発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声

言葉が遅い子 お友達を嚙むことが激減して言葉で伝えられるように 成長事例

言葉が遅い子 お友達を嚙むことが激減して言葉で伝えられるように 成長事例

3歳、この春、幼稚園の年少さんになった子の家庭療育プログラム「ベーシックプログラム」の成長事例をお伝えします。

 

家庭療育プログラム開始前

どんな言葉が出ていますか。

喃語、単語、二語文
パンちょうだい、だっこ、あけて
落と・・(物)
落ち・・(自分)

恐竜(の塗り絵をしたい)

長く喋ろうとすると、意味不明の喃語になります。
  

 

言葉で困っていること、うまく通じないと思うこと、はどんなことですか?

自分の思っていること、やめてほしいことをうまく言えなくて困っていると思います。
(幼稚園などで、噛み付いてトラブルになったりします)

 

質問の意味の理解と受け答えについて 答えられるものと答えられないもの

以下の質問について、答えられるかどうかそれぞれ教えてください。

 どっちがいい? →指さし、口頭「こっち」でできる
 犬はどれ?  →答えられる
 〇〇する?、〇〇食べる?など、うん/ううん で答えて欲しいような質問も、難しいです。うん、と答えることを教えると、ほしい?と聞いた時だけ、うんと言いますが、よくわかってない感じです。

 「何してる?」などの質問には答えられない

 

共感の会話について どんな言葉が出ていますか。どんな会話をしていますか

共感の会話 テレビを見ながら共感して会話することはできますか?

 話す場合はどんな風に喋ってくれますか?
  →トトロが消えたのを見て、「ととろ ない」
   「ちっちゃい トトロ」
   「ママ ニャー!」(ねこバス出てきたよ) など

 

共感の会話 遊んでいるときに共感して会話することはできますか?

 話す場合はどんな風に喋ってくれますか?
  →見つけたもの、気づいたことを単語で教えてくれます
   おっきい、ちっちゃい、あか、あお、ライオン
   

共感の会話 お散歩しているときに共感して会話することはできますか?

 話す場合はどんな風に喋ってくれますか?
  →「ママ むし」「ママ クモ」「ママ カンカンカン(踏切)」

振り返りの会話 今日の出来事を振り返って、会話することはできますか?

 話す場合はどんな風に喋ってくれますか?
  →「せんせー ボール ポーン ブブー」 
    (先生がボールを投げたらだめよって言ったのかなと思ってますが、わかりません)

 

制作遊びはどのくらい出来ますか

●制作遊びの力 粘土遊びはしますか?型抜きはできますか?お団子は作れますか?

  →型抜きはできますが、お団子はちょっとわかりません。

●制作遊びの力 お絵描きはどの程度できますか?
  →グルグルグシャグシャに描くこともありますし、顔を描くこともあります。目と口、髪の毛を描いたりします。

●制作遊びの力 塗り絵はどの程度できますか?
  →絵があっても線を気にしない、気にしても大きくはみ出してグシャグシャに塗ります。

●制作遊びの力 折り紙はどの程度できますか?
  →一緒に半分に折ろうとしても、自分の好きなようにやってしまいます。

関わり遊びの力・ルールの理解はどのくらいできますか 

 手遊びなどのまねは出来るが、
 ルールのある遊びが理解できない(鬼ごっこ、かくれんぼ、じゃんけんなど)

身の回りの事はどのくらい自分でできますか

・トイレのタイミングが合わない、成功しない
・スプーンが握り持ち
・上の服が脱げない・着られない 
・服を着れない・チャック・ボタンがまだ出来ない
・服を裏返したり畳んだり干したり、ハンガーにかけたり出来ない

家庭療育プログラム開始前にプログラムで効果を期待していたことはどんなことですか

言葉を使ったコミュニケーションがもっと上手にできるよいになり、
身の周りの自立につながっていってほしいと思っています。

 

6ケ月後のアンケート 家庭療育プログラム:動画プログラムを受講後の子どもの成長・出来るようになったこと

子どもの成長・出来るようになったこと

折り紙、粘土などは自分から楽しく取り組み、自分で○○を作るという目標をもって折ったり作ったりできるようになりました。「ママ、まんまる!」といってもってきてくれたりします。
塗り絵はまだ、たくさんはみ出します。私が横から口出ししたり手出ししたりするのは嫌がります。でも塗り絵やお絵描きは好きで、キャラクターをまねして描いたり、機嫌よく塗ったりしています。もう少し枠を意識して塗り絵してほしいと思っています。

鬼ごっこなどは、ルールをよく理解してできるようになりました。
じゃんけんも、まだ最後まで完璧ではないのですが、できるようになれそうです。

衣服の着脱は、先生に教えていただいてから割とすぐに、自分でできるようになりました。スプーン・フォークの下から持ちや、お箸なども、ピストルバーン♪が気に入って、声をかけると意識してできています。完全にお箸が上手に使えるようになるにはまだまだです。

言葉の力はどのくらい伸びましたか?困りごとは解決しましたか

言葉は、おかげさまで確実に増えました。
幼稚園や、療育の先生方にも驚かれます。

 

当初、幼稚園で自分の思いが通らずお友達を噛んでしまったり、気持ちが理解されず、怒られて泣くだけだったりしていましたが、言葉を使えばうまくやっていけるとわかったようで、一気に減りました。

 

初めに先生にご相談したころは、単語で、名詞が少し出始めていたくらいでしたが、今は二語文、三語文が出ています。
なにより、本人が、言葉のキャッチボールを楽しんでいて、長く会話が続けられるよになりました。

 

「ねえ、ママ、みて、ほら、海がキラキラしとるお(よ)!」
「ママ、これ、ぶどうみたい。でも、ぶどう、ちがう。」

 

子「ママ、にいに(兄)なにしよる?」
母「さあ、お勉強しよるんじゃない?」
子「ちがうよ、ゲームしよるよ!」
(知っててきいたんかーいって感じです(笑))

 

これは療育帰りの車の中での会話ですが、
母「今日の給食、何食べた?」
子「えっと-、おにく!おにくたべたお(よ)!」
母「お肉たべたの~、おいしかった?」
子「おいしかったお!」
母「そうなんやね、おかわりしたん?」
子「おかわりしたお!」
母「ごはんは?いっぱいたべた?」
子「ごはんたべたお!パラパラしたお!」
母「ふりかけかけてもらったんやね!今日は何色のふりかけ?」
子「きいろ!おいしかったお!」
母「きいろのふりかけ、おいしいよね、よかったね!ほかにも、なにかあった?」
子「みかん、みかんあった!あとー、キャベツたべた」
母「すごいねー、いっぱいたべたんやね!スプーン、フォーク、おはし、どれでたべたん?」
子「おはし(エジソン箸ですが)」
母「そっか、おはしで食べれたんやね」

 

こんな感じで会話のキャッチボールができるようになりました。
まだまだ自分からペラペラと・・・という感じではなく、
長文になると喃語のように何を言っているのかわからないこともありますが、
かなり成長したと思います。

 

子供は、幼稚園の未満時クラスから、
正式に年少の幼稚園生になりました。

 

よく知ってくれている先生が担任になったこともあり、
園自体にも慣れていたので、
順調な滑り出しができた・・と思っていました。

 

子供も、友達にも自分からかかわるようになり、
製作活動も、みんなでのお集まりもすきで、
毎日楽しそうではあります。

 

先生も、全然手もかからず、
集団行動もできでいますとのことでした。

 

が、ひとつ気になることがありました。
園で、こんなことがありました。
先生が「〇〇を・・(1)して、△△を・・(2)するよ」
とみんなに声かけしたそうです。

 

うちの子は、先生が気づいたとき、
〇〇を・・・(1)ではなく、
(2)していたそうです。

いままで、未満時クラスでもそんなことしたことなかったのに。

周りの友達のようすもよく見ているなんて聞いていましたが、
よっぽど自分の聞いたことに自信があったのでしょうか。

 

先生に「どうしたの?」というように声をかけられると、
とても悲しそうだったそうです。

最初と最後の、 「〇〇を」「・・(2)する」のことばしか
聞き取ったり処理したりできなかったのかなー、
これが、一斉指示が通らないということか・・・と思いました。

期待した効果は得られましたか

はい、とても勉強になりました。そして、子供の成長につながりました。

プログラムの内容 やりやすさ・気づき

プログラムは取り組みやすいものでしたか?何がやりやすかったですか。
一つひとつが具体的に示して頂いていたので、取り組みやすかったです。動画は何度でも見られるので、見逃したところ見返したり、何度も見ることで新たな気づきもありました。動画の中で、たとえば衣服の着脱など、先生がやってみせてくれるので、よくわかりました。

プログラムで気づきはありましたか?

>こんなことで子どもが伸びるんだ、これは気づかなかったなど。
動画の最初に、なぜこれを教えるのか、を先生が説明してくださっているのが、私にとって新しい気づきでした。具体的な声かけなど(ピストルバーンや、衣服の着脱のときのトンネルなど)を教えてもらって、ちょっとしたことで、子供はわくわくしながら取り組めるんだなと思いました。

 
家庭療育プログラム 動画プログラムを受講して 現在の状況

カードを使った簡単なゲームも、ルールを理解しできるようになりました。(最初はそのルールを守って、「負けちゃった」ということができていましたが、最近では勝ちたくでズルをしたり、負けると泣いたりします。これも一つの成長過程でしょうか)

ハサミは、まだまだです。自分の思うままにジョキジョキと切って切り抜くという感じはありますが、上手に2方向にはできません。ただ、工作などは好きなので、コツコツ続けていけばなんとかなるかなと思っています。

 

最後にメッセージがあればお願いします

6ヵ月のプログラム、大変勉強になりましたし、おかげさまで子供もぐんと成長してくれました。

先日いただいた先生からもメールの中に、
<日常会話を支障なく話す>
・なんで?など理由を理解して答えられる
・自分の気持ちとそう思う理由が話せる
・細かい事も説明できる
・順序だてて話せる
・前置きできる
・抽象的な質問にも答えられる

ということが書かれていましたが、まさに、今後の課題だと思っています。

今は、少し複雑な内容や、写真や幼稚園のお便りを一緒に見ながら振り返りの会話をするなどしています。少し時間をおいて、ちょっとまた前進してきたなと感じた頃、また上記のようなさらに上の課題の取り組みもお願いしたいと思っています。
本当にありがとうございました。
また宜しくお願いします。

 

上記は、家庭療育プログラム「ベーシックプログラム」で支援した6ケ月の成長事例です。

 

<関連記事>

言葉が遅いと、言葉で言えないために「噛む」などの不適切な行動で意思表示してしまうことがよくあります。こちらも参考にしてください。