります。

こちらが「何て言うの?」と聞いてから言うことが多いですが、無言がなくなりました。

「やってー」、「きてー」なども、こちらが「やってーは?」「きーてーは?」と言うと、
「やてぇー」、「てぃー」、のような音を出すようになってきました。
毎回生活の中で繰り返し伝えています。

 

2ケ月後のご成長ぶり 音から泣き声や色の名前の言葉に変わり 言葉が出始めました

【言葉】
聞かれて自分からうん、とは本当に数回だけで、
うん、の真似は以前より出てきました。
その都度、うんうん、言えたね、と返しています。

私が自分を指差して、だあれ?と、聞くとママーと言うことが出てきました。

 

祖父のことをじーじ?と言うと、じじーと言うようになってきました。
こちらが答えまで言えばママー、じじー、は真似して言っています。
絵本の中でだぁれ?ワンワン、だあれ?ニャーニャー、
(怪獣を見て)だあれ?ガオー!は私が言えば、
ワンワン、ニャーニャー、ガオー!と言うことが多くなってきました。

 

念願だった◯◯どれ?の、応答の指差しが少し出てきました。
ニャーニャー、アンパンマン、うーたん、ペンギンはだいたい応えてくれます。
バナナや新幹線、車、ワンワンなどは正しく差すことが出来ることもあります。

 

【遊び:積み木/指先】

嫌がらなくなりました。今は膝の上なら自分でも持ってくっつけようとしています。
調子が良さそうなら3枚くらいはテンポ良くやれば
一緒に持ちながらもありますが、くっつけてくれます。

 

磁石積み木も。◯の積み木が気になるようで、
自分で積むようになりました。

 

私が車を作ったら走らせて、磁石が取れてしまったら付けてと私にアピールしたり、
自分でもくっつけてみようとしています。

 

【関わり遊び・目合わせ】
風船で遊んでいるときに、こちらが色を言うと
あお、あか、と聞き取りにくいですが言おうとしています。

 

息子が好きなかえるのうたの歌を歌うと嬉しそうに目を合わせようとしてきます。
私には、こちらを見てくれるようになってきました。

 

最初は怒っていても、やりたかったね、やめれて偉かったね、と
抱っこしながら伝えるとそのうち落ち着きます。

 

絵本は最近聞いてくれるようになりました。
絵本には最初より興味を持っているようです。

 

【身の回りの事:着替え】
機嫌が良いと最初から自分でズボンを広げようとして、
少し手を添えるだけで足を自分で入れてズボンを上げることもあり、祖父母に大変驚かれました!
後ろだけ一緒に持ってあげて整えている感じです。

 

なんで言葉が出ないの?

言葉が出ないお子さんの場合、

「どうせこの子に話しても分からない」とママも思ってしまい、

ママもあまり話しかけていない、という悪循環になりがちです。

 

一緒に遊べない子が多いので、遊びながら楽しくおしゃべりしたりできず、

日常生活のルーティーンの指示以外に、話しかけていない方が多いです。

それでは、言葉は出ません。

楽しい遊びの中で、キャッキャと言葉を出していかないと、言葉は出てきません。

 

 

質問の答えられないのも同じです。

質問の意味も理解していない、答える言葉も分からないので、

ママも質問をしなくなってしまいます。

 

やっていないことは、人間、誰でもできません。

知らないままです。

 

目が合わないことも同じです。

大人の方も、子どもの顔を見ていないことが多いのです。

 

子どもが出来ないから、ママも出来ない、という悪循環を断ち切るために、

子どもの発達の知識を使い、

また言葉が遅い子や自閉症の子などの特性を理解した関わり方をしていきます。

 

そうやって、本来の理想的な子育てに戻していくことで、子どもの言葉が出てきます。

 

今は、1歳や2歳から始める子が多いです。

子どもは、喋れない期間が続けば続くほど、喋る以外の手段で生活していくことに慣れ、

大人の話を聞かなくなります。

 

聞いても分からないから聞かない、という態度が身につく前にやっていくことで、

悪い習慣が身につかないので、教えやすくなります。

また、定型発達の子どもも、1歳や2歳のうちは、そんなに発達していないので、

子どもの発達の遅れが大きくなる前に、早く発達の遅れを取り戻していくことができます。

 

 

普段の声掛けを変えるだけ 家庭でできる言葉のトレーニング

澄川綾乃のことばカンタン家庭療育では、上記のように、

言葉が遅れているお子さんの言葉を育てて、会話ややり取りができるようにしていく方法を

お伝えしています。

 

ご家庭で普段の声掛けを変えるだけでできる保育士監修の言葉のトレーニング方法です。

 

家庭療育プログラムでは、マンツーマンで、ママに、お子さんへの話しかけ方を詳しくお伝えしています。

 

言葉が遅い、という発達段階にもいろんな段階があります。

二語文や三語文が出ない段階もあれば、

ある程度話せるけれど、具体的に詳しく話せないということもあります。

どのような発達段階であったとしても、

それぞれの発達段階で必要な事を、親がサポートしてあげることで、

早く上手に話せるようになっていきます。

 

 

言葉が増えればいい、喋れればいい、ではなく、

相手に分かるように話せる、

質問に答えて会話のやり取りができる、

就学に必要な言葉の力をつける、ということまで視野に入れたサポートをしています。

 

言葉の遅れがある子のご家族へ家庭療育プログラムでのマンツーマンの手厚いサポート

 

こちらのお子さんとママの支援は家庭療育プログラム:パーソナルプログラムです。

言葉以外についても、子どもの出来ないを出来るに変えるためのかかわり方や教え方をお伝えしています。

2歳や3歳で身の回りの事がまだ出来ないなど
言葉以外の遅れも気になる方には、家庭療育プログラム:パーソナルプログラムでサポートしています。

 

言葉の遅れ以外が気にならない、就学までに言葉や知能の遅れを取り戻したい方には、こちらがおすすめ! 家庭療育プログラム:ことばルプログラムです。

 

小学生や支援学校(小学部)の方には、学校の授業のサポート、将来の就労・自立に向けた、

家庭療育プログラム:小学生向けプログラムでサポートしています。

 

 

手軽に学べる動画講座もご用意しています。