折れ線型自閉症の予後が悪い!?「言葉が消える前の単語が戻った!」
2015年11月28日8:00 AM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声
折れ線型自閉症の予後が悪い!?「言葉が消える前の単語が戻った!」
折れ線型自閉症とは?発症の時期や症状は?赤ちゃん時代は?
赤ちゃん時代からの発達は順調に見え、1歳半や1歳の終わり頃には、幼児語のマンマやパパなどの言葉が出始めて、言葉や発達が順調に行っているように見えたが、2歳前後から意味のある言葉が無くなっていき、発達曲線が折れ線を書いたように、2歳前後で上向きから下向きに変わるため、「折れ線型自閉症」と呼ばれています。
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>>自閉症とは・特徴
2歳前後に発達が後退する時期が、弟や妹ができる時期と重なることも多く、下の子の出産で会えなかった寂しさや、下の子へのやきもちによる精神的なものだと思い、一時的なものだと子どもの成長を待っても、声掛けを増やしたり接する時間を増やしたりしても改善しないために、相談に行くというケースが多いです。
折れ線型自閉症では?と言われた2歳になったばかりのお子さん(自閉症)のパーソナル療育プログラムの事例
ねんね、アンパンマン、あと、ワンワンワン…が出てきました。
おそらく、いないいないばあのワンワンのことだと思われます。
言葉が消える前に出ていた単語が、順に戻って来ています。本当に嬉しいです。
折れ線型自閉症は予後が悪くなるとインターネットなどで見る度に絶望していましたが、もうインターネットを見て一喜一憂するのはもうやめます。
インターネットを見て泣く暇があったら、信じて希望を持って家庭療育に邁進したいです。
こちら、パーソナル療育プログラムを3ケ月続けられている2歳のお子さんのママが感想を書いてくださいました。
折れ線型自閉症は予後が悪い!?折れ線型自閉症と療育について
私も、折れ線型自閉症の予後が悪いということを耳にしたことがあります。
就学頃まで言葉が戻ってこないことが多く、かつてはそう言われていたようです。
でも、近年では、早期療育によって、早い段階で言葉が戻る例があり、予後が悪いというわけではない、とされています。
私も、折れ線型自閉症について、こんな風に思っています。
◆発達が折れ線になったことに親が気が付くのが遅れる
◆発達が折れ線になる前の姿が頭に残り現在の状況を受け入れられなかったりする
これらにより「療育が遅れる」ことも、大きな原因じゃないかな。
子どもがどんな病気だから、とか、どんな障害だから、とか、それを理由に子育てをあきらめないで欲しいな、と思います。
たとえ諦めても、産んだ子はお腹には戻りません。育てる義務がある。
育児が楽しみではなく、ただの義務になってしまったら、辛いのはママ本人なんです。
一人でも多くの人に、子育ての楽しみを味わってほしい。
子どもの出来ないことが出来るようになる、その成長の喜び。
それは、大きな成長でなく、些細な事でも、昨日できなかった事が今日出来るようになる、その喜びを感じられる、そんな子育てをしてほしいと思います。
そのために、ご家庭でできる家庭療育プログラムを作ってバックアップしています。
言葉が出ない・遅い・発達障害・自閉症の子の言葉や発達を促す育て方をお伝えします
自閉症の子どもの言葉の遅れと対処方法
言葉が出ない・言葉が遅い・発達障害や自閉症の子どもの発達や言葉の発達を促す育て方:家庭療育の方法をお伝えします。
<【保育士監修】お役立ち情報>
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▼言葉が出ない・自分の要求が伝えられないお子さんにはこちら
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ことばで伝えられると、癇癪やパニック、叩くなどの不適切な行動もなくなって、ママも楽になりますよ。
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パーソナル療育プログラムと言葉集中療育プログラムでバックアップしています。
子どもが出来るようになると、ママも育児に自信が持てるようになりますよ。