算数障害とは 症状と対応方法

算数障害とは 症状と対応方法

算数障害とは

算数障害とは、加減乗除のような基本的な計算力に問題のあること、を言います。

 

算数障害の症状

具体的には、算数障害の子どもはこんな症状があります
・数を唱えられても、「何個?」に答えられない。数の概念が身につかない。数の大小が分からない。
・繰り上がり、繰り下がりの計算が出来ない。
・九九が覚えられない。
・文章題になると式が作れない。

 

算数障害の子どもへの対応方法・教え方のポイント

算数障害の子どもへの対応方法・教え方のポイントは、つぎのとおりです。

指をさして個数を正しく数えることを遊びや生活の中で身に付けるまで繰り返しましょう。
また、あわせる、引く、掛け算、割り算などの概念を、具体物を用いて繰り返して身に付けましょう。
文章の意味が分かると、式が作れるようになります。
繰り上がりや繰り下がりの概念が分からない子どもには、10の「かたまり」の概念を付けるために、お金やお菓子の1箱などで、10の「かたまり」の概念を付けていきましょう。

 

このような、具体物を用いた教え方は、知的障害のある子どもや、算数が苦手な定型発達の子どもにも、理解しやすい方法ですよ。

 

こちらに、学習障害の子どもに共通する対応方法や、
勉強・家庭学習を楽しく長くやり定着させるるコツ
算数を得意にするために幼児期にやっておきたい5つのことについて書いています。

良かったらこちらも参考にしてください。