発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声

3歳「言葉が増えない・覚えて行かない どんなに言葉を聞かせているつもりでも本人に分かるようにしなければ」

3歳「言葉が増えない・覚えて行かない どんなに言葉を聞かせているつもりでも本人に分かるようにしなければ」

 

3歳の子の家庭療育プログラムの支援事例・成長ぶりをご紹介します。
入園前から家庭療育プログラムを開始しています。

 

家庭療育プログラム開始前

 

「ちょうだい」「あけて」「きて」など要求語は出ますが、二語文はまだです

(「りんごちょうだい」と、ちょうだいに関しては少し言います。)」

 

名詞はよく出ている:バス、はたらくくるま系

動詞や形容詞があまり出ていない

 

家庭療育プログラム開始前:効果を期待していたこと

 

今月で3歳5カ月になる息子です。
3歳児健診で発達遅滞と自閉傾向を指摘され、
全体的な発達は一歳前半だろうと言われました。

 

「ちょうだい」「あけて」「きて」など、要求語は出ますが、
 二語文はまだです
(「りんごちょうだい」と、ちょうだいに関しては少し言います。)

 

定形発達児に追いつきたいという気持ちがあるので
こちらのプログラムの受講を考えています。

 

言葉を引き出したいということと、
時期的にもう遅いのではないか、という不安、
2歳半で始めたトイレトレーニングが行き詰まっていることが、
現在相談したいことです。

 

6ケ月の家庭療育プログラム(動画プログラム)を受講後の子どもの成長・出来るようになったこと

子どもの成長・出来るようになったこと

 

言語面は、3語文で話すようになり、以前より指示が通りやすくなりました。

はさみが使えるようになり、自分からお絵かきをするようになりました。

鬼ごっこ、かくれんぼは、まだ手助けが必要ですが、以前より形になってきました。

三輪車がこげるようになりました。

ボタン、ファスナー、下手持ちもできるようになりました。

トイレは、おむつが外れました。
おしっこを自分から教えるのは、できる時期とできない時期が交互にきている状態です。

言葉の力はどのくらい伸びましたか?困りごとは解決しましたか

3語文を使うようになり、
誰、どこ、の質問は、おおむね正しい答えが返ってくるようになりました

 

要求ばかりではなく、
「くるま、走ってる」「おかあさん、皿、洗ってる」
「○○くん(弟の名前)、すべりだい、のぼってる」等も話すようになりました。

 

動詞、形容詞が増えました。
「くみくみスロープ」を高くつなげて、「たかーい」と言ったり、
トイレの電気をつけて「明るくなった」と言ったりしてます。

期待した効果は得られましたか

 

じつは、プログラム開始前は、半年間のプログラムを見て、
「これ半年でこなさなければ、遅れを取り戻せないのか」と、
身の引き締まる思いでした。

今は、それは勘違いで、
これからの関わり方を学ぶ、ということだったとわかっています。

なので、期待した効果となると、ちょっと不明です。

<プログラムの内容 やりやすさ・気づき>
プログラムは取り組みやすいものでしたか?何がやりやすかったですか。

 

取り組みやすかったです。

全体的に、週2日、1日1分でOKというのが、よかったです。
なかなか長い時間取り組んでくれないので、
1分でいい、と思ったら、気が楽になりました。

プログラムで気づきはありましたか?

こんなことで子どもが伸びるんだ、これは気づかなかったなど。

ただ話しかけるのではなく、
わかるように話さなければ、どんなに言葉を聞かせているつもりでも、
覚えないということがわかりました

 

また、物事ができるようになるためには
ほんの少しの時間・ほんの少しのことしか取り組まなかったとしても、
こつこつやり続けることが大事だということも実感しました。

 

また、プログラム開始前は、入園前だったこともあり、
子どもがどうなるのが望ましいのか、
そのために何をしたらよいのかというイメージがわかなかったのですが、
幼稚園での一斉指示が聞けることや製作に参加できることの重要性がわかり、
子どもより、母の意識が変わったと思います。

動画プログラムを受講して 現在の状況

 

上記のほか、思っていることを伝える言葉がぱっと出なくてぐずることがあるので、
語彙を増やすばかりではなく、
たくさんしゃべって使っていくことも必要かなと思っています。

お子さんの今の困り事や今後の課題と思っていること

 

気持ちを言葉にすること、
共感の会話や幼稚園で何したかの会話ができることが課題です。

 

特にぐずりの言語化を目指しています。
また、まだ理解していない疑問詞の理解や、
自分で文を作っていくことも課題です。

 

しゃべろう、伝えよう、という気持ちが乏しいと感じるので、
そこをなんとかしたいとも思っています。

最後にメッセージがあればお願いします

とてもためになる半年間でした。
プログラムの内容ばかりではなく、
子育てに関する質問も、的確に回答いただき、大変助かりました

公的機関の相談所では、「無理せず」というスタンスで、
あまり踏み込んだアドバイスをもらえる実感がないのですが、
「言葉を引き出す関わり」という観点から
さまざまなアドバイスをいただけるので、
安心して(と言ったらおかしいかもしれないですが) いろいろ聞くことができました。

 

 

分かるように話す事・沢山いろんな内容を話して聞かせることが大切

上記の、ママからの感想にもあったように、

「ただ話しかけるのではなく、わかるように話さなければ、

どんなに言葉を聞かせているつもりでも、覚えない」

これ、大事なポイントです。

 

よくお客様の事例にもあるのですが、

言葉をなんど訂正しても同じ間違いをするのは、理解していないからです。

普段から、親が一方的に話すのではなく、
ちゃんと、1つずつゆっくり話して、子どもの反応を見ることが大切です。

 

そして、感想にもあったように、
「語彙を増やすばかりではなく、
たくさんしゃべって使っていくことも必要」

 

その通りで、いくら頭に語彙があっても、
子どもはどう喋ったらいいか分からないし、
喋る習慣が無ければ、自信も無いので黙ったままです。

親子で、口数を増やしていく事が大切です。

 

他のお客様の事例でも、言葉は沢山知っているのに、

知っている言葉を全然使っていない事例もよくあります。

とても勿体ないです。

言葉はコミュニケーションの手段。ぜひ、楽しく使っていってほしいと思います。

 

なかなか、言葉が増えない、
家庭での関わりを見直したい、という方を支援しています。

◆◇◆ 支援実績 (8月末現在)◆◇◆ 
・家庭療育プログラム    500組以上
・すくすく動画講座    1300講座以上
・言葉の教え方テキストpdf 490部以上

 

言葉が遅い子のご家族を支援しています。

子どもの言葉を上達させるには、毎日の親の話しかけが大切です!
子どもへの話しかけ方、成長を引き出す関わり方をお伝えして
サポートしています。

 

 

◆◆◇ 個人のお客様のサポートはこちら ◇◆◆

▼子どもらしい遊びや言葉・生活の力をつける
ベーシックプログラム(トイレや着替えがまだの子はこちら)

 

 

▼子どもと話せるって楽しい!日常会話を支障なく出来ることを目指す!就学準備(小学校の授業準備)にも!!
 ことばプログラム

 

▼上記の内容と小学校の授業対策をする

小学生向けプログラム

 

※上記のページを開いた後に、
再読み込みボタンを押していただくと、最新の状態で開けます。
スマホの方は、上から下へスクロールすると再読み込みします。

 

 

日常会話が支障なく出来るようになると、
子どもとの会話が楽しくなります。

 

ダメなことも無理なことも理由を理解して、
言葉でお約束出来るようになれば、
子育てはとてもラクになりますよ。

 

 

●年齢毎(1歳・・・6歳・小学校1年生・・・6年生・中学)やお悩み(言葉が出ない・遅い)別の
 ▼支援事例等をまとめました。

言葉が出ない

お子さんと同じ年齢の子の改善事例などを見てみてくださいね。

 

●お子さんの言葉のつまずきポイントはどこ?
▼発達順にまとめました。

言葉の発達段階毎「言葉が出ない・遅い子のつまずきポイントはここ」幼児期の言葉の育て方

ぜひ、チェックしてみてくださいね。

 

 

◆◆◇ 支援者様向けのサポート ◇◆◆

幼稚園・保育園・児童発達支援・放課後等デイサービス・カウンセリングルーム等
事業所様や、働いている先生方で、
このメルマガに書いているような当方の
「子どもに言葉を正しく習得させるノウハウ」を
事業所内で活用したいという方のために、
こちらのサービスをご用意しました。

 

・子どもが自分の気持ちを話してくれる、そう思う理由も言える
・事業所での活動指示が正しく理解できる
・今日の事業所での活動内容を子どもがご家族に報告出来る
・ケンカの経緯を話せる
など
こういう子どもに育てていける支援者になることを目指すプログラムです。

 

支援者養成プログラム

 

無料オリエンテーションで、
御社の事業運営のためにどんなサポートが出来るかお話ししています。
まずは、上記のページをご覧くださいね。

 

◆◇◆ 言葉が遅い子の育て方情報 ◆◇◆

このサイトは、言葉が遅い・発達障害・自閉症の子の育て方・療育制度などについて、
当事者である母親の立場や保育士の視点、支援実績から、
分かりやすいくまとめている情報サイトでもあります。
1ケ月に5万人弱の方が読んでくださっています。(2022年8月末)

 

効率的に情報が探せるように、記事のリンクを一覧でまとめています。

▼育て方・家庭療育方法
https://sumikawa-ayano.com/how/

▼療育・福祉支援制度の情報とお悩みについて
https://sumikawa-ayano.com/problem/

参考にしてくださいね。

 

★☆ 理  念 ☆★

ことばや発達の遅れ、自閉症特有の育てにくさを改善し、
「お子さんが持って生まれた力を最大限に引き出す」
「ママも育児に自信が持てる」
そんなお手伝いをしています。

 

★☆言葉と親子関係を大切にした家庭療育☆★

言葉が遅い子どもを育てていると、
子どもは親のいう事を理解できず、
親も子どもの気持ちが分からずに苦労します。
私がそうでした。

会話できるようになれば、
何事も子どもと話し合って解決することが出来ます。

そして、園や学校の授業も理解出来、
お友達とも言葉のコミュニケーションによって関係を築いていけます。

 

言葉は、集団生活のための大切な手段。
そして親子が気持ちを伝えあうための手段。
言葉の力は家庭での毎日の声掛けにより養われます。

必要な言葉を、子どもが理解して使えるように
「子どもの言葉の育て方」をお伝えしています。

 

<関連記事はこちら>