喃語はいつまで続くの?早く言葉が出てほしいママのための関わり方
子どもが喃語をたくさん話し始めた。
バブバブ、だーだー、ぶーぶー
こんなに喃語も出ているし、言葉ももうすぐのはず。
いつ話してくれるかな。
最初の言葉は何かな?ママかな?パパかな?
そんな風に楽しみにしているのに、待っても待っても、言葉が出ない。喃語ばかり。
あれ、おかしいなあ。
もう、とっくに、言葉を喋る頃だけど・・・。
母子手帳を見ても、この時期の言葉は、単語で喋る、とか、二語文が出る頃、なんて書いてある。
うちの子はどうなってるんだろう?と心配になりますよね。
喃語から言葉に変えて、言葉を引き出す方法について、お伝えします。
そもそも喃語とは、どんなものでしょうか。
それは、赤ちゃんが喋る言葉です。
最初の喃語は母音の「あー」などからはじまります。
そして次に、子音の交じる音「ぶ」「だ」などに変わり、
「ばぶー」のように文字数が増え、
そして、「ばぶばぶ」のように同じ音を重ねるようになります。
▼喃語について 詳しくはこちら
喃語とは?赤ちゃんがいつから喋る?少ない時の増やし方
一般的には、1歳頃に初めての言葉の初語「ママ」などが出てきて、
喃語が単語に変わっていきます。
喃語から言葉に変わっていくときには、
まず、意味のない音である喃語から、意味のある音へ、変わっていきます。
「ばぶばぶ」というような喃語ではなく、
滑り台を滑る「シュー」という音、
靴のマジックテープを貼る「ペッタン」というような音、
そんな風に、場面に合わせて、意味を持つ音を真似するようになっていきます。
そして、子どもの言葉は、幼児語のような言葉に変わっていきます。
幼児語も、効果音から出来ているものが多いですよね。
車の「ブーブー」や、猫の「にゃんにゃん」というものもそうです。
どうして喃語から幼児語に変わるかというと、「言いやすい」し「楽しい」からです。
子どもは、まだ喋ることが苦手なので、
言いにくい言葉を真似しようとはしません。
また、子どもは、義務では動いてくれず、
自分が楽しいと思うことしかしません。
幼児語は、音の響きが楽しいため、子どもは好みます。
でも、最近の育児の傾向として、
幼児語から普通の言葉になおすのが面倒だとか、
自分が使うのが恥ずかしいから、というような大人の都合で、
幼児語を使わないママたちが増えてきました。
それも、言葉が遅れている子どもが増えた1つの原因ではないかと、
私は考えています。
幼児語は、まだうまくしゃべれない子どもに寄り添った言葉です。
ぜひ、楽しく、使っていってほしいと思います。
▼幼児語について 詳しくはこちら
幼児語とは?例と、幼児語が嫌いなママはご注意「言葉が遅れる原因」になることも
上記にもお書きしたとおり、言いやすい言葉や楽しい効果音から、
子どもは言葉を喋っていきます。
喃語から言葉に変えていくためには、
効果音や幼児語を沢山楽しく使っていってほしいと思います。
また、言葉を話すためには、顔の表情も真似できると、
上手に話せるようになります。
にらめっこなどの顔まね遊びも沢山してあげると、
喃語から早く言葉に変わっていきますよ。
今の住環境は、便利な環境です。
子どもは何も困っていなくて、満たされているため、
言葉で伝える必要がなくなっています。
言葉がなぜ必要なのかと言うと、
幼児にとっては、自分の満たされていない要求を、
言葉で伝えることで、要求を満たしてもらうためです。
ですから、便利な今の時代が喋らない子どもたちを作っている、
と言っても、言い過ぎではないのです。
子どもの届く棚の上に沢山のおもちゃが置かれています。
おもちゃはちゃんと片付けて、使うときに、
「これ使いたいの?」と問いかけると良いです。
テレビもつけっぱなしになっていることも多いと思います。
消しておいて、「テレビつける?」と聞いてあげましょう。
子どもの方から、「テレビつける!」と言葉で要求してくるようになります。
24時間おむつを付けていて、排泄しても、
サラッとしていて、気持ち悪くなかったりします。
子どもは、自ら言葉を発して伝えなくても、
いつもいつも快適な環境です。
おむつは、排泄したら「うんち出た!」、
おむつ交換をしてから「きれいになったね。気持ちいいね。」と教えてあげましょう。
排泄したら教えるという気持ちをつけると良いです。
こういう小さな積み重ねが、
子どもが自分の気持や要求を伝えようとするようになる第一歩です。
便利で減ってしまった子どもとのコミュニケーションの機会を取り戻し、
子どもとのふれあいを大切にしてほしいと思います。
無料メール講座でも、言葉を引き出す方法について詳しくお伝えしています。
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