3歳多動家庭療育プログラム:パーソナルプログラム知的障害自閉症
多動性障害と自閉症3歳家庭療育で「介護から育児に!子育てらしくなり子どもが可愛く!」
2016年12月22日8:30 AM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声
多動性障害と自閉症3歳家庭療育で「介護から育児に!子育てらしくなり子どもが可愛く!」
発達障害(自閉症スペクトラム、多動性障害、軽度知的障害)の3歳のお子さんのご相談支援事例
1年前、音声模倣で言葉が出るように!
1年前、子育て講座ランチ会で出会った時には、言葉が一言も出ていませんでした。
2回程お会いすると、自閉症スペクトラム、軽度知的障害で言葉が出なかったお子さんも私の音声模倣が出来ました。
それを見て、ママが、私のまねをして、言葉を引き出す音声模倣を、
家でお子さんに試したところ、音を真似することが出来るようになりました。
そこで言葉をまねすることを覚えて、どんどん単語や要求語をオウム返しで真似するようになりました。
すくすく★おやこスクールでできる事を増やしていく
それから、熱心に、子育て講座ランチ会や、すくすく★おやこスクールに通ってくださり、
お子さんが出来ないことを1つずつ出来るようにしていきました。
自閉症スペクトラムで特定の事にしか興味が持てなかったお子さんに、
お絵描き、ハサミ、折り紙、ボタン、絵本の読み聞かせ・・・
わすか4ケ月程でしたが、一緒に頑張りました。
感覚統合の問題もあり、転んで手をつく練習方法もお伝えしました。
こだわりが強く、最初に教えたやり方にこだわって、新しく教えたことがすぐには入りませんでしたが、3~4回繰り返すことで、新しいやり方に切り替えていくことができました。
そして、なんでも、それなりに、指示されたことを少しは頑張れるようになりました。
加配の幼稚園に入園して・・・
それでも言葉の遅れがあり、単語や要求語が少し出ているだけだったので、
加配のある幼稚園を探されて入園されました。
そして、半年ぶりに、こちらにお越しいただきました。
なんと、今では、加配の先生がほとんど隣りにいなくても集団行動が出来るようになったそうです!
「入園前に、澄川先生に出会って、幼稚園の良い準備が出来た。」
以前もメールでこんなお礼の言葉を頂いていましたが、
多動性障害をもっているのに、年少さんで、
加配の先生が隣りに居なくても頑張れるなんて、すごく頑張ってる!と嬉しくなりました。
介護から育児へ!我が子が凄く可愛くなって!!
先日、半年ぶりにお会いして、お子さん、更に言葉が増えていました。
オウム返しが上手にできるようになって、自然な言葉が増えました。
「できた」「ジャーン、ここにおった」「ママみて、●●(弟)立った」
など、要求語以外に、ママが自然に使う言葉も沢山話していました。
そして、一番驚いたことが、すごく落ち着いたんです。
多動性障害で、転んでも手がつけなくて、一瞬でも目を離すとすぐに大怪我をしてしまう事で、ものすごく悩んでらっしゃったママ。
それが、部屋にいる間中、うろうろもしないで、落ち着いているんです。
「お子さん、凄く落ち着きましたね。子育てが凄く楽になったんじゃないですか。」
「はい、多動性障害でしたが、
滑り台を滑った後も突然いなくなったりしないで
私が来るのを待てるようになりました。
転んで手が付けるようになり、転ばなくなり、
一瞬目を離したすきに、大怪我をすることも無くなりました。
介護が育児に変わりました。
子どもがすごく可愛くなりました。
『ママ見て』と言って、呼んでくれる。
名前を呼ぶと振り向いてくれる。
そんな、当たり前の幸せを今、感じています。」
そう言って、目に涙を浮かべられました。
これまで、ずっと多動性障害が悩みで、そのような事を聞いてきたので、
その様子が、目に浮かびます。
良かった!本当に良かった!!
ママも本当に頑張られましたね。
落ち着いてきたお子さんも、こういう楽しい遊びの時には、笑顔も元気もいっぱい。
まねして、風船を、遠くへ、ポイ!
こちらは、一緒に絵本を読んでいるところ。
これからも、一緒に、パーソナル療育プログラムで、少しずつ、できる事を増やして、言葉の力を付けて行こうね。
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